2016年2月3日水曜日

破傷風の予防接種 in インド

英語でのコミュニケーション力が足りず、インドで余分な破傷風の予防接種を受けてしまいました。

定期的に通っている医師との面談をしていたところ
「ところで、XXXの注射はした?」と言われ、ポカンとしてしまったのがそもそもの始まりでした。

医療専門用語が飛び交う医師との面談では普段以上に神経質に、
「え、何ですか?もう一度その名前を紙に書いていただけますか?」
と聞き返すところを、流れで血液検査の一種かと勝手に思いこんだ私は
「多分してないですね」と答えてしまったのです。

医師「はい、じゃこの注射2回やってね、今日初回」
と処方箋を出されたのは12月上旬。

一時帰国を控え、クリスマスの狂乱の真っ最中だったこともあり単語を調べる時間・心の余裕もなく同じ病院内で処方箋を提示して打ってもらってしまいました。

しかもその注射のセクションEMSから院内の薬局でワクチンを購入してくるようにと指示されて初めて、血液検査の指示書ではなくワクチン接種の処方箋だと理解した私。

後で調べよう調べようと思いながら1月下旬のフォローアップ面談の日がやってきてしまったのです。

再度面談した医師に
「はい、今日注射2回目ね」

とサラッと処方箋を出され、

「あー前回調べようと思いながら調べなかったなー、でもどうせワクチンだから悪いものでもないだろうし安かったし(ワクチン代12ルピー、注射代85ルピー、都合97ルピー!)今急いでるからまぁいっかー(雑)」と安易に2回目を接種。
値段がやたら安かったのもあまり何も考えなかった理由の一つというのは言い訳です。

痛~い注射を刺された後に看護師さんに、
「ところでこのワクチンの名前って何でしたっけ?」と聞く間抜けな私。

Tetanusですよ、と看護師さんに言われ、どこかで聞いたことがある単語だな…と思いながら今更のgoogle検索、破傷風と知ったのでした。

破傷風、インドに赴任する前に打ってきた大量のワクチンのうちの1本でした。
慌てて破傷風ワクチンについて調べたところ、下記のような大変わかりやすいチャートが。



なにー、過去10年以内に受けていたら追加接種1回のみでOK!?

1回余計に打ったらどうなってしまうんだろう…。

ちょっと悩んでます。




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破傷風=Tetanus
体で覚える英単語。

2016年2月2日火曜日

超ローカル牛乳&ヨーグルト。おまけのラッシー。

以前にも書いたことがあったような気がするのですが…

超フレッシュな牛乳を売ってくれるローカル牛乳屋さんが我が家の近くにあります。

店頭の様子。手前の箱の白い中身は手作りヨーグルトです。
ヨーグルトの左奥に見えるショウケースにはミルク菓子が並んでいます。

牛乳の袋
牛乳は手作業でビニール袋に入れてくれます。
これで500ml。

牛乳500mlで33ルピー、ヨーグルトは500g45ルピーでした。
ここのミルクは水牛ミルクです。牛ミルクよりも栄養価が高く、高級品とされています。

ローカルだからと言ってAmulなどの大手製品と比べて安い訳では全くないのですが、味はとっても美味しいです♡

実はインドのミルクを飲みなれた状態で今回の一時帰国で日本の牛乳を飲んだら臭いが気になってしまったほど。
殺菌方法の違いだと思うのですが、鍋で沸かして冷蔵庫で保管しても2-3日しか持たないのでインドの牛乳のほうが自然に近いのかもしれません。

沸かして、冷やして、ゴクゴク飲む牛乳。
農薬とかいろいろ入っているという噂ももちろんあります。手間もかかります。噴きこぼれも面倒。
でも、素直においしいです。

こちらの店頭ではミルク菓子を販売していて、奥はかなり広々とした喫茶コーナーになっています。
ふと思いついてマンゴーラッシーのお持ち帰りを頼んだら、こんなビニール袋に入れてくれました。


裏紙の手作り紙袋の中にビニール袋。

ちょうど手に取ったのがウイスキーグラスだったのですが、なみなみ一杯+ちょっと入って50ルピー。
マンゴーフレーバーもミルクの味も濃厚で、とっても美味しかったです☆


ご自宅の近くのローカルミルクショップのなかには、工場を通さない、牧場直送のミルクを売ってくれるお店もあります。
ちょっとお茶が飲めて軽食が食べられる感覚は、日本で言ったら「マザー牧場カフェ」とか「小岩井牧場ミルクスタンド」みたいな?言い過ぎか。笑

機会があればチャレンジしてみてください☆



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2016年2月1日月曜日

ムンバイ日本人会新年会!

スパイスマダムズ!とプロ級の司会の方
2月になってから新年会の記事とはあまりにも時差がありすぎですが…(汗)

1月の週末にムンバイ日本人会新年会が開催されました。
会場は例年通り、Juhuのパーティ会場です。

大勢の方に一度にお会いできることや、ハズレなしの福引や、インド衣装に身を飾られた皆さんとの写真撮影や、楽しみはいろいろあります。

が、
今年の目玉は何と言っても初めての試み、日本人奥様方のダンスチーム「スパイスマダムズ」によるボリウッドダンス発表!

この日のために何ヶ月も激しく練習してこられた皆さん。
気合がすごい!

ノリの良いダンス、美しい皆さん、鮮やかな衣装、フォーメーションが次々と変わり、艶やかに踊られる姿に釘付けとなりました。

写真をたくさん撮ったのですが、残念ながら皆さんのお顔が舞台照明で散ってしまって差し上げられるものが無く…(涙)

もしかしてプロ?と思ってしまうくらいの素晴らしい司会の方(駐在員の方だそうです)の機転でご主人様紹介も行われ、頑張る奥様方を優しく見守っていらっしゃる優しいご主人様方から一言ずつのメッセージにほっこりしました。
舞台を見て改めて妻に惚れ直しました、とコメントされたご主人様がいらして、とっても盛り上がりました!
愛ですね♡♡♡

ダンスに夢中になりすぎて、お会いできるはずの方にお会いできなくてやや不完全燃焼のまま帰宅してしまいましたが、今年も多くの方にご挨拶ができてよかった!

お忙しいお仕事の傍らこんな大掛かりなイベントを企画・運営してくださる日本人会・担当企業の皆さまに感謝です。


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2016年1月31日日曜日

新オープンのアメリカンベーカリー☆

以前よりたまに買っていた店舗を持たないアメリカンベーカリーTH Bakes。

アメリカ人女性が設立したNGO、Tender Handsが母体のベーカリーです。
Tender Handsは貧しい層の女性を雇用し、アメリカンスタイルのケーキを焼く技術を教えて現金収入とし、彼らの自立を助けようという団体。

アメリカンなマフィンやケーキが美味しくて、ショッピングフェアなどで見かけたら買っていました。可愛いアイシングクッキーやオーダー制の凝ったデコレーションケーキもこのお店の売り。

そのTH Bakesが新しく、バンドラに常設店をオープンしたとのことで、近くに行ったついでに買ってみました☆

店舗外観はこんな感じ。
Baker's Dozenと同じくらいのサイズ。
写真が曲がっていますね…

売る気のなさそうなショウケース(笑)
ショウケースの中身はスカスカですが欠品は無く、奥の冷蔵庫に在庫が保管してあるので必要な数を伝えると用意してくれます。
ショウケース上段のアイシングカップケーキからキャロット&クリームチーズ、下段のパウンドケーキからズッキーニとレモンを選びました。

夫へのお土産にアップルパイも購入、それ以外はお友達と分け合ってちょっとずつお味見しました。

しっとり系のパウンドケーキはそれぞれなかなかのお味。それぞれ80ルピーくらいだったかな?
TH Bakesで販売していたキャロットケーキが美味しかったのでキャロットマフィンを買ったのですが、アイシング以外は美味しく食べられました。
ファンシーなアイシングマフィンは100ルピーくらいでした。

一応イートインもできるようです。

リクエストすると色々デザインして作ってくれるアイシングクッキー。

アップルパイ。200ルピー。
持ち帰って味見したアップルパイはクランブルが乗ってリンゴとクリームのフィリングたっぷり。
インドの林檎なのでシャキシャキ感は望めませんが、こちらもアメリカを感じられるお味でした。

アメリカンなホームメイドクッキーなども販売しており、価格はインド富裕層向けサービスとしては標準といった感じ。

Yazdaniのアップルパイ(同じサイズで80ルピーくらい。安いですがカステラの端の様なものがギッチリ詰まっています。私はリンゴが詰まったものをアップルパイと呼びたい!)と比べると笑ってしまいますが、HighもLowも選択できる自由がある都会を感じられますね。

ローカルベーカリーのパウンドケーキは、総じて価格は安いけれどもパサパサ系。
こちらのケーキは価格は高いけれどもしっとり系。

しっとり系パウンドケーキやマフィンはムンバイ市内ではなかなか手に入らないので、お菓子を焼くのは避けて通りがちな私には貴重なお店。

日本人の味覚には、焼きっぱなし系がお勧めかな?
(もしくはファンシーなアイシングをこそげ取ったマフィン笑。)
試食させてくれたブラウニーも鼻血がでそうなくらいに(失礼)しっとり濃厚系で美味しかったです☆

Spring Street Bakery (Zomatoのお店のページにリンク)



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2016年1月30日土曜日

映画 The 33

戻った翌日に観た映画です。
”The 33”。

シネコンの劇場内部はこんな感じ…ごく普通です。
記憶にある方もいらっしゃるでしょう、チリの鉱山での33人が閉じ込められた岩盤崩落事故。
事故の経緯、救助活動に至るまで、閉じ込められた33人の人間模様、いかにして救助行われるまで希望を捨てずに生き延びたのか、が丁寧に描かれた映画でした。

チリ人/スペイン語を母語とする俳優が中心となった映画だったせいか、英語の映画ですが全編字幕付きでした。最近英語音声英語字幕の映画によく当たります。

個人的には炭鉱夫の家族たちの訴えと鉱山大臣のがんばりによって救助活動が始まり、継続されたこと、通信用の穴が開通して食料や水などが供給されたのちの33人の人間模様(嫉妬、差別、疑りなど、衣食が満たされると人間の黒い感情が出てくる…)が丁寧に描かれていたことが印象的でした。

最後には無事全員が地上に上がれて大変さわやかに終わったこの映画。
事実に基づいて丁寧に証言を取り、格好いい部分も悪い部分もきちんと描かれた良い映画でした。

週末の日中で1シート200ルピー。
映画が気軽に観に行ける、とってもありがたい環境です。


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2016年1月29日金曜日

日本からのお土産(買い出し成果)

お土産というか買い出し成果というか…

今回は23㎏のスーツケース2人×2個=4個
と手荷物

という感じで持ち帰ってきました。
先に帰った夫は生活雑貨に加えてお酒と冷凍食品、お肉、お魚を中心に。

後から戻った私は残りの生活雑貨、冷凍ものに加えて野菜、生卵。

納豆もかさばらない経木包みのものを選んで冷凍して持って帰ります。
東京のスーパーで手に入りやすいものはこちら。
発泡スチロールに入った納豆(45g)2つ分です。

今回の買い出しも重かった…。
買い物は勿論、フライト当日の朝は4時台に起きだして冷凍庫と冷蔵庫とスーツケースを往復、都度計量は結構「痩せられそう」と思う重労働です。
常温でOKなものは事前にパッキングを済ませていても、冷凍・冷蔵品は当日でないと詰められません。
ご家族が多い方などは本当に大変だと思います。

けれども今回はお正月を挟んだので買い出しも通常と勝手が違うかと思い、かなり実家に事前に買い置きをしておいてもらったのでした。
実家母、多大なる協力をどうもありがとう。



肉や魚等の生鮮食品をインドに持ち帰るにあたって必要な工夫は、如何に冷凍のものを持ち運びインドで保存するか、だと思います。

自分で小分けして冷凍される方、機械を使って自宅で真空パックにされる方、小分け冷凍、バラ冷凍して送ってくれる業者から購入される方。
お話を伺っていると皆さんの買い出しテクニックにはいつも脱帽させられるばかり。

我が家は昔から使っている宅配の生協が美味しい冷凍食材を販売してくれるので、特に魚介類はかなりそこに頼っています。
生活クラブ生協(HPにリンク)

会員にならないと買い物が出来ないようですが、東京だと経堂駅近くなどに実店舗もあり、直接お店で購入することもできます。

添加物とか農薬とかを可能な限り減らしているとのことで、安心食材。安心も大事ですが、私は単純にここの食材は味が美味しいと思う。慣れてしまうとあまり市販品が食べられません。

インドに持ち帰る視点で見始めてからも、さすが宅配、冷凍の魚貝、肉、半加工品などどれも使いやすく、持ち運びに適した状態で販売されているのでとてもありがたく。
バラ冷凍のエビ。ここのはプリプリで臭みなく身も縮まなくて美味しい。まぁ贅沢を言わなければムンバイでもエビは買えますが。

保冷材代わりにこちらの商品から冷凍巻き寿司など溶けにくい食品(お米は結構溶けません。しょっぱい系はすぐ溶けてしまうので、いくらや塩辛は保冷材使いには向かないかな)を入れています。そのお寿司も持ち帰った後の楽しみだったりして。

別に回し者ではありませんが、私はとても満足しています。機会があれば使ってみて下さい。


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2016年1月28日木曜日

ムンバイマラソン!

長~い上り坂の頂上付近、みんな頑張れ!
今更の記事ではありますが…
1月17日(日)にムンバイマラソンが開催されました。
この応援をするために私は15日に戻ってきたのです。

フル、ハーフに加えてコーポレートウォークなど全市を挙げて運動を推進するこの大会。
一応国際大会のようで、アフリカ系の招待選手も何人か走っています。

今年もフル、ハーフともに後半の最も辛いポイントの1つ、Pedder Roadのてっぺん付近で応援してきました!

Haj Ali交差点から続く上り坂はKemps Cornerの陸橋まで約2.5キロ。
フルもハーフもゴールまで残り7キロ~5キロ地点なので、とっても辛いポイントなのだそうです。

去年先輩マダムから教えていただいた応援スポットに陣取り、日本から仕入れてきた塩飴、クエン酸飴、梅飴、それに早朝Nana Chowkのマーケットで仕入れたモンキーバナナを配りつつ応援してきました。
(写真に写っているお巡りさんに「バナナは配布禁止!」とさんざん怒られました。皮がごみになるから、だそうですが…なぜオレンジはOKなのかとか、ビスケットのごみのほうが環境に悪いのではとか、色々言いたいことはあるものの抗弁しても無駄なことは解っているのでこのお巡りさんからはそろそろと遠ざかってみましたw。)

今年は日本人ランナーさんを思った程見つけられなかったのですが、それでも多くのランナーさんたちに出会うことが出来ました。
故障を心配していた夫も何とか元気に坂を上ってきて補給食を渡すこともできて。

ガンバレーガンバレーと応援しているとインド人ランナーさんたちにも「モシモシ」とか「サヨナラ」とか「オハヨー」とか、カタコトの日本語で返してもらったりして。
皆さんのがんばりに逆に力をもらうマラソン応援でした。

その後は流れでデリー走友会の皆さんの打ち上げに合流させていただき、デリーのランニング環境についてお話をうかがうこともできて大変刺激になりました。

ムンバイは日本人ランナーサークルあるのかな?
寡聞にして知りませんがマラソンは短い冬の人気イベント。
毎週どこかで行われているので、一緒に練習できたら楽しそうだな!


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