2014年4月1日火曜日

インド料理教室

先日、自宅でインド料理教室を開催しました。
生徒は3人。お料理上手な我が家のお手伝いさんのお料理模様をじっと観察します。
メニューは、

*グリーンチキンカレー
*オクラのカレー
*ダール
*ベジタブルプラオ

の4品。

ともすればたっぷりの油とバター、そしてスパイスに紛れて気づかないがかなり大目の塩で煮込んだソースをたっぷり摂取してしまい、日本人の胃袋では消化しきれなくなりがちなインド料理。油分と塩分控えめに、と口うるさく言っていることもあり、彼女の作ってくれる料理はどれも安心して口にできる。実は彼女の作るインド料理が、どんな高級ホテルのレストランより好きな我が家。

ということで数人のゲストをお迎えして小ぢんまりと開催することになりました。


グリーンチキンカレーはまず、玉ねぎのすりおろしとグリーンマサラを作るところから始まる。グリーンマサラはコリアンダーリーフ(パクチー、香菜)、ミントリーフ、グリーンチリ、しょうが、ニンニク、塩をミキサーで混ぜてペースト状にしたものです。
玉ねぎのすりおろしを少量の油と共に鍋で炒める。どちらかと言うとグツグツと煮込む感じになる。そしてグリーンマサラを加える。そこにベイリーフ(ローリエ、月桂樹の葉)、カリーリーフ、一口大に切った鳥もも肉を入れてさらに煮込む。油が分離して表面に浮いてきたら出来上がり。

一口にインド料理と言えども各地域によって特色があり、北インドはこってと油で煮込む、南はココナッツミルクを多用して比較的あっさりした料理、などと傾向が分かれます。これまでいくつかの家庭のコックさんに習ってきましたが、同じ料理でも家庭によって味付けは全く異なります。
 
今回のグリーンチキンカレーは南インド、ケララのレシピを西インド出身の彼女が油少なめ希望の我が家向けにアレンジしたレシピ。プラウ、要は長粒種バスマティライスを使ったピラフ、はムンバイ(西インド)周辺で食べられる料理なんだそう。

後日他の3品のレシピもアップできるかな?走り書きしたメモを書き起こす記憶が有れば…

2014年1月30日木曜日

ムンバイのレストラン



ムンバイは大都会なので、レストランの選択肢がたくさんあります。
優雅な気持ちに浸れるゴージャスなホテルのレストランから、
もちろん各地方のインドカレーも高級からローカルまで、
地元のおじさまに混じってすするチャイもなかなかオツなものです。
唯一の不満は和食も含めたアジア系あっさり料理が少ないこと。
濃いめ、辛め、油多めの外食が続くと胃に負担がかかるので、湯豆腐やお吸い物などあっさりとしたものは家で作ってバランスをとっています。

そんな中、インドらしい!と日本の方に喜ばれ、かつスパイスと油が(インド料理にしては)控えめなレストランに、
Golden Star Thaliがあります。
ターリーとはインドの定食で、銀色のお盆にたくさんの種類のカレー、パン、パリパリのおせんべい、デザートまで、基本的には無制限に食べさせてくれるスタイルです。

このお店は敬虔なヒンドゥー信者が多いことで有名なグジャラート地方の料理なので、完全ベジタリアン。
野菜だけでこんなに多彩な味が出せるものなのか!と訪れるたびに感心しています。
英語は通じにくいですが、メニューはターリー一種類だけなので、基本的には余り困りません。
外国人が珍しいらしく、行くと毎回お店のマネージャーの方が細やかに見てくれるので嫌な思いをしたこともありません。私は複数回訪問していますがお腹を壊したことはありません。
ローカル系ではありますが、ACルームで、お手洗いもありますので、南ムンバイにいらした方はぜひ一度お試しください。


Golden Star Thali 

330, Raja Ram Mohan Roy Road
Opp. Charni Road Station,
Mumbai 400 004

Tel: 2363 1983 / 2367 1952

Email: contact@goldenstarthali.com


http://www.goldenstarthali.com/


2014年1月24日金曜日

ムンバイでお茶会

機会があって、インド人の奥様方20人弱を前で茶道をご紹介することになりました。
こちらで大変お世話になっているインド人マダムから、日本について紹介して欲しいとのご要望をいただいたのです。
テーマは、日本人はなぜ時間を守り、礼儀を貴ぶのか。

……重すぎる…!
素敵な先輩マダムと相談した上で、茶道をご紹介し、日本人が大切にしているものについてお話させていただくことにしました。

茶道の大先輩であるマダムからお点前をご披露いただき、私が説明役となりました。
まずはお点前。
お菓子を勧めるやいやな、何で出来ているのか、と質問ぜめに。
小さく切った羊羹、残している人もいましたが一方で、レシピを知りたいというご要望もいただき、とても好評でした。

ところが、お茶。
お茶碗を回して、口をつけて3〜4口で飲みほすデモンストレーションをしたのですが、様子がおかしい。回すところはともかく、口をつけたがらないのです。ついにはスプーンでお茶をすすり、せっかくお茶碗に入っている抹茶を、小さな中国茶用のお茶碗に移し替えて飲み始めました。
…何やら、お抹茶用のお茶碗をボウルと認識したらしく、そこから直接口をつけて飲むことに抵抗を感じたよう。
人数が多かったこともありますが、お茶を移し替えて配り回る人、茶筅を使ってお茶を点ててみる人、着物や髪型について質問して来る人など、各人が思い思いに楽しんでくださったようで、とても賑やかな会になりました。

うーん、インドらしい…。

質問タイムでは、参加者みなさんがそれぞれの日本体験を語ってくださり、日本の挨拶の習慣が彼らにとっては驚きに映ることを知りました。ムンバイのスターバックスだって元気に挨拶してくれるけどな。
茶道や礼について説明したはずなのに、夜会巻き風の私の髪型について質問されたときは驚きました。緑茶を作るプロセスについてもかなり詳しく聞かれました。さすが紅茶文化のインド。お茶への興味が深いようです。
お茶を点てるプロセスについての質問がして欲しかったな…w

お抹茶の味は、みなさんの一様に美味しかったと言ってくださいました。
喜んでいただけたようで何より!

今回は、お茶の飲み方、興味のポイント、そしてお茶席でじっと座ってピリッとした空気ができるわけではなかったこと、などが私にとっては面白かったです。

こういうものは機会を待つのではなく、機会を作って行かなければいけないのだなぁという学びも大きな収穫でした。
またエネルギーを貯めて企画しよう!

2014年1月23日木曜日

Yogacara

先日、機会があってムンバイのヨガスタジオ、Yogacara の設立者、オーナー兼インストラクターにお話を伺いました。

LA、NY、ムンバイで広告関係のビジネスを続けてきた彼女。ストレスの多い仕事をしながら、ヨガで体調を整えていたんだそう。いつか良いロケーションを見つけたらヨガスタジオを開くという夢を温め続けてきた。ムンバイでロケーションに出会いがあったので、プネ、スリランカでヨガを本格的に学んだ後にスタジオをオープン。現在はムンバイ市内に2箇所、アリバーグにスタジオがあります。

アーユルヴェーダドクターとも連携していて、単なるエクササイズではなく体のバランスを整えて積極的に健康な体を作って行くことを目指しています。
病気がある人に対応したプログラムを作ることにもとても前向きです。

ロケーションに拘りあるだけに、ムンバイのハジアリ、バンドラにあるスタジオはとても解放的。ハジアリは海に面しており、バンドラには気持ちのいいウッドデッキのテラスがありますので、清潔さはもちろんですが、気持ちのいい環境に興味のある方はぜひ見学に行かれてはいかがでしょうか。
ロープを使うアイアンガーの設備も整っています。

自然体ながら非常にエネルギッシュな女性でした。彼女から紹介されたアーユルヴェーダドクターのコンサルテーションを来週受けてきます。始めてのアーユルヴェーダ。今から楽しみだなぁ!

ついに、セッションスタート!

年末から温めていた企画が今日からついにスタートしました!

盲学校の生徒たちに歌を教えます。
生徒は皆、インド人。
半数が不自由なく話せて、残りは勉強中。
彼らは普段、ムンバイがあるマハーラシュトラ州近辺で使われているマラーティ語で話しています。

まずは1コマ、発生練習から始めて、ソルフェージュが出来るようにドレミの歌を覚えました。
いずれはアカペラをやりたいけど、アカペラを教えるには人手が足りないかなぁ…

好奇心が強く、日本の国歌を聞きたい!とリクエストされて久しぶりに歌いました。
お返しにインドの国家をリクエストしたら、ちょうど今週日曜日がリパブリックデーということもあり、とっても上手に歌ってくれました。

これから週2回、じっくり向き合えるのがとても楽しみです。

2014年1月12日日曜日

一人、企画会議

来週月曜日、日本はお休みですがこちらは営業日。

今年の活動を決める大事なミーティングに行って来ます。
この結果次第でまた次の動きが決まるので、とても楽しみ。

プランを練って、資料を揃えて。
充実した日曜日になりそうです。

初めまして。

初めまして。まりぼんです。

今回書きたいことは二つありますが、日々状況が変化する地域で暮らすための各種情報発信に集約されると思います。

日本、ヨーロッパ、インドに住んだことがあります。
これまでの渡航国はアジアとヨーロッパを中心に20カ国以上。まだまだ行きたいところがたくさんあります。
冒険心と行動力を持っていると自負しておりますが、一方で臆病でもあるので大それたことをするまでには至りません。
食と子どもの幸せ、旅行について書けたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。