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2015年4月11日土曜日

ストライキ

お友達に誘ってもらい、久しぶりにいつものゴルフ場に打ちっ放しに行ったら、「キャディはいません。ご協力ください」の張り紙が。

暑~い日中、ほかには誰も人がいない時間だったので、キャディをおいていないのかなぁと思ったら、キャディさんたちのストライキだそう。
これまで150ルピーだったキャディフィーを200ルピーに上げるよう交渉しているそうです。

インフレ率を考えると何とも大胆な要求です。確か数年前は100ルピーがキャディフィーであったと聞いたことがあるような。これだけお給料上がったら人生楽しいだろうな。

ちなみにこちらのゴルフ場のキャディは、特にラインを読んだり距離を測ったりすることもなく単純にゴルフバッグをもって9ホール回ってくれるだけです。1時間半で200ルピーってかなり割のいいお仕事。

インドで初めて出会ったストライキは何とも素朴なものでした。

 4/10に始まったようで、ゴルフ場の人曰くいつ終わるかわからないとのこと。
次回ラウンドする時にどうなっているか、見に行くのが楽しみです。


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2015年4月4日土曜日

やば!鍵が無い !

どろどろに疲れて帰宅したある日。玄関の鍵を開けて家に入って翌朝。

玄関の鍵が見当たらないことに気がつきました。

真っ青になってあちこち探し回っても見つからず、さらに探しても出てこない。
お酒を飲んでいたわけでもなく、自分の鍵を使って鍵を開けた記憶はあるので絶対に家のなかにはあるはず。なのに出てこない。

こういう日に限って車は使えなくて、もう一本の鍵を持っている夫は終日移動で捕まえられない。けれども私は音楽の授業があるので必ず外出しなければいけない。

仕方が無いから授業が終わる夕方から、夫の仕事が終わる10時くらいまで覚悟を決めて近所のモールで待っているしかないかと思ったそのとき。

(ムンバイなので気をつけていれば大丈夫だとは思いますが、夜9時をすぎてからのインド、ドライバーなしでの女性の一人歩きは覚悟がいるのです。日本では飲みに行って終電で帰宅なんて余裕だったのに。)

まさか鍵穴に刺しっぱなしなんてことないよね、と指摘され、まさかと思いながら念のため見に行ったら、ありました。玄関の鍵穴に。

やってしまいました。おでこの眼鏡を探し回るような痛恨のミス…。
こういうところは結構しっかりしている人間だと自分のことを思っていたので、過労?加齢?もしくは自己分析ミス?と結構落ち込んだのでした。

ところでこの日の朝、玄関ドアの汚れをたまたま目があったビルのメンテナンススタッフに綺麗にしてもらっていました。また、メイドさんも玄関から入ってもらいました。
鍵、取ろうと思えば取れるのに。市井の真面目に働く人々は結構正直なのです(※注)。


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(※注)悪い人も沢山いるので、特に観光地に行かれる方、油断は禁物です。残念ながら睡眠薬強盗も引き続き流行っているとのことですのでご注意ください。

2015年4月2日木曜日

街頭インタビューを受ける : インドのスシ

ある日お友達と南ムンバイの有名なCD/DVD屋さんRythm Houseから出てきたらいきなり街頭インタビューを受けました。

Sushi&More(テイクアウト寿司大手。あんまり日本人には合わない)のかっぱ巻もどきを差し出され、一つ食べて感想を言ってくれ、とのこと。

そもそもSushi&Moreのお寿司があまり得意では無い上に誰かが既に使って持ち手までべったりとお醤油のついた割り箸ごと差し出され、さすがに食べられませんでした。

食べなくても良いからインドの寿司文化についてなにかコメントが欲しいとのこと。嫌な素振りを見せたってもちろんお構い無しのインド人インタビュアーたち、グイグイ迫ってこられてお迎えが来るまで捕まってしまいました。

世界の食のトレンドに漏れずインド富裕層の間でも一応お寿司は流行っています。インド人のホームパーティーに行くと前菜として巻き寿司が出てきたりすることもあるくらい。和食大好き、外食のオプションとして日本食は有力とおっしゃるインド人はもっと多い。富裕層に限っていうとほとんどの人が私が日本人だと知ると「私スシ大好き」と言ってくれるのです。

ただやはりここはインド。材料の入手がまず大変な困難を伴う上に、個人の食の制限も色々で、なかなか日本と全く同じようにはいきません。まずお米が違う、お酢が違う、水が違う、インドで売っている海苔は輸入もののため異常に高価(輸入品は関税のためかぎょっとするほど高いのです。米酢が約5000円で売られているのを見たこともあります…)で粗悪なものばかり、そもそもインド人(に限らず海藻を常食しない人種はそうかもしれませんが)はあまり黒い海苔が好きでは無く裏巻きが主流。

もちろん生で食べられるお魚の入手は非常に困難です。ほぼ不可能。輸入の刺身類がわずかにありますが異常なまでに高価でサラリーマンには手が届きません。さらに管理する側の意識の低さから解凍と再冷凍を繰り返されている可能性が高い。もっと言うとスシシェフのなかには日本流の「寿司」を食べたことのない人も数多くいます。

「和食を出す」というレストランは極めてわずかな例外を除いて大概高級アジアンフュージョンレストランなのですが、そういうところに行くと、巻き寿司が大抵主流です。しかもメニューは聞いただけでは内容の想像できない「スパイシードラゴンロール」的なものが並んでいるのです。

「材料の入手が困難な中で大変努力されていると思います、味覚の好みも違います、日本では寿司職人が一人前になるのに10年かかります、インドのスシの今後に期待します」などと辛口コメントを残し、食い下がるインタビュアーにさようならをしてきたわけですが、考えてみれば貴重な機会でありました。

どこで放送されるのかは知りませんが、日本人としてインド人がインド流にスシを解釈して受け入れてくれることに感謝します、くらい言っておけば良かったな…。すこし後悔の残る突撃インタビュー体験でした。


今日はマハーヴィール ジャヤンティで祝日ですね。ジャイナ教の聖人のお誕生日という祝日だそうです。明日の聖金曜日と合わせて4連休という方も多いことでしょう。どうぞ良い連休をお過ごしください。


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スパイシー=唐辛子(+マヨ)
ドラゴン=海老フライ
がムンバイ近辺?のスシ用語のようです。

2015年3月25日水曜日

FRRO 外国人住民登録

Foreign Regional Registlation Office
年に一度の外国人登録を今年もやってきました。


待合室には一応テレビがあります。
悪名高きインドの役人仕事に触れる、働かないでいられる駐在妻にとっては数少ない機会の一つです。
旦那さんたちが大変に大変に大変に厳しい世界で仕事を強いられているということがよーくわかる、ありがたい機会でもあります。 
山のような書類を用意し、長時間並び、並び、待機してやっと呼ばれて、これでもかと準備した書類に何かと難癖をつけられたりとか。


FRROのお向かいの謎な空間。一応官庁街ですがインドらしく道端にはゴミの山が…。

ドラマHEROのエンディングとかで歩く道 Ver.Mumbai?
このFRRO、好きな人はあまりいないのではないでしょうか。在住外国人とFRROトークになると、みんな一様に顔がブルーに。どの国籍でも思うことは一緒。


一方でインドパスポートの保有者はほとんどの外国に訪問するに当たってはビザが必要なんだそうです。山のような書類を準備して申請するので短期の観光旅行も楽ではないとか。いちいちビザを貼るためにパスポートのページ消費も早いらしく、パスポートのページを何度も何度も増やして文庫ほどの厚さになっている人もしばしば見かけます。インド国籍を保有することも楽ではなさそうです。


とにかく無事に終わって良かったです。


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2015年3月19日木曜日

インド事件簿 ゴルフ場

インドにきてゴルフのラウンドの頻度が格段に上がりました。
ムンバイでは主に2つのゴルフ場にお世話になっていますが、下手同士夫婦で気軽に行けるのはナビムンバイのパブリックコースです。

こちらのコース、いずれは18Hにしたいらしいのですが、当初の予定が過ぎても未だ9Hのまま営業しています。朝の涼しいうちにささっと終われてそれはそれでいいのですが、ゴルフ場のファシリティが面白すぎる。

まず、グリーンには四つ葉の何かが生えています。フェアウェイは言わずもがな。通常は単葉植物ですよね?

バンカーは泥で出来ていてカッチカチです。バンカーから出すときは砂と一緒に、というコーチの教えはどこへやら。もはやSW不要。もちろんその中で犬が寝ています。

カートは無いのでキャディさんがつくのですが、こちらのキャディさんはゴルフのことが全くわからない、ただゴルフバッグを担いでくれるだけの人。キャディさんは距離がわからないし、コース上に距離表示もほとんどないので自分の感覚が鍛えられます。

ラウンドしていると近所の子どもたちがすすすーっと寄ってきて、ポケットを大事そうに抑えながら「ボール?」と聞いてきます。ロストボールを売っているのです。彼らにとっては良いお小遣い稼ぎだと思うのですが、2個とか3個とかしか持っていないとこちらも小銭の持ち合わせがなかったりして買えません。

クラブハウスは現在建設中です。素敵な外観なのですがもう1年近く工事中。更衣室は日本で行ったら花火大会や工事現場に設置されるような簡易個室です。

日本に比べて安いとは言え、日本とは設備が全く違うインドのゴルフ。練習ラウンド用にこういった気軽なゴルフ場が日本にもあっても良いのでは、と思うのはインド感覚すぎるのでしょうね。


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もちろん牛も見れますよ。

2015年3月6日金曜日

雛祭りの食卓と牛肉禁止令

やり始めると楽しくなってしまうイベント食。
雛祭り、ちらし寿司を作ろうと思ってキッチンに立ったのですが、ハートの抜型にご飯を詰めちゃおうと思い始めてからいろいろエスカレートしちゃいました。

自分で慧眼だったと思うのはレトルトのはまぐりのお吸い物を見つけた時に買って持ってきておいたこと。稲荷寿司が三角形の関西風なのはAi Tofuの油揚げが関西型だからです。

お客様もいらっしゃらないのに何となく酒のつまみ的なものが増えて、お酒が美味しくいただけた大人の雛祭りの晩御飯でした。


話は変わりますが、3月3日よりムンバイのあるマハラシュトラ州での牛肉の販売、所持が禁止になったことを知りました。
破ると禁錮5年または罰金1万ルピー。
(1万ルピーって約2万円です。5年と2万円…ムンバイで牛肉が販売していた当時、1キロ買ったら約1000円でした。罰金の感覚がよくわかりません。)
臭みがあるとはいえインド牛肉、結構買っていたのに。味噌漬けやハンバーグ、中華やタイ料理には欠かせない素材でした。

どうやらBJPと極右ヒンドゥー原理主義地域政党シブセーナが政権を取っていた20年前に可決・成立した法律だそう。コングレス政権下で大統領の認可が降りず未施行となっていた法律が、BJPが政権を再び取った今ついに施行されたんだそう。

インド国内で牛肉禁止の州はいくつかあるそうですが、禁錮5年または罰金1万ルピーという罰則は突出して厳しいらしい。

この法律の施行によって1万人以上が職を失うとのことでした。
牛肉を禁止することによって経済的利益、雇用創出できるのはどんな分野なんだろう。

さようなら牛肉。
この流れでヒンドゥー教徒以外を排除するような方向に進まなければいいと思いますが…



Happy Holi! 良い3連休をお過ごしください。

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2015年3月4日水曜日

診療所のアポに大遅刻!

少し前の話になりますが体調を崩し、知人の医師から紹介を受けた町中のクリニックに行きました。
これまでさんざんインド人の押しの強さや時間のルーズさにイライラさせられてきた私がまさにルーズで押しの強いインド人のような動きをしていたという、その時の顛末をご報告したいと思います。

まず紹介してもらった診療所が開くのが午後3時とのことで、3時に電話をしてアポイントを取ります。お医者さんの秘書と思われる女性から翌週のアポを提案されたので、知人の医師から指示された通り緊急事態なので今日診ていただきたいと押し問答を3往復。午後5時にアポを入れてくれました。

ところがその前の予定が押してしまったことに加えて渋滞もひどく、クリニックに着いたのは夜の8時。秘書の女性がまさに帰る瞬間で、あなた5時って予約したのに今頃来たの!とあきれられました。

「ごめんなさい、どうしても具合が悪くて起き上がれなくて、それでも必死に今来たの。とても気分が悪いので診察お願い」と、厚顔無恥とはまさにこのこと。インド人、そして特に病院で働くインド人が弱っている人間には優しいことを利用する自分のずるさに今でもあきれ返ります。でもその時は本当に痛みが強く気分も悪く、結構必死だった。顔色も悪かったので信じてもらえたのか、結局診察室に通してもらい、物静かなお医者さんから問診と触診を受け、薬の処方箋と検査の指示を受けることができました。

検査のためのラボは車で5分ほどの距離にあったのでその足で直行。その時点で夜の9時。検査を受け、支払いとレポート受け取りの日程を確認して薬局へ。9時45分。処方された薬を購入して帰路につきました。

夜8時からの診察、9時に検査、10時近くなってからの処方薬の購入など、日本ではあまり考えられない時間の医療サービス。わがままな私にとってはもちろん、働く人にとっても優しいインドの医療体制でした。

この甘え、インドだから何とか許される?ようなものの、日本に行ったらスイッチを切り替えないと…


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2015年2月26日木曜日

値切る?値切らない?それが問題だ

インドで暮らしている方々はご存知だと思いますが、インドで販売されている商品にはMRPが印字されています。Maximum Retail Price、小売の最大価格で、それより安く売るように決められています。ジュース、小麦粉、本、家電製品にシャンプー…パッケージされたすべてのものに印字されているのでそれより高い値段で買うことはありません。大変に明朗。

一方でマーケットで売られている野菜や果物、またはお土産にするようなカシミア、ジュエリーなどは価格が明示されていないことが多く、買い物をするたびに値段の確認が必要になります。相手によって価格が変動するらしく、マーケットで買い物をする時はインド人のサーバントさんやドライバーさんに行ってもらうと我々外国人が自分で行くより安く買えたりするのです。

タージマハルの外国人入場料が750ルピー、インド人入場料が20ルピーの国です。その差実に37.5倍。相手によって価格が変わるのが当たり前。かつて読んだインドの眼科治療院チェーンについてのノンフィクション、「ヴィジョナリーであるということ」では、高品質なサービスをありとあらゆる階層の人間に提供しつつ富裕層から多く支払いを受けることによって貧困層に無料で医療を提供し病院経営を成り立たせているということでした。持てるものが多く払い持たざるものが少なく払う/払わないのはこの国においては自然な文化の模様。

誰に対しても価格は一律、チップの習慣もない国日本で生まれ育った私には、インドのモノの価格は未だ理解が難しいのですが、ぼる、ぼられるの感覚は日本と違うようです。

私自身はマーケットでの買い物はほとんど値切りません。価格交渉は時間がかかるし値切れたとしても数十円レベルの話なので、そこはストレスと時間ロスを軽減する費用として夫も理解のうえ計上させてもらっています。
ジュエリーやカシミアは幸か不幸かあまり買わない買えないので特に悩んだこともなく…。郷に入っては〜の精神で少しゆったり構えすぎていますが、企業買収の場面などでこの「持つものが多く支払う」精神を発揮されたら日本企業はたまりませんね。あまりに高い価格で買わされたら買収メリットがなくなってしまう。

モノの価値を見極め、自ら価格を想定するのは本当に難しいものです。私自身は半分試合を放棄していますが、それでも鍛えられてるなぁ!



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目下の悩みは最近我が家に通い始めたココナツウォーターの行商くん。質は良いのですが、1個40ルピーは高すぎるでしょう!値切るか、値切らないか、それが問題だ…。

2015年2月18日水曜日

インド事件簿 停電!もちろん冷凍庫は…

インド名物の町中一斉停電には幸いなことにあまり被害をうけたことがないのですが、もう一つのインド名物である配線トラブルには定期的に見舞われています。

まず、ある場所の特定の電球は交換しても1週間くらいで切れます。いくら白熱球とはいえそれは早すぎる。エージェントも「配線がおかしいのね~♪」と認めている場所。
それから、マンション全体は明かりがついているのに、我が家だけ電気がつかなくなるというのが年1-2回あります。毎回ブレーカーが焼き切れているので恐らくは配線に負荷がかかっているのでは、というのが我々の予想。毎回何の対策も行われず、焼き切れたブレーカーを新しいものに交換して終わりです。

毎回、夜、帰宅して電気がつかない、というところからこの問題を発見するので大した問題にもならなかったのですが(シャワーが水だとか何も見えないとかそれくらい。まぁひと騒ぎありますが)、ある時、旅行で数日間家を留守にした時にこのブレーカートラブルが起こりました。もちろん家中の家電が数日間ストップ。冷凍庫・冷凍庫がただの食品保管庫に。

1日くらいなら大丈夫だったのでしょうが、今回は数日間この状態だったらしく全部溶けていて、貴重な食材たちと泣く泣くサヨウナラ…。

日本人駐在員家庭の冷凍庫はほんとうに命綱なので、いくら物資供給の少ない我が家でもそこにはやっぱり宝物が。貴重な魚介、夫の好きな牧場の貴重な肉製品、こんな形でお別れするとは思わなかったわ…。

かなりショックの大きい出来事でした。こういった事故が起こらないように不在でも定期的にメイドさんに様子を見に来てもらう方もいらっしゃるそうです。なるほど…。
一方で「気を利かせて」不在中にコンセントを抜いてくれちゃうメイドさんもいらっしゃるようです。それは本当にやめて…。

日本人家庭の冷凍庫にまつわる話は尽きません。

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2015年2月17日火曜日

ゴルフ大会とキャディの悩み

日本人会ゴルフコンペに参加してきました☆
最近徐々に暑くなり始め、多めに持参したはずお水は逆に足りないかと思って心配したくらい。気をつけていないと簡単に熱中症になれてしまいそうなこの日の最高気温は33℃でした。まだまだこれから、暑くなりますね。

今回も大会は盛会で、ゴルフ、テニス、サッカーがムンバイの日本人には人気のスポーツのようです。インドの方にはその他にクリケット、スカッシュ、バドミントンも人気。
当日はクリケットワールドカップのインドvsパキスタン戦が行われており、キャディさんたちはお仕事のゴルフも上の空でクリケット試合のキャッチアップに一生懸命でした(笑)。

私についてくれたキャディーさんは同僚に私のケアまで頼んでまでちょこちょこと抜け出してはクリケットを見ていて、私たちが休憩を終えてプレーを再開して他の方のキャディーさんたちがこちらもやっと戻ってきても、いつまでも戻って来ず…。

さすがにそれは良くないでしょうと他の人に聞こえないところで冷静に言ったら突然英語のわからない人に早変わり。それまでの10H、流暢に英語を話していたはずなのに、私が何を言ってもマイネームサントシュ…イングリッシュノー…と呟く人になってしまいました。名前きいてないし(笑)。

こういった方々への不快感の表明って本当に迷います。カートが無いのでキャディさんがついてくれないと自らバッグを担いで回るプレーになってしまうのだけれど、一方でキャディーさんと毎回言うか言うまいか迷う小さな問題があるのです。まぁ黙っておこうかな、でもキャディフィーも少なくない額を払うし、この方々だってプロなんだしな、と。放っておけばいいのについつい言いたくなっちゃう。まだまだ私、修行が足りないな。

クリケットの試合はめでたくインドが勝ったようでゴルフコースの周囲の民家でも声援に加えて鳴り物や太鼓がドンドン鳴って、応援は大盛り上がりでした。

大会自体は一緒に回るメンバーの方々に恵まれ、色々と教えていただきながら楽しくプレーができました。企画してくださった方々はコースの予約に組み分け、集金、スコア計算と発表などなど本当にお忙しかったと思います。本当にありがとうございます。


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2015年2月3日火曜日

インド事件簿 お米

ブログではおだやかなインドライフを送っているように見せかけていて、確かに恵まれた環境にいさせていただいているのですがここはやっぱりインド、私の周りでもささやかに事件は起こっています。

そんな私のインド事件簿を思い出したらたまーに綴っていきたいと思うのですが、まず第一弾はお米の話。

お米の買い置きが切れてしまい、どうしてもどうしても短粒種のお米が欲しかったあるとき。馴染みの健康食品店に行ったら顔見知りのオーナーが、米あるよ、と奥から出して来てくれました。インド産ジャポニカ米、見せてもらうとやや粒は小さいのですがしっかりと丸い米。

喜んで買おうとしたら透明なパックの中で活動するアリさんを発見。アリが入ってるから取り替えてほしいと頼んだのですが、オーナー曰くアリはどの袋にも入ってるから同じだよと。まじか…と思いつつ違う袋を幾つか持って来てもらい、なるべくいなさそうなお米を選んで買って来ました。背に腹はかえられぬ。

もちろんそのパックにもアリはいて、研ぐ際にお水を注ぐと浮き上がってくるので一生懸命取り除いて炊いてお米はいただきました。粘りもちゃんとある「スシ ライス(ジャポニカ米)」。味はともかく、お水を注いで浮いてくるアリさんたちのことが忘れられず、その後は買い出しや帰国の際に切らさないようにお米を持ち込んでいます。


お米って重いんですよね。我が家の消費量だと、もし日本式のお弁当も持って行くようだと手持ちでは賄いきれずアリ米のお世話にならざるを得ないギリギリの瀬戸際です。

フードマイレージや地産地消といった観点からはインドにいる以上アリ米を選択する方が正しいのかもとも思いますが、そこまでストイックになれない…。米問題、どうしたら良いんだろう。



実は意外と冷静にアリを処理している自分がいて、虫が苦手なくせに私って食欲が絡むと強くなれるんだなと認識できた出来事でもありました。




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2015年1月21日水曜日

休暇の計画 :大失敗!

今週末はRepublic Dayの3連休だということに直前になって気づき、慌てていろいろと過ごし方を検討していました。

国内線のフライトは直前になればなるほど高くなるので、通常であれば数千ルピーで行けるところが片道2万ルピー近くかかってしまったりします。それはちょっと厳しい…

飛行機に乗らずに行ける冬場の行先としては、Alibaug, Nasik, Mahabaleshwar…
どこも直前なのでもちろん空いているわけもなく、撃沈。
お友達が最近旅行で虎保護区に行ってきたと聞いて調べてみると、最寄りの飛行場はBhopalボパール、MPマディヤプラデシュ州の州都ですが直前になっても比較的安価なフライトがある模様だったので、宿泊先に空き状況を確認してみました。すると、この3連休はサファリもホテルも予約で一杯だとのこと。セールスマネージャーが言うには「仮にホテルの部屋が取れたとしてもサファリが取れないのでいらっしゃる意味はないですよ。」
インドにいる間に一度は野生の虎を見に行ってみたかったのでシーズンを尋ねたところ、4月頃までOKですよ!と。

それならばと、3月の連休で空き状況を確認してもらい、見事OKが取れました。相手のセールスマネージャーは饒舌にも、「ムンバイからでしたら早朝のフライトですね、ボパールに着いたらまずは系列ホテルで朝食を召し上がっていただき、ホテルの車で自然公園までお連れします。ホテルに着いたらまずはリラックス、その後午後のサファリに乗っていただきます。翌朝早朝もサファリ、サファリ先の気持ちの良い場所で朝食、戻ってさっぱりされた後で昼食、その後はプールもありますしマッサージもできるのでどうぞお寛ぎください。最終日の朝もサファリにお出かけいただいたあと、空港までお送りいたしますので夕方のフライトでムンバイへお帰りいただきます…」と立て板に水トーク。私たちも気持ちが盛り上がってフライトの予約を進めました。

ところがその夜にホテルからメールが。
「お部屋は予約が取れました。しかしながら連休初日は祝日のため自然公園はクローズしております。また、中日に関してはサファリの予約が取れませんでしたことをご了承ください。お越しになられるのをお待ちしております。」

・・・あらー・・・。マネージャー自らサファリがなければ来る意味がないと言っていたのにサファリが取れないとは。しかも予約した時点で祝日の公園クローズは確認できるのでは!まぁその辺の非効率さはインドでは日常茶飯事なのでもはや腹も立ちません。

ということでせっかく取ったフライトもキャンセル、今週末のみならず3月の連休も白紙に逆戻り、あらためてお出かけ計画を練り直さないといけません。
今週末はもう諦めて、おうちで映画三昧かな…

行き当たりばったり、出たとこ勝負で暮らしている日々ですが、旅行計画だけは前もってきちんと立てておかなければいけないということを学んだ一日でした。さすがにがっくりきたー!


どこに行こうかな~
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2014年12月21日日曜日

断水21.5時間



ある朝お手伝いさんが出勤して早々、「10分後から断水です」と教えてくれました。

その日の朝9時半~翌朝7時まで断水が行われるとのことで、慌てて水を使うお掃除を開始。洗濯は時間切れになると思われるため回せず…

幸いなことに下水は止まらないとのことで最低限のニーズは満たされるのですが、急な話に(主に遅刻してきたお手伝いさんが)大忙しの朝を過ごしました。

ここ数日バタバタしていてマンションの掲示板を見ないで過ごしていたのですが、もしかして、と思って見に行くと3日前の日付で「工事のため断水。必要な水は予め汲んでおいてね」の掲示がされていました。やはり掲示板は2日に1回は見ないといけない!ちょこちょこと来客予定のある週だったので、お客様のいらっしゃる日でなかったのがせめてもの幸いです。

掲示板をまめに確認する努力だけでなく、メールでも連絡をもらえたら助かるなと思い管理組合のオフィス頼みに行ったついでに聞いたところ、今回の断水の理由は水不足ではなくマンションの給水システムのポンプ工事だと教えてくれました。夜中の12時には工事は終わる予定だけれども一応そこから朝7時まで余裕を見て断水時間を決めました、もしかしたら12時を過ぎたら使えるかも、と。なかなか計画的です。

断水が始まってみて意外と不便だと感じたのは、手を洗いづらいこと。トイレの後はもちろんですが、何かと埃っぽい今の時期、外出から帰ったあと、買ってきた野菜や果物をしまうとき、デリバリーボーイにお金を払った後、など、1日に何回も手を洗いたくなります。別に私が潔癖症なわけではない(どちらかというと雑な性格)はずですが、あ、結構何回も手を洗っているのだなーと改めて感じました。

今回はお手伝いさんが気を利かせてバケツにいっぱい水を汲んでおいてくれたので、幸いにも手を洗いたい欲求は十分に満たされたのですが、私は水を汲み置くことすら考えなかったので、今日は彼女にとっても助けられた一日でした。

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結局夜中の12時には終わらなかったらしく、翌朝7時にお水は開通。やるじゃん!