2016年9月6日火曜日

悩ましい記念日 in ムンバイ


モエタワー♡
ちょっとした記念日が幾つか続きました。

無趣味な我が家の記念日の過ごし方といえば、ちょっと背伸びなレストランやプレゼント。

ところがムンバイでは価格と味に納得できる背伸びレストランは無く、欲しいものもほとんど無く、八方ふさがりです。

元々外食は好き、大して料理や盛り付け上手でもない私が、
インドで一番美味しいのはお家のご飯!
と言い切れる状況。
お察しください(笑)。


そんなインドでの記念日を諦めきった我が家が記念日をまとめて祝いに今年行ったのは、
OberoiオベロイホテルのコーヒーショップFenixのサンデーブランチでした。

ムンバイにおけるサンデーブランチはインド人定番の過ごし方。
お昼過ぎからダラダラと食べて飲んで、朝ごはんも晩御飯もいらない状態でお家に帰って寝るのみ。

恐らくメイドやコックやサーバントさんたちもお休みの日曜日、やることも大してない中で最も手軽に最も長時間、間が持つ方法としてインド人のライフスタイルに合っているのだと思います。

来印当初何回か経験して、高いし、サンデーブランチに行ってしまったらもう他に何もできないし、なんて無駄な日曜日の過ごし方かと驚愕、行かなくなっていましたが、ぐるっと回って帰ってきました(笑)。


さてフェニックスのサンデーブランチ。
ロケーションはホテルのロビーのコーヒーショップなのですが、内容は意外と本格レストランなのです。

モエエシャンドン飲み放題、
ロブスター、大きなエビ、生牡蠣、生魚の握り寿司(マグロ、サーモン、ハマチ、甘エビ、シメサバ、鰻、カニ肉)、イカ、タコなどシーフード系ハイライトあり、
美味しいサラダ達やチーズ、ローストダック、
もちろん欠かせないチャート(インドスナック)カウンターもあり、
更に良かったのがメニューからオーダーできる形式。

エッグベネディクトやワッフルなど朝食系、スープ、前菜に始まり、窯焼きピザ、コンチネンタル、インド料理、デザートまで色々。

作り置きのブッフェより出来立てのお料理の方がやはり美味しいので、席に座ってゆっくりと、美しく盛られた出来立ての温かいお料理をいただけるのがゆったりできて良かったです。

シャンパンも頼まないうちからこれでもかと注いでくれます♡
派手派手デザートタワー。結局食べなかったけど。笑

もはや夫婦の会話もまばらになるほど一緒にいる私たちですが、のんびり午後中ずーっとダラダラ居続けてしまったのは優しいスタッフの方々、居心地の良いソファーシートに加えて心踊るメニューがあったからかと。

税抜き5000ルピー弱、アルコール抜きだと4000ルピー弱と決して気軽に行ける値段ではありませんが、普段の外食を滅多にしなくなった分を回したら十分納得の値段でした。
他にすることないし!!!

隣席に座られた在印5年目のご夫婦とチラチラ会話しながら、
やはりインドが長くなってくるとインド人のような休日を過ごすのかなぁと思ったり。

過去何人かからここのサンデーブランチを勧められたのですが、
思えばお勧めしてくれた全員がインド経験3年以上の人々でした。。。

インド経験値がまた一つ上がったかも(笑)。

何はともあれ、我が家にとっては納得の優雅な良い記念日が過ごせました!

Fenix Oberoi(zomatoのページにリンク)
今回は頼みませんでしたが、アラカルトのファンシーな巻き寿司も美味しいです。


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生牡蠣はこわごわ食べましたが、今のところ大丈夫です!

2016年9月5日月曜日

バンコク買い出し2016

今回のタイ行き、あまりに疲れすぎていて
ほんの隣駅のフジスーパーへの買い出しも行きたくないくらい
本来の目的の買い出しもやる気がありませんでした。

どうにか自分たちに言い聞かせて勇気を奮い立たせて(どんだけ。笑)フジスーパーと、近くのタイフレンチブッチャリーThai French ButcheryTFBでステーキ肉を購入してきました。

フジスーパーはタイ出国日に合わせてパッキング&ホテル送りにしてもらい、
お肉はホテルの冷凍庫で凍らせたのち、届いたフジスーパーの荷物にまとめて無事持ち帰りました。

フジスーパー。いつものことながら完璧な冷凍、美しいパッキング、時間通りの配達。
凍ってはいけないこんにゃくだけがドライアイスの近くにいすぎたせいで凍ってしまいましたがそれはご愛嬌。
卵も割れず、不足もなく、野菜は冷たく、お肉お魚はカチカチ冷凍で無事インドのお家まで持ち帰れました。
フジスーパー様。最高です。素敵なパッキングや正確な配達を見るだけで癒される。
がんばって行ってよかった!

バンコクでリフレッシュできたのでインドに戻ってすぐ、買い出した豚肉で角煮を作成。半年分の角煮を貯蔵できました。
(インドのお肉でも試しましたが、どんなに茹でこぼしても脂の匂いが気になる&謎の臭みのある脂の匂いがキッチンに染み付いてどう掃除しても1ヶ月ほど取れなかったので再チャレンジは私にはハードルが高いのです…。お肉の脂は育ちの良し悪しが出ますね…。良い方法があったらぜひ学びたいです!!!)
タイ流に処理した固まり三枚肉は皮の近くのコラーゲン質が多く残されていて、日本の同じ部位より角煮にする甲斐があると思います。
ぷるぷる、とろとろ♡中国式かな?


TFBでのステーキ肉は、テンダーロインとリブアイを選択。

テンダーロインを早速いただきましたが無駄な脂がなく、加齢とともに赤身を噛み締めて食べたくなってきた我が家には十分美味しくいただけました。
値段はキロ500THB前後、大き目のステーキ肉(300g)1枚当たり500円程度と許容できる値段でした。

今回は我が家の都合で誠屋では購入しませんでしたが見に行きはしました。
海鮮を中心に安定の品揃え。すごいです。


ところで、母乳の出はインドから出ると良くなるというセオリーが数回のインド脱出を経て私の中で出来つつあります。

やはりインド、楽に暮らさせてはもらえないようです…。




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2016年9月4日日曜日

命の洗濯 in BKK

モンスーンのジメジメ・カビ・虫攻撃に加え、
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎〜日、
何かが壊れては修理、修理、修理の繰り返しの5ヶ月間。

文字通り150日のうち150日、何かが壊れ続けていた日々でした。
しかも電気、水、エアコン、ガス等のインフラ系。

まぁこれは我が家に限った話ではなく、ムンバイ駐在日本人家庭のどこのお宅も多かれ少なかれ同じなのですが、
守らなければいけない小さな命が家の中にいる分、巣守り本能で過敏になっているのだと思います。

この生活の良いところを見よう、ポジティブに考えようとし続けて3年間、
更に新生児&乳児育児&営巣本能疲れが一気に出たのかもうどうにもならなくなってしまい、
買い出し名目でタイに逃亡しておりました。

(タイへの逃亡のみならず、会うお友達、先輩マダム方、ありとあらゆる方に愚痴を聞いていただきました。
みなさん本当にありがとうございます。)

みなさんのお助け、バンコクでの癒しの甲斐あってやっとこさ復活しました!



今回のバンコク滞在は、カリスマムンバイブロガーはなごんさんが以前お勧めされていた
マリオットエグゼクティブアパートメンツスクンビットトンロー。
長い名前。


交通至便、スタッフのほとんどが英語を流暢に話し、ホスピタリティーにあふれ、値段の割にお部屋も広く、キッチン、フルサイズの冷蔵庫、洗濯機乾燥機、バスタブつき、ベビーベッドレンタル、キッズプレイルームあり。
乳児連れにはパーフェクトな宿でした。

駅からすこし歩くのもまったく気にならず。

今回は疲れすぎて滞在6日中ホテルからほぼ出ずに過ごしましたが、不都合に思わないくらいとっても快適でした。
あ〜既にまた行きたいなー♡

(ホテル、サービスアパートが同じ施設内にあるこちら。後から知ったのですがアパート3泊=ホテル1泊とカウントされるらしいです。5泊した今回はたったの1ポイント。マリオットのポイントを貯めている方には周知の事実かと思いますがこういったリワード系に疎い我が家はそんな差があるということを初めて知りました…。)




買い出し成果は次の項で!


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修理の心配のないところで眠れる幸せ=プライスレス。


2016年8月2日火曜日

MUJI in Mumbai

ついに8月5日に無印良品がムンバイにオープンすることとなりました。

トレンドに敏感な産後体幹体操教室のマダム達(インド若年富裕層)と無印の話に。

シンプルな無印はキラキラ派手派手大好きなインドの皆さんに受けるのか、
かねてからの疑問を聞いてみたところ、
意外な答えが返ってきました。

もちろんキラキラかつヴィヴィッドな色合いも好きだけれども、一方で我々世代(20代後半~30代)を中心にミニマルな志向も高まっている。
ところがそういったニーズを満たすお店は皆無なため無印の開店は良いタイミングであるとのこと。

確かに今年初めに(ノームコア的?)ライフスタイルブランドNicobarがオープンして
継続的かつ好意的に受け止められていたり、
若年を中心とした富裕層と無印トークで盛り上がることもしばしば。
富裕層の意識は若者を中心に海外のスタンダードに近づいている気もします。

インド独特のキラキラが羨ましく眩しかったのですが、
(とはいえ平らな顔の日本人には使いこなしきる自信はありませんでしたが)
インドのトレンドも少し変わっていくのかもしれません。

しみじみとしてしまいましたが、
とにかく8月5日はPalladium PhoenixにGo!(www)です!



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2016年8月1日月曜日

モンスーンにはチャイを : インドのチャイ文化をカジュアルに楽しめるChaayosがムンバイにもオープン!

一度はこの使い捨て素焼きカップで飲みたい!?

毎日毎日雨のモンスーンではありますが、
ムンバイはだいぶ気温が下がって過ごしやすくなりました。

デリーを中心に多店舗展開しているセルフ式カフェChaayos。
ムンバイにもオープンしたので遅ればせながら行ってきました!

Welcome to Chaayos!
お店に入るとインドのスターバックスの歌うような掛け声と同じリズムで歓迎してくれます。

ドトールやスタバのようなセルフ式のカフェ。
まずはカウンターで注文しました。


スパイスとミルクの入ったDesi Chaiはハーフかレギュラーサイズか選べます。

お茶の種類はマサラチャイのみならずダージリンティや緑茶、アイスティなどものすごくバラエティーに富んでいます。

組み合わせを変えると1万通り以上のお茶メニューがあるらしく、
毎日違うものを飲んでも33年間は新しい味と出会えるんだとか。
なんだかすごいぞ。

フードは軽食が中心。
バターチキンカレーを包んだラップサンドなどもあり、
しっかりお腹いっぱいになれそうな感じ。
(そしてスタバより割安で好感度高い。)

少々胃が弱っていたので蒸したお米で作った家庭料理定番スナックPohaを頼んでみました。



チャイとポーハ。
後から気づいたのですが、私を含めて店内にいた3組全員がたくさんのメニューから同じものを頼んでいました。
私もインド人に一歩近づいたか(笑)。


24ルピー追加すると素焼きのカップに入れてくれます。
雰囲気を高めるために素焼きのカップにしてもらいました。

お砂糖控えめ、マイルドにスパイスの効いたマサラチャイです。
熱々がご馳走!

ポーハのスパイスはとてもバランスが良くて、
インドのスパイス&ハーブ好きの私にはたまらない味です。

チャイをすすりながらリクシャーの行き交う雨の景色を眺めるのはなかなかムンバイ的…。

他のメニューも試してみたいので、33年間通うかどうかはわかりませんがまた行きたいです!

ポップな内装のバンドラ店
現在Lower ParelとBandra、Juhuは店舗オープン。
Powaiにも展開予定とのことです!

Chaayosオフィシャルサイトにリンク





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2016年7月19日火曜日

23キロ

ムンバイー成田の直行便を運行しているANAのエコノミークラス預け入れ荷物制限は23kgです。

あるといえばあるインド、日本クオリティを求めたら何もないインドに暮らすなか、一時帰国の際はできるだけの物資を持ち込みたいという浅ましい気持ちが捨てきれません。

何度も往復する中であるスキルが身につきました。

それは、制限枠内かどうかを判断する技!

持てばわかります。

ANA以外でも23キロを採用する航空会社は数多く、ここのところ荷造りは4連勝中!
全部の荷物がぴったり23キロ台で気持ちいい♡


他に何にも役に立たないけど、今は便利です(笑)。



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2016年7月9日土曜日

秘密にしたいコーヒー屋さん : ムンバイにもサードウェーブコーヒーが上陸!

以前ご紹介していたデリーのコーヒーロースター、Blue Tokai Coffee.

(2014/12/18 ムンバイ・コーヒー豆事情の記事にリンク。)

(2014/12/23 ムンバイ・コーヒー豆事情の続き の記事にリンク)

こちらのデリーのお店から豆をお取り寄せして楽しんでいましたが、ついにムンバイにも支店がオープンしました。

ロースターのみならずカフェもあるとのことで、早速訪問してみました☆

注:
記事を書きながら思ったのですが、私は少々コーヒーマニアなのかもしれません。
無駄なこだわりを爆発させているあたりはさらっと読み流して頂ければ幸いです。

何にもなさそうな通りですが、工場跡地に一歩入ると…
やはり工場跡地なのですが、
上写真と同じ広場にこんなキレイな店舗が!左がカフェ、右が焙煎するところ。

店内の様子

豆を買うことは決めていたのですが、カフェも楽しみたかったのでメニューを聞いてみました。

エスプレッソ系ドリンクのほかに、ハンドドリップ、フレンチプレス、更にはエアロプレスもあるとのこと。
本格的!

ちょっとしたコーヒーマニアのまりぼん家。
フレンチプレスとドリップは家で飲めるので、持っていないエアロプレスをお願いしてみました。

繊細そうなバリスタ氏が一生懸命淹れてくれます♡
フードはまだクロワッサンとパンオショコラしかないそうなので、お試しのためにパンオショコラをチョイス。オーブンで温めてくれました。

コーヒーは農園を選べます。
ダークローストを卒業、ここ数年軽やかな味が好きになってきたので酸味が強め、焙煎は軽めの豆を選択してみました。
いただきまーす。
エアロプレスはコーヒー豆の個性がクリアになる淹れ方。
Blue Tokaiはインド産シングルオリジンの豆を扱っているので、インド豆のクオリティが良く分かってしまいます。
軽やかな酸味と重たい苦さが乖離している不思議なバランスの豆でした。

パンオショコラ(お店ではチョコレートクロワッサンと呼んでいました)は、ムンバイで求められる高品質のもの。パリのパンオショコラと比べてはいけませんが、ムンバイレベルではまぁまぁ及第点。あくまでムンバイレベルです!(微妙なニュアンス…笑)

フードは今後マフィンのような焼き菓子とサンドイッチを増やしていきたいとのことでした。


ムンバイのカフェで求められる最上のコーヒーとペイストリー。
インドのカフェには珍しく、一人でゆったりPC作業や読書の出来る静かな雰囲気。
お店の人も細やかに気を配ってくれます。
お手洗いも清潔。

秘密にしたい!
けど、一人でゆったり本を読んで美味しいコーヒーを飲んでリラックスしたい人たちとも共有したい!
(なぜならばムンバイにそういう場所は皆無と言っていいから。)


ということで載せちゃいました☆



お土産にコーヒー豆も買ってきましたが、豆だけならサクサク快適なHPからオーダーもできます。
デリー同様、オーダーが入ってからローストしてくれます。焙煎日も同じく水曜と日曜。

好きなコーヒー豆屋さんは堀口珈琲や丸山珈琲で、個人的な趣味を言わせてもらえばこちらのブルートカイは日本の美味しいコーヒー豆屋さんには全く敵いません。
でも、コーヒー産地インドにいるのだからインドの美味しいコーヒーを飲みたい。
インドのコーヒー豆を新鮮なローストで楽しませてくれるこの会社を応援したいと勝手に思っています。

コーヒーのお好きな方、試してみて下さい!





ちなみに、ロケーションも外からは絶対にわからない、秘密めいた場所にあります。
こんな景観が普通にあるムンバイ…ジブリ好きにはたまりません♡
ラピュタ的空間に迷い込んだ気になる、個人的にはムンバイ一お気に入りのエリアです。
(但し2013年には同じ道路で女性暴行事件が発生しています。ご注意ください。女性の一人歩きはおすすめしません。)

隠された宝石がいろいろとあるこの通り。
後日ご紹介したいと思っていますが、エリア探索も含めてお楽しみください☆

Blue Tokai Coffee(お店のHPにリンク)
Unit 20/22 Laxmi Woolen Mill, opposite Khazana Furniture, Shakti Mill Lane, Off Dr E Moses Rd, Mahalaxmi 400011
+91- 98200-95887
We’re open from 10am to 6pm every day.



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