2016年2月29日月曜日

インドに持ってきてよかったもの、不要だったもの 1


3年前の今頃、インド行きの辞令を受け取りました。

引っ越しに当たって荷物の選定は本当に迷ったのですが、3年弱暮らしてみて持ってきて良かったもの、要らなかったものを一部ご紹介したいと思います。
今回の記事は先にインド入りした夫「ヨギ(日本人です!)」の意見も取り入れました。

国内転居異動経験もなく、海外異動も初めての我が家。
何度も経験された方からするとまだまだかもしれませんが、笑って読んでやってください。

ある程度家具の付いたアパートを借りているので家具類はあまり参考にならないかもしれませんが…。

インドで手に入るものは現代だとamazon.inやflipkart.comで確認できるので、価格やデザインなどを事前に確認して納得できれば日本から持ってこなくてもいいと思います(ヨギ)。
これらe-コマースサイトでの買い物は大変快適です。
受け取り時代金支払いが簡単に出来るので安心感も高いですよ。

会社が手配してくれた引っ越し会社は、すぐ使う少量の荷物を航空便で、主なものは船便で送るというスタイルでした。
まず何を航空便にしたらいいのか、迷った記憶があります。

何でもすぐ使うと言えば使う、使わないと言えば使わない。
後から「航空便で(/にすれば)良かった!」と思ったものはこちら。


~航空便で/にすれば良かったもの~
*趣味のスポーツ道具(ゴルフ、テニス、サッカーグッズ)
意外とすぐに必要、というか週末にお誘いいただいたりするので割とすぐに必要性を感じます。

*スーツ、革靴類
次項「手荷物」の処で説明します。

*サンダル
ビルケンシュトック、クロックス、ハヴァイアナスなどお好きなブランドがあればお持ちになった方が。
無いことはないですが選択肢は限られます。更に激しく高い輸入関税のせいで日本より割高。
ムンバイは年中温暖なので、休日用の靴、室内履きとして重宝します。

*調理器具
鍋やフライパンなど、インドで買っても案外高いか質が悪いのでお金の無駄になってしまうかも。それであれば日本から持って行ったほうが気持ちよく使えます。
菜箸はインドでは買えません。
が、ヨギ的にはインドもので十分とのこと。こだわりの問題のようです。

包丁は私達の時はたしか航空便に入れられませんでしたが日本の包丁になれているとインドのものは使いづらいので手荷物で持っていきました。

*当面の食料
お仕事をしながら口に合う食べものを探すのは意外と大変だったりするので、常温でも大丈夫なお米や味噌、麺類、レトルト食品など、簡単に食べられる当面の食料の在庫があると安心だったとは1か月先にインド入りしたヨギの言です。
できるだけ当地で調達できる食材で暮らしていきたいとは思いますが、異動・転居・インド
(国そのもの!)などストレス要因がただでさえ多い時期なので、たまにでも馴染みの味に触れられるとほっとします。
レトルトご飯、インスタント味噌汁は料理をなさらない方にも。
野菜類は簡単に手に入るので、鍋キューブとか野菜炒めの素とかも良いのかも。

*高機能ムヒ(かゆみ止め)
基本的に医薬品はインドもので十分ですが、ムヒαはインドの方からお土産に頼まれることがあります。インドのものより効くみたい。航空便のすき間に1本入っていると安心です。




長くなってきてしまったので、明日の記事では手荷物で持ってきてよかったもの、船便でも要らなかったものをご紹介します!



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2016年2月28日日曜日

全然インドじゃない!おいしい!新オープンのオーガニックレストラン

情報通のマダムたちに10日前に新オープンしたばかりのおしゃれレストランに連れて行っていただきました!!!

ムンバイではなかなかないオーガニックレストラン。

不必要にスパイシー、なぜかガーリックたっぷり、味付けが濃い、グレービーが無駄に多い、盛り付けが雑、おしゃれ感のポイントがずれたインド的洋食なんてもう見たくない!
という方にも胸をはっておすすめできる美味しいお店でした!


外観からしておしゃれ…♡
青山?表参道?風の洗練された雰囲気、ムンバイ/インドではない感じ。
入口だけでも◎!

周りはごちゃごちゃ、廃墟風のビルに囲まれています。ここだけ切り取ると別世界(笑)

内装はこんな感じ。
来てみて初めて気付いたのですが、この場所は以前Nico Bombayというこれまたおしゃれなレストランでした。
同じオーナー、同じスタッフで、レストランのコンセプトを変えて新装オープンしたようです。

ということで内装は以前とほぼ同じ。オープンキッチンなスタイルも変わっていませんでした。
以前のレストランもとても美味しくって何度かリピートしていたのでお料理も期待が持てます!

オープンしたばかりですが既に2年近く運営してきているだけあってスタッフもこなれているしサービスもスムーズ。
インドにありがちな、オープンしたては100%の力が出し切れない感じではありませんでした。

新しいお店のコンセプトは店名が示す通り、"Farm to Table"。
オーガニック野菜、化学薬品を使用していないもの、インド産の安心食材を、カジュアルにわいわいシェアしながら楽しんでもらいたい、というスタイルなんだそう。
こんなコンセプトのレストラン、東京や他の大都市では今や当たり前ですが、ムンバイにはなかなかありません。
嬉しい!

ということでフレッシュな野菜が楽しめそうだったので、前菜はサラダにしてみました。
4人で分けるくらいでちょうどよい量。
ドレッシングが多すぎず濃すぎず(インドは濃いめドレッシングがデフォルト)、フレッシュなグリーン、柑橘の酸味とチーズのバランスがよくてさっぱりと食べられました。

更にチーズが選べるチーズプラターもあったのでああでもないこうでもないと言いながらチーズも選んでお試し。
全部インド産(産地はポンディチェリ、バンガロール、グジャラート)だったので価格もお手頃。
ジャムやピクルス、パンはプラターにデフォルトでついてきます。
これはお酒飲みたい!

おしゃれテーブルのおかげで写真がインスタグラム風!?(自己満です)

オープンキッチンには立派なピザ釜があり、オーナー(と思われる人)もピザをお勧めしていたので、彼のおすすめピザのなかから赤いトマトソースのペパロニと白いチーズソースのルッコラピザをチョイス。

こちらも4人で2枚でちょっと多め?でも美味しいから食べられてしまう!という感じでした。
生地はもちもち、でもパリッと焼けていて、ムンバイNo1ピザ屋さん、Pizza Metro Pizzaを上回るかも…♡
もちろんピリ辛でもありません(笑)。
うまし!

写真を撮りそびれたのですがこのお店、ミクソロジスト=オリジナルのカクテルを創作する専門の人がいて、独創的なカクテル、モクテル(ノンアルコールカクテル)を飲ませてくれます。
4人それぞれに違うモクテルを頼んだのですが、どれも絶妙なバランスで美味しかった!
個人的には青汁のような見た目なのにとっても爽やかな味のOxey Moxyというモクテルが一番好きでした。
店員さんもおすすめ。
マズそうな中身なのに、大概のお客さんが美味しいとおっしゃいます!とのこと。
季節の生フルーツを入れてくれるラッシーも美味しそうだったな。

他にもパスタや、お腹いっぱいすぎて力尽きてたどり着けなかったデザートもここは楽しめそう☆
また行きたいお店でした!

晩御飯が食べられないくらいたくさん食べて、お会計は1人800ルピーとお財布に優しく。
お酒もある一定レベルのインドワインが揃っていて値段もMRPの2.5倍と良心的。

3-4人以上で行った方が楽しめそうなこちらのレストラン。
行けてよかった~誘ってくださったマダムに感謝です!!!
誰かまた誘ってください~♪(他力本願。笑)

場所はFort/Kala Ghoda、有名シーフードのTrishnaの近くです。

Farmer & Sons (Zomatoにリンク)




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2016年2月27日土曜日

マハラシュトラ流プージャ(お祈り)をしてもらいました!

お祝い事があり、お世話になっているインド人マダムたちがマハラシュトラ流のお祈り儀式をしてくださいました。
会場はとても立派なお宅。
まずはお祈りパート。
美しい葉っぱの形のトレイの上に火をつけたオイル、額につける赤い練り物を持って最重鎮マダムが登場。
顔の前でトレイをぐるぐると回し、額に赤い印(ビンディ)を付けてもらいます。

ビンディは口紅のような素材でした。

続いてこちらも重鎮マダムがココナッツとお米を服にまいてくれます。
お米は頭にも。
本来であればサリーやルーズなブラウスのドレープにココナッツを入れるのだと思いますが、この日たまたま着ていた服がチュニックだったので余りの部分でココナッツとお米を受け取りました。

続いて贈り物をいただき、


最後にお菓子を食べさせてもらいます。
手でつまんでお菓子を口に入れてもらうので子供みたいでちょっと恥ずかしかったですが、こちらではこれがお作法なのだそう。
今回のお菓子はジャレビーでした。
Jalebee。画像はFlickr.comからお借りしました。

プレゼントは写真で肩にかけているショールをいただきました。
慶事のプレゼントはこのような明るい色と決まっているということでした。

最後はココナッツを抱えて記念撮影で終了。
ココナッツとお米もギフトの一部とのことで持ち帰らさせていただきました。

こういったことは万国共通(アジア流?)なのか、儀式の大事な部分から順に集団のランキングが上(年齢、地位など)の方が任されるようです。

簡略版だとは思いますが初めてインド流、マハラシュトラ州流のお祈りをしてもらった貴重な経験となりました。
この中にはヒンドゥ教徒以外もいるのですが、宗教の壁を超えて儀式をしてくださり、皆さんの暖かな気持ちに包まれました。

とても嬉しかったです。


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2016年2月26日金曜日

裁縫は苦手。でもインドなら大丈夫。

我が家から約300メートルのローカルテーラーさん。懐かしいミシン、現役です。

正直、家庭科系科目は不得手です。

ところが我が夫は義母が大変なお針上手なため、女性であれば縫物は簡単に出来ると思いこんでいる男。

簡単に「これ縫っておいて~、明日着るから」と渡されても困ってしまう。

今回はユニフォームへのワッペンの縫い付けを頼まれてしまいました。

でもインドなら大丈夫!

どこの街角にも必ずいる仕立て屋さんにお願いすれば、あっという間に仕上げてくれます。
裾上げ、縫い付け、ボタン付け。
オーダーのシャツやズボンを製作するのが本業なので簡単なお直しはお手のもの。
その場であっという間に仕上げてくれて、料金も格安なのです。

今回はワッペンをミシンで二重に縫い付けてもらって10ルピーでした。
(簡単すぎると無料でやってくれたりします。優しい。)
自分で1時間かけてやるより断然いいよね♪


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2016年2月25日木曜日

ドーサの気軽なお昼ご飯

お昼ご飯で一人外食。

何でもない食堂に入ってしまったので選択肢も少なく、インド軽食かサンドイッチのみ。
スープを食べようとしたらインスタントですけど良いですかと確認が入り…。

結局マサラドーサにしました。


ドーサの中のカレー味ポテトと刻んだフレッシュコリアンダーリーフ(パクチー)の入ったココナッツチャツニが特に美味しかったです♡

食後のマサラチャイもつけて70ルピー。安っ!



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2016年2月24日水曜日

念願叶ってトリップアドバイザー1位のローカルターリー屋さんへ初訪問

ターリーとは、この下の写真のようなお皿に乗った各種インド料理セット定食です。
複数のカレー、パン、ライス、ソース、漬物、バターミルク、デザートで構成され、基本的にはお代わり自由、食べ放題。

南インド式だと同じシステムがバナナの葉の上で行われ、「ミールス」と呼ばれる、というのが私なりの理解です。

完全ベジタリアン食です。

ムンバイの中にもターリー屋さんはいくつかあるのですが、その中でもトリップアドバイザー1位のお店がなかなかローカル度が高そうで誰にも付き合ってもらえず、ずるずると2年くらい経ってしまっていました。

なかなか良さそうな評判を複数のグジャラート人(このお店は西インド・グジャラート州の料理のお店)と日本人から聞いていたので、日本からの訪問者が訪れたこの機会に有無を言わせず訪問してみました!


南ムンバイ、Marine Lines駅の近く。クロフォードマーケットからもあんまり遠くない場所です。
お店の前の通りはこんな感じ。
「地元」感の強い通り。


お店の入口です。古~いビルの2階がお店のようです。
トリップアドバイザーの写真よりは綺麗な感じ。
AC無しを想定していたのですが、ACルーム有と表に書いてありました。
(エアコンの有無はレストランの高級度合を測るのに解りやすい指標です。)


店内はこんな感じ。
あらかじめすべてのテーブルに空のお皿とナプキン、スプーンがセットしてあります。

お客が席に案内されるとまずボトルのミネラルウォーターが注がれ、そこから前菜、パン、カレーやらソースやらお漬物やらを装ってくれる人たちが次から次へとやってきて、ある程度お皿に乗り切ったのが最初の写真。
冷めるから早く食べなさいと促されるところを抵抗しながらずっと待って写真を撮りました。

給仕人は英語があまり通じませんが、レストランマネージャークラスの英語はかなり上手。
特に不自由なくお料理の説明も聞けました。

お料理はどれも美味しい!!!
これまでの数少ないターリー経験のなかでも一番好きかも!
甘すぎず、辛すぎず、油っぽ過ぎず、優しい味ですいすい食べられてしまいます。
(とはいえ1ラウンドで結構おなかいっぱい。油の使用量は和食とは比較になりません。)

この日は日曜日。
日曜日は料金も高い代わりに特別メニューらしく、いつもよりデザートが種類豊富で全種類が食べ放題なのが自慢なよう。
パンも8種類くらい?全部ちょっぴりずつ味見をさせてもらったのですが、どれも焼き立てを持ってきてくれてとっても美味しかった!

普段は苦手な前菜のドクラ(黄色いカステラのようなおかず)もホカホカと湯気の上がる状態で持ってきてくれたりして、なかなかここまで手の込んだお料理は食べられないなーという感じでした。

最後は白米、炊き込みご飯、キチディ(お米と豆で作ったお粥のようなもの)と3種類の米料理が出てきて〆。

炊き込みご飯「プラウ」
久しぶりにグジャラート料理をお腹いっぱい食べました!

ローカルな場所にあるローカルなお店かと思ってこれまで勢いが持てなかったのですが、場所はローカルなもののお店は意外と(失礼)綺麗で、何よりお料理の味が美味しかった!

日本から来たばかりの訪問者も「美味しい」と満足していたので日本スタンダードで美味しいんだと思います!

日曜日のターリーは600ルピーとなかなか高級店なお値段です。
平日は500ルピー。平日は軽い食事も200ルピーで食べられるよう。

店内はひっきりなしに身なりのよいインド人のお客さんが訪れていて、人気店であることがうかがえました。
値段、高いもんね。。。
女子的にはお手洗いが清潔&水洗&トイレットペーパーありであることもポイント高く。

個人的には味が美味しかったので再訪したいところでしたし、
訪問者と一緒にクロフォードマーケットに行ったあとに引き続きローカルな気分に浸りたいときもとってもおすすめのお店です!


Shree Thaker Bhojanalay (Zomatoのページにリンク)






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2016年2月23日火曜日

パエリアディナー♡と、インド生活者のシーフード味への創意工夫

やっぱり本物のあさりたっぷりは美味しい☆けどここはインド、いつでもそういう訳にはいきません!

数年前のスペイン旅行でテンションが上がってパエリア鍋を買って以来、パエリアがちょこちょこ我が家の食卓に上るようになりました。

いただきもののインド産サフラン、常備してあるお米が思い立ったときのパエリア制作に役立ってくれているのですが、問題はシーフードの入手。

思った時に思ったものが揃わないインド生活のなかで、写真のような豪華なパエリアが出来るのは年1回あるかないかです。

今日はシーフードの気分!でもシーフードが手に入らない!
そんなフラストレーションを解消してくれるインド生活の友を3つご紹介します。


①あさりダシダ
画像は「おいしい韓国」というサイトからお借りしました。

韓国のだしの素、のなかでもあさり出汁ベースの「あさりダシダ」。
そもそもはスンドゥブチゲが食べたいのにあさりが手に入らないフラストレーションから購入したこちら。
パエリアの時にもばっちり活躍してくれます。
その他、ボンゴレ(風味)パスタ、野菜炒め、シーフード(風味)チャーハンなど、あさりの出汁が効いていて欲しいなーと思うときにひとさじ。
普段の食生活では化学調味料を忌避していますが、化学の力の偉大さを感じられます。


②オーネ フュメ・ド・ポワソン
画像はアマゾンよりお借りしました。
マスコット社の洋風シーフードスープストック、フュメ ド ポワソン。
こちらも洋風シーフード料理に大活躍。
本体がいなくてもそれっぽい味になり、さらに化学調味料の嫌な味がかなり少ないという偉大な商品です。
我が家のパエリアには必須。ものすごく美味しくなります。


③シーフードの缶詰たち
なぜかスペインはシーフードの缶詰が安くて豊富。
お隣フランスに行くとガラッと缶詰ラインナップが変わるのは本当に不思議ですが、スペインで大量に購入してきたシーフードの缶詰たちをちびちび使って具材にしています。
イカ墨缶、オリーブオイル漬けのタコに貝類など種類豊富でどれも美味しい!
日本のものだとシーチキンもいいかもなー。


と、この様に多様なシーフードもどきを炊き込んで喜んでいます。
日本や先進国であれば苦労なく手に入るであろう新鮮シーフード。


化学調味料や缶詰では本物の味にはもちろん追いつけませんが、少しでも気分が味わいたくて。

がんばってます!



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2016年2月22日月曜日

ついに出会えた!マスタードフラワー!100%インド材料で和食

2年前にデリーからアグラに行った時、高速道路脇のマスタード畑を見て思っていたのです。

菜の花みたい。菜の花食べたい…。って。



どちらもアブラナ科に属する菜の花とマスタード、そっくりの黄色い花が咲きます。

マスタードシードにマスタードオイルはインド料理には不可欠な素材。
さらに西洋からし(粒マスタード)も最近ではインド産が手に入りやすくなり、どこかには絶対あるはず!と思いながらずっと見つけられなかった、マスタードフラワー。

何となく見ていたクロフォードマーケットのいつもの八百屋さんでついに見つけました!
ほうれん草にまぎれてさりげなく並んでいた緑の束。

お店のおじさんから「マスタードフラワーいらんかね」と言われて飛び上がって(まぁ、足元はびちょびちょで実際に飛び上がったら野菜くずと水で確実に転びますが)しまったので値段がうろ覚えなのですが、1束20ルピーだったかな?

左から、かぼちゃ、マスタードの花、にんにくの芽

こちらも珍しい、分葱のようなspring garlic(にんにくの芽?)とともにウキウキしながらお家に連れ帰りました。

早速よーーーく洗ってさっと茹でてみます。
やはり菜の花と違ってピリッとくる辛さはありますが、春の訪れを感じられるフレッシュな味。

菜の花はからし和えにするのが好きですが、からし菜のからし和えはちょっと刺激が強そうなので、胡麻和えにして美味しくいただきました。

いただいた折り紙のお雛様と共に春気分♪
ゴマも含めて全部インド材料なのに完全な日本の味♪
完全なる自己満足の世界ですがとっても幸せな気持ちになりました♡




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インド生活3年目、幸せ感度はかなり高めです♡

2016年2月21日日曜日

カラゴダアートフェスティバル



Kala Ghoda Art Festivalに行ってきました。

毎年気になりつつ、例年この時期はかなり多忙で逃し続けてきたこのイベント。
3年目の正直です。嬉しい!

Fort地区、カラゴダエリアの道路や駐車場やギャラリーが会場です。
写真たちはメイン会場のPrince of Wales博物館横の道路。
普段は車が激しく行き交う通りですが、道路を封鎖して歩行者天国にしていました。

道の両側にはアートや雑貨を商う出店が立ち並んでいます。
織物や手工芸品、アートをプリントした雑貨や絵画など、見ているだけで飽きない!

歩行者天国にはオブジェがたくさん飾られていて、人々は思い思いに楽しんでいました。

こちらはムンバイがテーマのようです。
この地域はムンバイのアートシーンの中心地でギャラリーがたくさんあります。
それぞれのギャラリーではフェスティバル期間中に工夫を凝らしたイベントを開催していました。

お友達によると焼き物の出店だけを集めた別会場もあったとか。
残念ながら時間切れで行けませんでしたが、そちらも見に行きたかった!

また別のお友達のお子さんは学校の美術制作でカラゴダフェスティバルに出品したとか。
地域の学生さんが参加できるのもとっても素敵です。

奥が深そうなこのイベント。
もっと時間をとってゆっくり回りたかったです!






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2016年2月20日土曜日

もう一つ果物ネタ 食用ほおずき


果物の話ばかりで恐縮ですが、最近よく見かける果物に食用ほおずきがあります。
高級品を扱うところを中心に複数のマーケットで見かけました。

試しに食べてみたのですが、ものすごく甘~いミニトマト?といった感じ。
濃厚な甘酸っぱい味で美味しかったです。

栄養価も高いそうで、鉄分やビタミンA、さらにはコレステロールに効果のある成分も入っているとか。
ただ、子宮収縮効果もあると書かれているサイトもあり、妊娠中の女性は注意が必要なようです。

日本でも栽培地が増えているということなので売っているのかな?
甘味も酸味も濃いので、お料理に使ってもよさそうです。

値段は1キロ100ルピーちょっと。
見かけたら是非お試しください!




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2016年2月19日金曜日

ムンバイ一の本屋さん

内装も雰囲気があって素敵です。

個人的にはムンバイで一番いい本屋さんだと思っている、Kitab Khana。
Fort地区、Flora Fountain前にあります。
ヒンディーやマラーティー(マハラシュトラ州の言葉)、グジャラーティ(グジャラート州の言葉)などのローカル言語の出版物も取り扱っていますが、基本的には英語出版物が主の本屋さんです。

他にも大型書店はいくつかあるのですが、ここの頼れるところは店員さん。
探しているものを言うと大体知っていて、取り寄せ対応が出来る、絶版、ほかの取扱い書店など、必ず何等かの情報を教えてくれるのです。

他の大型書店ではここまで打てば響く対応は得られたことがありません。
言わばインド出版物のコンシェルジュ?

入ってすぐの大きなテーブルにはインドやムンバイ、マハラシュトラ関連の本なども並んでいて、
ついつい見入ってしまいます。
ベストセラーランキングに頼らない本のディスプレイができるのは、店員さんに深い本の知識があるからだと思います。

個人的には新宿紀伊国屋とムンバイKitab Khanaはそういう意味では頼れる本屋さん。

購入時には購入冊数に応じて一冊から割引をしてくれるのでありがたい。

今回探していたものはここには無くて、何となく店内をぶらぶらしていたら子供の本のコーナーに、手塚治虫の漫画ブッダ英語版がセットで3000ルピー程で売っていました。

本場インドで売っているってすごい!

店内奥にはFood for thoughtという名前のカフェもあります。
いつも混んでいるので私は座ったことはないけれども、zomatoの点は高いのでいつかチャレンジしてみたいな!
体に良い食べ物を扱うことがコンセプトのようです。

もちろん日本語の本は手に入りませんがそこはKindleに頼るとして、
新しいムンバイ本や美しいインド写真集なども豊富に揃い、見ているだけで楽しいお店です。

ロンリープラネットの分厚くてカラフルでインドのテキスタイルを模したカバーも全ての写真もとっても素敵なインド写真集、5000円以上する高級本なのですがこちらでは常時ビニールカバーが付いた綺麗な状態で取り扱っていて、いつも買おうか迷ってやめてしまって今に至ります。

欲しい…けど高い…。
優柔不断な私、いつかインドを去るときが来れば思いきれるのでしょうか。
(果たして来るのかな?)

外観はこんな感じ。アーケードの一角にあります。
Kitab KhanaのHPにリンク
読書好きとしては本を食べるというヒンディー語の店名も何となく好き♪


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2016年2月18日木曜日

美味しいインドみかん&出始めのアルフォンソマンゴー

果物屋さんたち。かなりカッコつけてますね。
久しぶりにクロフォードマーケットに行ったら日本のみかんの様な果物が出ていました。
写真手前に山積みになっているものたち。

普段は球体に近い、手で皮がむけるぼやけた味のオレンジを「みかん」と称して我が家では食べているのですが(冷やせば結構いけると思う)
形がよりフラットで日本のみかんに近い感じ。

味も甘味と酸味のバランスが良くて大変美味。
こちらは冷やさなくても味が濃くてパクパクいけます!
12個70ルピーと価格もお手頃です。
果物屋さんによると、これから3週間ほど出回るということでした。

今まで全然気づかなかった。
でもあるうちにまた買いに行きたいな!



そろそろアルフォンソマンゴーと称するものが売られるようになりました。
安いはずのクロフォードマーケットで1ダース1500ルピーとか。
出始めのマンゴーは価格もさることながら残留農薬の問題などもあり敬遠していますが、
マンゴーの山を見るとそろそろムンバイの暑い夏がやって来るサインです。


シーズン終盤ののイチゴは1箱50ルピーまで値段が下がっていました。


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2016年2月17日水曜日

SOIコンサート

2月のSOIシーズンコンサート。

今月は2回目も行く予定です。

ここの所毎回ムンバイに来るたびに行くようにしているのですが、オーケストラの質的には「インドだからね」という感じでした。
それでもライブ、エアコンのきいたホールでの演奏会に気軽に行けるのでたまの気分転換という感じで楽しんでいたのですが…、
今回のSOIは今まで見てきた中で一番よかった!

ゲストのブルガリア人指揮者が良かったのか?
メンバーが入れ替わったのか(メンバーは毎回少しずつ変わっています。インド人もいるけれども外国人率も大変高いオーケストラです)?

何が良かったのかわかりませんが、まとまっていて、曲選択もきっとこのチームの性格に合っていて、最初から気持ちよく楽しめ、後半も心地よく終われました。


お友達おすすめの2回目はまた違う指揮者。
この指揮者も前回良かったそうなので、楽しみです♪



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2016年2月16日火曜日

久々ヒットのローカルお菓子 @ シティベーカリー

インド人のお口に合うベジタリアンでもOKのお茶菓子が必要になり、以前インド人のお友達マダムにビスケットをお勧めされたシティベーカリーに買いに行ってきました。
活気のある店内にはひっきりなしにお客さんが。パンも次々と焼きあがります。
そのお友達からごちそうになったのはレーズンとオートミールのクッキー。
同席していたベジタリアンのほかのインド人マダム達にも好評だったのでそれを目当てに行ったのですが、お店の人に確認したら卵が入っているとのこと。

ベジタリアンでも卵OKな人はいるのでとっても難しいところですが、いちいち説明する余裕もなさそうだったので今回は大事を取ってパス。
(さらに後から聞いたら、通常卵は食べないけれどもお菓子に入っている卵は気にしないというピュアベジタリアンもいるそうで、異文化人としてはどう対応したらいいのか本当に訳がわかりません!)
こんなに試食で出してくれました!太っ腹~

卵無しのビスケットを色々と試食させてもらい、ショートブレッド風のクッキーと源氏パイ風のパルミエでお茶菓子の用は足りたのですが、そこで試食させてもらったピーナツバタービスケット(卵入り)が個人的にはとてもツボで、改めて自宅用に買いに行ってきました。

1枚1枚が結構立派なサイズのこのビスケット。
ピーナツバターが練り込まれていて濃厚、でも甘さ控えめでサクサクで、手作りの素朴な味。
ミルクティーやラテのお友に丁度良いのです。

インド菓子はよっぽどのことが無い限り美味しいと言わない夫もこれは朝からお代わり。
1枚でかなりお腹にたまる罪な味ではありますが、久々にヒットなローカルお菓子でした!

さらにお値段1枚5ルピー♪
ローカルベーカリーでヒット商品が見つかると家計にも優しくてありがたいことです。
分かりやすい外観の有名ベーカリーです。
こちらではちぎりパンのようなPavも1個2ルピー、バーガーパンは1個4ルピー、生地で売ってくれるパイシート(厳密にはPastryのDough)は1キロ200ルピーと良心的な価格設定。

もっぱら朝からご飯派だったのですが、最近なぜか朝パン率が高くなっているのでこの値段はとっても助かります!

City Bakery(Zomatoにリンク)

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パン関連の過去記事をまとめてみました。
パン屋さん好きだなぁ…。

2014/10/12 私の好きなムンバイ史跡探訪 Yazdani Bakery

2015/1/3 美味しいクロワッサン The Rolling Pin The Rolling Pin

2015/2/28 秘密のパン屋さん Harcsh's Bakery

2015/4/14 粉もの強化月間 : City Bakery City Bakery

2015/11/13 史跡級の現役パン屋さん 再びYazdani Bakery

2016/1/31 新オープンのアメリカンベーカリー Spring Street Bakery

2016年2月15日月曜日

Goodearthセールの成果

今年は何人もの情報通のお友達からGoodearthのセール情報が飛び交い、偶然にもピッタリのタイミングだったので幸運にもセールのオープニングに行くことが出来ました!

戦利品はこちら。
こうして見ると木の模様ばっかり!

たまたま日本から訪問者が入れ替わり立ち代わりあるタイミングでも有ったので、新調予定だったリネン類を中心に、去年のセールで一部買ったものの数が欠けていたティーカップも2脚買い足したり、激安だったピッチャーも買えたり、買い足しカップ以外は全部半額(以下)で買えてかなり満足!


例年このグッドアースセールではインド人マダムの購入量に圧倒されるのですが、
今年びっくりしたのは韓国人マダム達の購買意欲でした。


その1は重すぎて持ち歩けず店員さんに除けておいてもらったベッドカバー。
韓国人マダムが通路のショッピングバッグに除けたものを物色していたので
「あの、それ、私が取りおいてもらっているものなのですが…」と声をかけたら
「いえ、これは私のです!」とキッパリ言いきられて持ち去られてしまいました。

最後の1点だったらしく、マネージャー風の店員さんにも文句を言いましたが、買えず…。半額だったのにな。


更にその2は、クッションカバー。
私が手にもって並べて検討していたら、横から手を伸ばしてきた違う韓国マダム。
「あのー、私これ今見てるんですが…」と声をかけたのですが、
「見てるだけですから!」とこちらもキッパリ言われてしまい逆にびっくり。
さすがにこの瞬間は手に持っていたので、彼女から逃げ去りました。


韓国マダム強し!!!
韓国大手企業は景気が良いのでしょうか。
(ムンバイ駐在韓国人は世界中の誰もが知っている有名企業の方が多いようです。)


インドで鍛えられたおかげで日本人の中ではたくましいほうだとは思いますが、それでも本場韓国のセールシーズンにはとてもとてもとても足を踏み込めなさそうです…。

Goodearthセールは本日15日まで。
オンラインでは17日まで。
ストックは毎日補充されるそうです!


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