2015年3月4日水曜日

診療所のアポに大遅刻!

少し前の話になりますが体調を崩し、知人の医師から紹介を受けた町中のクリニックに行きました。
これまでさんざんインド人の押しの強さや時間のルーズさにイライラさせられてきた私がまさにルーズで押しの強いインド人のような動きをしていたという、その時の顛末をご報告したいと思います。

まず紹介してもらった診療所が開くのが午後3時とのことで、3時に電話をしてアポイントを取ります。お医者さんの秘書と思われる女性から翌週のアポを提案されたので、知人の医師から指示された通り緊急事態なので今日診ていただきたいと押し問答を3往復。午後5時にアポを入れてくれました。

ところがその前の予定が押してしまったことに加えて渋滞もひどく、クリニックに着いたのは夜の8時。秘書の女性がまさに帰る瞬間で、あなた5時って予約したのに今頃来たの!とあきれられました。

「ごめんなさい、どうしても具合が悪くて起き上がれなくて、それでも必死に今来たの。とても気分が悪いので診察お願い」と、厚顔無恥とはまさにこのこと。インド人、そして特に病院で働くインド人が弱っている人間には優しいことを利用する自分のずるさに今でもあきれ返ります。でもその時は本当に痛みが強く気分も悪く、結構必死だった。顔色も悪かったので信じてもらえたのか、結局診察室に通してもらい、物静かなお医者さんから問診と触診を受け、薬の処方箋と検査の指示を受けることができました。

検査のためのラボは車で5分ほどの距離にあったのでその足で直行。その時点で夜の9時。検査を受け、支払いとレポート受け取りの日程を確認して薬局へ。9時45分。処方された薬を購入して帰路につきました。

夜8時からの診察、9時に検査、10時近くなってからの処方薬の購入など、日本ではあまり考えられない時間の医療サービス。わがままな私にとってはもちろん、働く人にとっても優しいインドの医療体制でした。

この甘え、インドだから何とか許される?ようなものの、日本に行ったらスイッチを切り替えないと…


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2 件のコメント:

  1. まりぼんさん、おはようございます。
    インドでの医者通いのエピソードありがとうございました。
    幸いにも、長いインドとのあつきあい(最初の出張からだとすでに3年が、赴任後でも
    1年ちょっと)ですが医者にお世話になったので数年まえに風邪をひいてしまい
    ホテルドクターにお世話になったことがある程度でまだ直接医院に行ったという経験がありません。確かに、インド人の時間に対する感覚は我々日本人からすると大きく
    ことなりますが、きっと自分がその環境に置かれた時には今回のまりぼんさんのような対応をするんだと、自分でも想像しました。
     時間の感覚・・・1minite    ,5分から10分
               2minites   、30分程度
               tommorow .こう言われたらいつかは不明ぐらいに考えないと
     だめなんだと最近、自分でもなれたのが怖い感じです。

       @オーランガバードの住人

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    1. オーランガバードさんこんにちは。
      病院も時間の感覚も、慣れれば落ち着くのですがそれまでは驚きの連続ですよね。そうおっしゃっていただけてほっとします…

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