2017年3月28日火曜日

衝撃の高温警報

3/28午後、複数のワッツアップグループ内で回ってきた警告

「明日から3日間、気温が摂氏45.1度〜48.5度まで上がる見込み。
水分補給をし、11時から16時の外出は控えましょう。」

本当?
iPhone 天気予報ではせいぜい33度です。

測定場所によってはもちろん45度出るところもあるとは思いますが、きちんと芝生の上の北向きの百葉箱で測ったらここまでの気温は出ないと思う…。

インド人女性たちはこういうチェーンメールが大好き。
しかし同時に非常に理性的かつ論理的な思考展開をする人々でもあり、教養も高い女性たちでもあるのです。
メディアリテラシーが高いような、低いような。
感覚の違いなのでしょうか。

確かに暑くなってきたムンバイ。
マンゴーもマーケットを席巻、夏の到来ではあります。


2017年2月9日木曜日

告知 : インド古典舞踊

古典舞踊と一口に言っても、バラタナティヤム、オディッシー、カタカリ、カタックなど、起源もリズムもステップも異なる踊りが10以上もあるそうです。

幸運にもこれまで何種類か見させていただきましたが、ステップもリズムも衣装も目新しいものばかり。
また、ダンスの道の完成度も非常に高く、その道を極めた方の公演は大変に見応えがあります。

古典ダンスにも日本舞踊でいうところの名取制度のようなものがあるそうで、名取になったお嬢さんのお披露目公演では、たった1人の10代の女の子が4時間以上踊り続ける凄みのあるものでした。

神話を基にして一つ一つのフリの型が決まっているそうで、その型を全て覚えて物語を語るように全てが踊れることが名取、というか、一人前の証なんだとか。
10年以上練習を続け、師匠から許可をもらい、1人で全ての踊りを踊りきることで人に教えられるようになるということです。

古典ダンス道、かなり厳しいです。

古典ダンスには生演奏の古典楽器がつきもの。
シタール(日本の琵琶のような楽器)、タブラ(二連ドラム)、ハルモニウム(床置きアコーディオン)、独特の奏法のバイオリンなど、見たこともないような楽器たち。
古典舞踊の先生に伺ったところ、事前にダンサーと打ち合わせはするものの、その場の空気感で演奏が変わるという、踊り手、演奏者の呼吸がどうなっているのかとても不思議な、でも西洋音楽にないリズムと音階に引き込まれる素晴らしいパフォーマンスに見るたびに魅了されます。

そんなインド古典舞踊、カタックダンサーとしてアメリカで活躍する日本人と中国人のハーフの方(なんてグローバル!)の来ムンバイ公演が、近々NCPAで開催されるようです。
本業はカタックダンスの教師である私のピラティスの先生から、日本人のハーフだからぜひ日本人コミュニティでサポートしてほしいとお話がありました。

なんの力も持たない私ですがささやかながら支援できたら、と思いこちらで告知させていただきます。(もちろん私には1ルピーも入りません。)
詳細はフライヤー画像をご覧ください。


ダンスのお好きな方、インドの文化にご興味のある方、特にそれらには興味はないけれどなんとなくお時間のある方、騙されたと思ってご覧になられてはいかがでしょうか。

ヨギとまりぼん夫妻はNCPA行きが大好きで、一時期は週2回以上通っていました。
先進国と公演のクオリティを比べてはいけません。
娯楽の少ないムンバイでの数少ない楽しい時間の過ごし方です。 

(会場となる南ムンバイ、ナリマンポイントのNCPAでは常にムンバイで得られる最上質の公演が開催されているので、パフォーミングアーツにご興味のある方は一度いらっしゃると良いと思います。
蛇足ですがムンバイアッパー層はこの劇場通いが大好き。
劇場で知り合いを見つけては挨拶したり、紹介しあったりといった光景が見られます。
古き良き社交の場。良い意味で日本とはまた違った感じ。)

そしてここはインド。非常にお手頃な値段です。面白くなかったな、騙されたなーと思っても、ひとつの経験代として笑えるくらいのもの。

とは言いつつも、古典舞踊、カタック、面白いと思います。どうぞ一度経験して見てください!

2017年1月21日土曜日

初体験。ゾロアスター教徒のパーティ料理

1月も下旬になっているというのに未だ復活できていません…

とはいえ、今月も色々なことが起きています!
年始一発目のハイライトは、パールシー(ゾロアスター教徒、拝火教徒。ペルシャ方面から来た人、の意でパールシーと呼ばれています)のお祝いごとにお招きいただいたこと。

大木にライトを垂らして。素敵なセッティングです。


ナヴジョートという、子供が6-7歳くらいで行う入信式のパーティでした。

日本だと7歳のお祝い(七五三)をしますが、これくらいの年齢まで丈夫に育ったことを祝う意味もあるのかしら。

儀式自体は日の入り前に済んで、パーティの主役たちはゾロアスター教寺院にお参りしてきたそうです。

パーティ自体はインド式なので、6時半スタートの会に8時過ぎに行くのが正しい時間感覚(笑)。
我が家も8時に到着、丁度よいころでした。

到着するとまずはカクテルタイムです。
カクテルタイムの間はドリンクや前菜をもってウェイターさんが回ってくれます。

ソースにつけて焼いたチキンや白身魚の揚げ物、マッシュルームのグリルなどはこういう場面での定番メニュー。

その間、主役のお子様のケーキカットタイムがあり、ケーキも前菜と同時に回っていました。

9時くらいに会場の一角に設けられた長ーいテーブルに人々が集まり始めました。
ディナータイムの始まりです。

何度かインドのパーティにお招きいただいていますが、着席スタイルのパーティディナーは今回が初めてです。大体は、というかこれまで例外なくビュッフェスタイルでした。
着席スタイルはパールシーの伝統的パーティディナースタイルだそうです。

1ラウンド目は高齢者や子供(インドの子供は宵っ張り!)などがテーブルにつきます。
親族でない招待客は2ラウンド目に着席するのがマナー、1ラウンドは40分で終わるのだそうです。

ということで我々はマナーに則って?2ラウンド目に着席。
ウェイターさんがベジタリアンかノンベジタリアンかを聞いてくれて、ノンベジの我々の前にはバナナの葉が2枚置かれました。

以下写真で実況中継~。
一応葉っぱは水拭きしたほうがいいそうです。正面の通路は…

ウェイターさんがお給仕をするための通路です。銀のお皿はベジタリアン用。
お料理が順々に給仕されます。左はパリパリおせんべいにロティ、中央はサリチキンという伝統的パールシー料理。美味。
この日のお料理は写真のチキンに始まり、ポンフレット(マナガツオ、ここでは最高級魚)のココナッツミルク煮込み、ラムのビリヤニとノンベジ祭り。少し野菜も食べたいような…(笑)。

ベジタリアンはもちろん完全別メニューで、オクラや豆のカレーなどがサーブされていました。

パールシーは食べ物の制限がなく、日本人の食事習慣となじみやすいのでお招きする際はとても気楽です。


葉っぱをくるりと丸めてスプーンを置くのがご馳走様の合図だそう。
ディナーが終われば各自散会。
インドのパーティはディナーまでが長いとよく言われますが、ディナーを出してしまうとパーティ終わりの合図、なのでできるだけ長くカクテルタイムを楽しむのが彼ら流なのかも。

夜風が気持ちいい気候のなか、初めてのパーティスタイルに参加できて、楽しい夜でした!



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2016年12月18日日曜日

日本へのお土産2016冬

一時帰国の日本へのお土産。

今回はリクエストも含めこんな感じになりました。

➀カシューナッツ
ゴア近辺が名産地だそうですが、インドはカシューナッツ産地。
塩味、マサラ味、チョコ味など様々なフレーバーがあります。

今回は塩もなしのプレーンで。
愛用しているドライフルーツやさん、Ramanlal Mitaldas Co.にて購入。
クロフォードマーケット本店ほか、ブリーチキャンディ店、ポワイ店などムンバイ各所にあります。
干しイチジクやアプリコット、レーズンなど、どれも高品質なものがお手頃価格。

カシューナッツは100g130ルピー(230円)くらい~。大粒で香りも良く、美味しいです。

②ヒマラヤフットクリーム
日本の冬のガサガサかかとへ。よく効きます。大定番。

③ファーバーカステルのクレヨン
甥っ子に。

ドイツの高級文具メーカー、ファーバーカステル。
日本ではデパートや高級文具店等で売っているもの。かなり、というか、結構高いです。

インドに生産拠点があるそうで、インド向けに低価格の商品を販売しています。
ベビークレヨン、カラーペンセット、色鉛筆。
どれも激安。
今回は乳幼児向けボール状食べても安全クレヨンをゲット。150ルピー(260円)。

④クッション
高品質なホームリネンが安く手に入るインド。
なぜかクッションを買ってきてとのリクエストがあり、Shehenaz Homeへ。

おしゃれ雑貨店Contemporary Arts and Crafts (CAC)の商品とも見比べてもらったのですが、
Shehenazのもののほうが良いとのことで4点購入。
手刺繍の豪華系クッションカバーと中身。
3個買ったら4個目無料キャンペーン中につき5600ルピー(10000円)でした。

⑤チッキ
ピーナッツやゴマを飴で固めたお菓子、Chkkiチッキ。
日本人の味覚にも合うと思います。私の実家では大人気。やめられない、止まらない。

今回は南のフェニックスモール内高級インド菓子店Truptiにて購入。
マラバーヒルのMalabar Hill Club隣にあるManilal'sのものもおすすめです。


⑥ローズ石鹸
心地よいバラの香りが最後まで続く高品質石鹸。
ここの所我が家はKhadiブランド一辺倒。
顔にも体にも。洗い上がりもしっとり。色もベビーピンクで可愛い。



既にたくさんお土産があるので何となく今回は紅茶は買いませんでしたが、
インド産紅茶なら、ダージリンのNathmullsからのお取り寄せがおススメです。
高品質、低価格、オーダーも間違わずキチンと届く、信頼できるお店です。


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2016年12月14日水曜日

久々、インド服を買いに

インド服を購入する必要に迫られて久々にお洋服のお買い物に行ってきました。

テーマは「クリスマス」。

赤/緑、白、金が入ったお洋服と決まっていたのでサクッとショッピングしてきました。

ここのところよくWestsideの評判を聞くので、偶然時間が出来たポワイで覗いてみたのですがいかんせんお店が小さくて。

以前ご紹介したKala Godha店や、最近リニューアルしたらしいHuge'sRd店は良さそうなので行きたかったのですが、時間が無くて、最も交通に便利なPaladium PhoenixのデパートPantalonをチェックしてみました。

BIBAやGlobal Desiといったお手頃価格でそれなりのクオリティのインド服が一気に見れるので急ぐ時には便利なのです。

急いでいたのでささっと見て、何なくテーマカラーのお洋服は見つかりました。

今回選んだのはこちら。



ひざ下までの長いブラウス、横にスリットが入ったもの(Kultiとお店のお姉さんは呼んでいました)にワイドパンツの組み合わせ、
ここの所良く見るスタイルです。
もちろん細いタイツのようなレギンスを合わせてもOK。

私が着ると京劇の道化のようですが、そこは目をつむって…。
サイズが大きいので今回の出番が終わったら一度お直ししたいと思っています。


ところでパンタロン。
お買い物をするたびに横入りをされて嫌な思いをするのですが、今回もやはりそうでした。

フォーク式の行列を促すバーはあるのにそれを無視して横入り、
インド化した私は「列を守らないなんて、子供に見せて恥ずかしくないのかしら」と大声で言い、
横入りをした子連れ買い物客にものすごい視線で見られたのでした。

中産階級のインド人のマナーはまだ自由です。
できるだけ近寄らないほうが幸せだけど…。

ざらついた気持ちは帰りがけのパニプリでさっと流して、マサラで消毒!



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2016年12月9日金曜日

マレーシア買い出し2016 絶品火鍋は日本と同じ味!

買い出しといえば和食…のはずですが、海外で食べるお寿司にちょっとお疲れ気味なので今回は素直にアンテナに引っかかったものを食べることにしました。

調べていたら天香回味がクアラルンプール中心部にあることを発見☆
東京では銀座や赤坂などにある火鍋屋さんです。
偶然同じ店名なのかな?と思いHPを調べてみると、日本のお店で説明してくれるのと同じようなことが書いてある...



1シーズン最低1〜2回は食べていた絶品火鍋、夫は3年半食すことができていないので、もし同じだったらラッキー!とトライしてみることにしました!

ネットで40%オフクーポンを見つけました☆

ブキッビンタン地区からは車で10分ほど。
中華料理店の立ち並ぶローカルなエリアにある一軒家レストランです。


巨大な店内にお客は私たちだけ…。大丈夫かな。


心配になりながらも心を強く持って、火鍋(小)と具材を選びます。

エビやフカヒレ、練り物などシーフード系、薄切りの牛や豚やラム肉、たくさんの種類のお野菜やキノコなど、メニューも日本と似ています。
日本のお店はセットがありますがマレーシアでは完全に単品で頼む形式でした。


牛肉にエビ団子に冬瓜、たっぷりの新鮮な葉野菜、ふわふわシャキシャキ食感が面白いキノコ、締めのマロニーちゃん的な麺を注文。

早速お鍋が運ばれて来ました!
唯一無二のスープが特徴なのですが、見た目、匂いとも日本と同じ♡
赤と白を混ぜてすこしいただくと、これは…日本と同じーーー♡

漢方食材が驚くほどたくさん入っていて、しっかり味が付いているのに食後喉は乾かない、体がポカポカ温まる、食べ過ぎても胃もたれしないすごいスープなのですが、このスープが味わえて感動!

お客さんも徐々に増えて来て、我々が食べる頃にはお店も賑わって来ました。
お隣はお肉たっぷり。

美味しくお鍋をいただきお会計はクーポンも使って3000円ほどだったかな?
マレーシアの物価を考えると全く安くありませんが、日本だとお酒を入れずに1人5000円くらいはかかるので、
半額以下で同じ味のお鍋がいただけて大満足でした!

この冬日本へ変えられるかたはぜひ東京で、クアラルンプールに行かれるかたはお得な値段で、ぜひ試してみてください!


Tian Xiang Hui Wei 
No.290, Jalan Pudu 55100 Kua;a Lumpur
Tel: +603 2143 8168
他にもいくつか店舗があるみたいです☆


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2016年12月6日火曜日

マレーシア買い出し2016 伊勢丹KLCC店

高額紙幣廃止が施行されたその夜から数日間、マレーシアに買い出しに行ってきました。

旧紙幣を受け取ると定められた空港両替所は長蛇の列。
ですが紙幣不足などで断られている人が多かったように思います。

クアラルンプールの空港両替所でも「インドの500ルピーと1000ルピー札は受け取れません」と張り紙がしてありました。
そもそもインドルピーって国外持ち出し禁止では…。
マレーシアやシンガポールでは両替できます。日本ではできない。
この違い、誰か教えてください!

KLのランドマーク、ペトロナスツインタワーはKLCC地区にあります。
とにかくマレーシア(クアラルンプール)は素晴らしい場所でした。

纏めるとしたら、
インド(ムンバイ)より良いインフラ、豊富な物資、物価が安く、英語が通じる、真面目な国民の5点。

バンコクと比べると圧倒的に英語が通じるところが大きなアドバンテージ。
一方でバンコクは、英語は通じにくいものの上記ポイントに加えてマッサージ屋さんが安くて豊富です。
次回買い出しに行かせていただけることがあればバンコクかなーとは思いますが、ムスリムが多いということでアラブからの旅行客が多くエキゾチックな雰囲気のマレーシアに行けてとてもよかったです。

いつもいろいろ教えてくださる情報通マダムからうかがった買い出し必勝法は以下の通り: 
①ブキッビンタン地区に泊まる
②買い出しは伊勢丹KLCC店へ
③豚肉の扱いは要注意

マダム、貴重な情報をありがとうございました!
彼女の言うことに間違いはないので忠実に行動しました。

華人が多いこともあり豚肉は手に入るのですが
(名物の肉骨茶バクテーはポークスペアリブのスープ。絶品!)、
人口の8割はイスラム教徒ということでホテルの冷蔵庫や冷凍庫ではあずかってもらえないこともあるそうです。

そのポイントを教えて頂いていたので、我々は到着初日に伊勢丹でお買い物をしてパッキングを依頼、出発日に伊勢丹でピックアップすることにしました。

バンコクと違って買い出しのお客さんも多くないのか、当日野菜を追加するのを快くOKして下さったりとってもフレキシブルな対応をして頂きました。
箱や空のスーツケースを持ち込めばそこに詰めてくださるとのこと。
次があったら箱は持ち込もうかな。

新鮮な葉物野菜が豊富で、オーガニックの野菜も手軽に買えて、シソも日本の梨や柿も売っていて、納豆やお味噌や魚貝系もあり。
もちろん牛肉も売っています。
ジップロックがタイは安いのですが、マレーシアはそこまででもなかったかも。

感動的なベビーフードの棚。ぜーんぶ!インドでは望むべくもありません。
ベビーフードは輸入で高価なものの手に入ります。
記念にスプーンの要らない野菜のピュレを1つ買ってきたのですが、空港で早速役に立ちました。

イミグレーションの列に並んでいたときにお腹が空いて泣き出してしまったので、
チューブから直接食事があげられて事なきを得ました。
こういうの、日本には無い気がする。もっと買っておけばよかった!

ついでに子供グッズに関してですが、紙おむつはインドより割高でした。
都心のお店で買ったからかな?
日本=1枚10円、
インド=1枚20円、
マレーシア=1枚30円

ただ、インドでは手に入らないクオリティの子供グッズが簡単に手に入りますので何か忘れても大丈夫でした。



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