2015年5月19日火曜日

チャイグラスを巡る冒険と悲しい結末について

以前からずっと、道端でチャイを飲む人たちが使っているチャイグラスとそれを出前のために持ち歩くバスケット型ホルダーがほしいと思っていました。
何に使うの?と夫から聞かれますが、特に理由はありません。
インドっぽいしかわいいから欲しいだけ。
知人に聞いて、クロフォードマーケット近辺で買えるらしいということは知っていましたが、ガラス瓶を買いに行ったついでにマーケットの人に聞いてみたところ、Chakra Streetというところで買えるとのことで改めて探しに行ってきました。
他の買い物もあったのでスタート地点は前回のガラス瓶と同じキッチングッズ屋さんから。ありがたくも買い物に付き合ってくれたお友達の探しているキッチングッズを探しつつ、喧噪と人込みと悪臭と砂埃と熱気が充満したマーケットを歩き回ります。
都合30人くらいに道&チャイグラスを探していることを尋ね歩いた末、やっと1軒のお店に辿りつきました。

小さいお店…
尋ねては無い、尋ねては無い、をすでに何度も繰り返してきたので、ダメもとで入ってみたこのお店。外観からは他のお店と同様、マグカップばかりおいてありそうで特にチャイグラスを扱っているようには思えませんでしたが、

あった!!!
中に入ってみると棚一面がチャイグラスでした!

インドのお店でよく見る天井裏収納です。
同行してくれたお友達と一緒にじっくり品定め。結局、よくあるプレーンなグラスではなく、インドの国鳥クジャクの絵柄がついたものを買うことにしました。
プリントがずれていたり、ガラスが欠けていたりするので15個の在庫の中から12個を真剣に選びます。検品作業みたい…。

値段は12個で150ルピーでした。値段もちゃんとインド価格で大満足。
(おしゃれ雑貨店などで売っているチャイグラス&バスケットのセットは、グラス6個とバスケットで2000ルピーくらいするのです。ちなみにこちらのお店で売っていたバスケットは1つ80ルピー。色が好きになれなかったので結局買いませんでしたが、おしゃれ雑貨店とストリートの差が激しすぎるのはよくあるインドの特徴です。)

新聞紙とタコ糸でぐるぐる巻きにくるんでくれました。

お金を払って包装してもらい、袋を手にさようならをしたら、私の手に持った袋の重みがふわっと消えました。
同時に、ガシャっという破壊音・・・。



なんと、真新しいビニール袋の底が抜けたのです!!!

お友達、店員さん、私、3人ともが数秒フリーズしました。


左側のビニール袋、口を開けているのは袋の「底」です…
結局、6個中4個が完全に破壊され、無事に残ったのは2個。
全く同じ商品はもう店には無かったので、不本意ながら色違いを6個と生き残った2個をいただいて帰ってきたのでした。
(その際にもひと悶着あって、店員のお兄さん、残った2個と色違い4個で持ち帰ればいいじゃん、と不敵にも提案。6個揃いでないと意味ないでしょ!と言い返し、どうせ2個だけでは売る価値はないだろうからとついでにもらって帰ってきたのでした。傷心ながらも結果8個手元に受け取れてやや満足したゲンキンな私。)
インド生活ほぼ2年間の中でのランキングトップ5に入る衝撃の事件でした…。
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