2015年4月3日金曜日

テッパンお出かけスポットCafe Zoeと最近のちょっとした悩み

朝から夜遅くまでやっていて、それなりに清潔で、メニューに辛くないものがあって、お手洗いにトイレットペーパーがあるところ。

ムンバイで探すのは簡単ではありません。

Cafe Zoeはその条件を満たす貴重なお店。

朝食時間からランチ、ディナーまで通しで営業。夜はライブも行われたりします。
ノンベジメニューもあり、お酒も出る。
女性同士のお茶会、ランチ会にも、夜の飲み会にも使える我が家近辺の定番アドレスです。
こういう何かと安心なお店は我が家から30分圏内にここだけなので、お友達との遭遇率も高い。予定してなかったのにバタッと会えるのってなんだか嬉しいですよね。


こういったお店、不思議なことに我が家近辺は工場跡地にできることが多く、表通りからは絶対にわからないところに入っています。別にテーマパーク化された工場跡地でもなく、周りは普通にオフィスとかショウルームとかがあるところ。誰かに紹介されないと行けない場所で、やはり私も最初はお友達に連れてきてもらいました。



最近隣にクッキー屋さんSweetish House Mafiaがオープンしました。1枚60Rsと高価ですが、アメリカンスタイルの重量感のあるクッキーが買えます。

Cafe Zoe

Sweetish House Mafia


定番店、誰と行ってもまぁ安心なのでとってもお世話になっているのですが、一方でここしかないので訪問頻度も上がってしまいます。
ということで新しくオープンしたお店や非定番店に行くことにも積極的です。当たりもあれば、外れもあり。ところが、これまで一緒に色々な新店開拓仲間が次々とムンバイを去ってしまっているのでさみしい限り。

高い割にまずかったり、無意味に辛かったり油っぽすぎたり、水回りが心もとなかったりと色々な落とし穴があるインドの外食。そういうのが嫌いな方を無理矢理巻き込むわけには行かないのが悩ましいところです。
新しいお店に果敢にチャレンジしてくれる心優しいお友達をいつも募集中です。
(ちなみに私は新店開拓でお腹を壊したことは一度もありません☆)

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2015年4月2日木曜日

街頭インタビューを受ける : インドのスシ

ある日お友達と南ムンバイの有名なCD/DVD屋さんRythm Houseから出てきたらいきなり街頭インタビューを受けました。

Sushi&More(テイクアウト寿司大手。あんまり日本人には合わない)のかっぱ巻もどきを差し出され、一つ食べて感想を言ってくれ、とのこと。

そもそもSushi&Moreのお寿司があまり得意では無い上に誰かが既に使って持ち手までべったりとお醤油のついた割り箸ごと差し出され、さすがに食べられませんでした。

食べなくても良いからインドの寿司文化についてなにかコメントが欲しいとのこと。嫌な素振りを見せたってもちろんお構い無しのインド人インタビュアーたち、グイグイ迫ってこられてお迎えが来るまで捕まってしまいました。

世界の食のトレンドに漏れずインド富裕層の間でも一応お寿司は流行っています。インド人のホームパーティーに行くと前菜として巻き寿司が出てきたりすることもあるくらい。和食大好き、外食のオプションとして日本食は有力とおっしゃるインド人はもっと多い。富裕層に限っていうとほとんどの人が私が日本人だと知ると「私スシ大好き」と言ってくれるのです。

ただやはりここはインド。材料の入手がまず大変な困難を伴う上に、個人の食の制限も色々で、なかなか日本と全く同じようにはいきません。まずお米が違う、お酢が違う、水が違う、インドで売っている海苔は輸入もののため異常に高価(輸入品は関税のためかぎょっとするほど高いのです。米酢が約5000円で売られているのを見たこともあります…)で粗悪なものばかり、そもそもインド人(に限らず海藻を常食しない人種はそうかもしれませんが)はあまり黒い海苔が好きでは無く裏巻きが主流。

もちろん生で食べられるお魚の入手は非常に困難です。ほぼ不可能。輸入の刺身類がわずかにありますが異常なまでに高価でサラリーマンには手が届きません。さらに管理する側の意識の低さから解凍と再冷凍を繰り返されている可能性が高い。もっと言うとスシシェフのなかには日本流の「寿司」を食べたことのない人も数多くいます。

「和食を出す」というレストランは極めてわずかな例外を除いて大概高級アジアンフュージョンレストランなのですが、そういうところに行くと、巻き寿司が大抵主流です。しかもメニューは聞いただけでは内容の想像できない「スパイシードラゴンロール」的なものが並んでいるのです。

「材料の入手が困難な中で大変努力されていると思います、味覚の好みも違います、日本では寿司職人が一人前になるのに10年かかります、インドのスシの今後に期待します」などと辛口コメントを残し、食い下がるインタビュアーにさようならをしてきたわけですが、考えてみれば貴重な機会でありました。

どこで放送されるのかは知りませんが、日本人としてインド人がインド流にスシを解釈して受け入れてくれることに感謝します、くらい言っておけば良かったな…。すこし後悔の残る突撃インタビュー体験でした。


今日はマハーヴィール ジャヤンティで祝日ですね。ジャイナ教の聖人のお誕生日という祝日だそうです。明日の聖金曜日と合わせて4連休という方も多いことでしょう。どうぞ良い連休をお過ごしください。


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スパイシー=唐辛子(+マヨ)
ドラゴン=海老フライ
がムンバイ近辺?のスシ用語のようです。

2015年4月1日水曜日

ダージリンへの旅 ホテル

ダージリンへの旅、最後は今回宿泊したホテルについて。

今回はエクスペディア経由でMayfairというホテルに宿泊しました。

高原リゾートをイメージしているのでしょう。1900年代初頭の優雅な建物を利用して作られたホテルなのですが、お庭の随所にリアルでカラフルなニワトリやカエル、小人などのお人形が…。写真に撮っておけばよかったかな。あまり見たくなくて隠すようにして写真を撮ってしまいました。

料金は夕食、朝食込で、夜はのんびりできてこれはこれでよかったです。外部サイトのほうがHPより安いかも。お料理はインド料理が中心で、毎日2-3種類ずつ中華料理がありました。インド料理、優しい味で美味しかったです。

暖かいシャワーが使える(お湯タンクの容量の関係で湯船に浸かるほどにはお湯は出ません)こと、清潔なシーツの下で眠れることがありがたかったです。ホテルスタッフのホスピタリティも十分感じることができました。

良くなかったのは、あえていえば部屋が少々狭かった(HPでは40平方フィートと記載がありますがそれよりは狭かったかなー。セミダブルのベッドを一台置いたらいっぱい、というサイズでした。)ことと、泊まった建物が1900年代初頭の木造建築だったので隣や上の部屋の足音が響くことでしょうか。早朝アクティビティがあるので朝4時に出かける人の足音で起きたのはちょっと辛かったかな。

まぁインドらしい色々な細かい引っかかりポイントに目をつむることができれば(私はもはや余り気になりません。なので見落としていることもあるかも笑)楽しく過ごせたホテルでした。町の中心へは徒歩5分ほどでした。


今回のホテル編でダージリンへの旅はおしまいです。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

上手く隠しましたがリアルで色鮮やかな鶏や蛙の置物がわんさか。

コロニアル調の素敵なロビー棟

ウェルカムティ。テーブルのお花はツツジのような花でした。

夜景です。意外と綺麗。




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2015年3月31日火曜日

ダージリンへの旅 ダージリン紅茶戦争


ダージリンといえばやはりダージリンティ。
とはいえ現地の方はミルクたっぷりのチャイにする様子です。作り方はムンバイとは違って、お湯で紅茶を出しておいてチャイグラスに注ぎ、そこにお鍋で温めたミルクを足していました。あっさり目の味わい。これはこれで美味しかったです。


®

ダージリンの街中にはダージリンティ専門店が何軒もあります。地球の歩き方の欄外読者投稿欄でな中央郵便局隣のNathmullsがおすすめとのこと。
(余計なお世話ですが地球の歩き方、ダージリンのページでなぜ紅茶店を本欄では紹介しないのでしょう。他の都市でも欄外読者投稿に大変お世話になっています。隅々まで読み逃せません!)

ところでダージリンティには2種類のNathmullsがあります。Nathmulls®とNathmulls(笑)。看板の色も黄色と緑でデザインは全く一緒、文字の形と®マークの有無だけが違い。
わ、わからない…。

実は到着初日は祝日だったので、紹介されていた郵便局隣の店舗がお休みだったのでした。®のないほう、モールに入っているNathmullsを発見、あ、同じお店があるーと喜んで入店したのでした。色々と高いお茶を試飲させてくれたのですがどうにも美味しく感じられなかったのでした。一応一袋買ったら大手紅茶メーカーGolden Tipsのラベルが。あら?Golden Tips傘下のショップだったのかな?

翌日、蒸気機関車に乗ったあとで地球の歩き方で紹介されていたほうの店舗に行ったところ、ダンディなご亭主に、モールの店はうちの偽物!今訴訟を起こしているんですよ。何の関係もありませんので注意してくださいね。と言われてしまいました…。

どちらが元祖かは知りませんが看板デザインが全く一緒なところをみるとどちらかは完全にニセモノ。®のある方で試飲(は喫茶店併設の街の中心部のお店を案内されてそちらへ移動しました)をさせていただいたところ安いものから高い茶葉まですべてが圧倒的にこちらの方が美味しかったので、私の中では®付きのほうを本物と認定(笑)。

ダージリンで思わぬ闘争に遭遇?したのでした。


®にまた行きたいな。通販も受け付けているとのこと。インドで初めて、味に納得して紅茶を買うことができました。

Nathmulls®(美味しかったほうのお茶屋さんのサイトへのリンクです。)

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2015年3月30日月曜日

ダージリンへの旅 世界遺産 ダージリンヒマラヤ鉄道

思わぬ出会いにたっぷり情報交換ができた充実のランチの後、徒歩で駅へ。

ダメもとでチケットをお願いしてみたところ、取れちゃいました☆!!!
連休で観光客も多く、満席とのことだったので、超ラッキー!

観光用列車ですがインドらしく40分ほど遅れて、往復16キロ、約2時間の列車の旅に出発~




残念ながらこの日は霧が出てしまって、世界で3番目に標高の高いGhumグーム駅についたときには辺りは真っ白。途中の景色の良いところで10分ほど停車するのですが、霧に隠れてしまっていました。

列車の向こうが景色の良い方角のはずですが・・・

それでも、片道で飽きるかと思った列車の旅は、電車スレスレまで商品を並べる商店や、霧の合間に見える景色、窓を開けると入ってくる蒸気機関車の粉塵など、珍しいものが多くてまったく飽きませんでした。

汽車に向かって手を降ってくれた女の子の笑顔がピュアで本当に可愛かった!とくに電車好きというわけではなかったのですが、とっても楽しかったです。

折り返し駅のグームではダージリンヒマラヤ鉄道の小さな資料館があり、鉄道以前のダージリンへの交通の様子が描かれていてとても興味深かったです。
牛も転げ落ちそうな斜面を荷物を担いで登っていく人々…大変だったんだなぁ。



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2015年3月28日土曜日

ダージリンへの旅 ヒマラヤを見に

早朝4:30、予約したツアーの車に迎えにきてもらい、タイガーヒルというヒマラヤが見える峠へと向かいます。こんな山奥ですがインドの連休ということもあり車は展望台の手前で大渋滞!幸い、ドライバーさんの機転もあり、なんとか展望台にたどり着くことができました。

残念ながら雲が厚く、全体を見ることはできませんでしたが、頂上をほんのちょっぴり見ることができました。

雲の線の上のちょっぴりとしたギザギザが…

インド人は日の出に大盛り上がり。日が登ると一斉に、おぉー、ワォー、Whooo!と歓声をあげていました。ノリノリでした。

車の列はこの下までずーーーーっと。登るのも下るのも大渋滞。

タイガーヒルのあとはツアーに含まれている仏教寺院と戦争記念碑をさらっと見学してホテルに帰ります。一通りやった時点でまだ朝の8時!連日の早朝起床と背骨の芯まで冷えた寒さが取れず、朝食のあとは少々休憩…

仏教寺院

内部には立派な仏像が

線路上ですけど…

民族衣装体験。こちらも線路の上ですが・・・

お昼のレストランで知人と待ち合わせ。お互いの旅の情報交換をしながら再びのチベット料理。今日も美味しかった!
このレストラン、後から別の知人グループも。しかも相席になってなんとも賑やかにお昼が過ごせました。楽しかったー!
チョプスイ。かた焼きそばのよう。


揚げモモ。巣鴨庚申塚のホームラン餃子を思い出させます。同席の方によると浦和にも同じようなものがあるとか。


午後はダージリンヒマラヤ鉄道に乗りたいなーとは思っていたのですが、ランチの席で教えてもらった情報によるともう満席、とのこと。一応ダメもとで駅に向かってみました。

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2015年3月27日金曜日

ダージリンへの旅

インドがホーリーの連休だった週末の3日でダージリンへ行ってきました。

目的は紅茶とヒマラヤと世界遺産のトイトレイン : ダージリンヒマラヤ鉄道。避暑地としても有名だそうなので、清涼な空気も期待して暑くて空気の悪いムンバイから出かけます。

とはいえ出発の時点では飛行機とホテルしか予約しておらず、行き当たりばったりの我が家の旅です。どうなることやら…

まずは早朝に国内線空港へ。今回はコルカタで一度乗り継ぎ、バグドグラというダージリン最寄りの空港まで空路です。LCCではなかったのでフライト時間3時間のムンバイーコルカタ路線のみならず、たった45分のコルカターバグドグラでも気合のミールサービス。しばらく機内食は見たくない…乗り継ぎも楽では有りません(笑)。

バグドグラ空港ではプリペイドカーの差配はなんと警察がやっていました。あんまりインドのお役所に近付きたく無いなぁと恐れを抱きつつ、特に問題なくダージリン行きの車を借りて乗り込みます。お値段1860Rsで、一路3時間のドライブへ。


バグドグラの町中ではホーリーの色粉かけ帰りの少年たちが車窓からたくさん見えました。

急な山を一気に登って
中腹からでもこの高さ。ヘアピンカーブが続きます。

無事、ダージリンの街にたどり着きました。

急斜面に街が。

ホテルに荷物を置いて早速、遅めのランチに出かけました。

楽しみにしていたチベット料理です。

蒸したモモ。小籠包のよう。

ワンタンの皮のような手打ちの平たい麺と牛肉スープ。美味でした。
美味しかったー。特にスープ麺がいいお出汁が出ていて、しみじみと暖まってとっても美味しかったです。

明日の朝のヒマラヤが見れるスポットへのツアーを予約し、街を散策、紅茶屋さんで試飲をさせてもらって(この話は長くなるのでまた後日!)この日はホテルに早めに戻りました。

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