2017年4月5日水曜日

ファーマーズマーケットへ

オーガニック野菜を専門に売るファーマーズマーケット。

ムンバイに来た2013年当時からあるのは知っていたのです。
でも場所はバンドラ。車の使えない日曜日の開催。
当時は週末に旅行に行くことも多く。

なんとなくダラダラ行かずに4年も経ってしまいました(4年!)

ある日、マンションの掲示板に、我が家から至近の競馬場でもファーマーズマーケット開催の案内が出ていたので、
重い重い重い腰をあげて行ってみました。

会場は競馬場の一角の小さな芝生エリア。
木陰にズラッと野菜の箱が並んでいます。

他のオーガニック野菜同様、価格は少し高めです。
(とはいえ人参1キロ40ルピーとか)

あまり状態が良くない野菜もありましたが、元気そうな人参、インゲン、ほうれん草、そして皮ごと生で食べるのでいつも農薬が気になるぶどうを購入してみました。

早速その日の晩御飯は人参といんげん、高野豆腐、干し椎茸の炊き合わせに。
何もせず出汁で煮ただけなのに人参が甘い!!!
いんげんも味が濃くておいしかったです。

調理する段階から、この人参はすごくなめらかで、元気な柔らかい土で育ったんだよー、と語りかけてくるようでした。

他にも元気な葉付きビーツ(葉は炒め煮にしていただくそうです。お友達宅で味見させていただいたもの、とっても美味しかった!)とかトマトとか、立派なパイナップルとか、いろいろ揃ってました。
残留農薬が気になるオクラも買いたかったのですが、大きく育ちすぎていて筋っぽかったので今回は見送り。

ファーマーズマーケット、面倒がらずちゃんと行かなくては!

異なる団体が色々なロケーションで開催しています。
現在私が知る限り、
Juhu, バンドラ Bandra D'Monte Park、Worliのミルク工場Dairy、Mahalaxmi競馬場、Nariman Point CR2 Mall前
などなど様々な場所で開催されています。
大体毎週日曜日の朝早く~お昼くらいまでのよう。

開催場所、開催団体も増えていると感じます。

インド野菜は農薬問題が先進国より深刻。
(再びですが)面倒がらずちゃんと行かなくては!

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2017年4月1日土曜日

ジャーマンスクールのイースター

ジャーマンスクールのイースターフェスティバルに行ってきました。

ゆで卵にペイントをして、イースターエッグハントをして、美しい校庭を走り回って。

過酷な環境下で暮らしているため、行動に制限も多いムンバイの外国人の子供たち。
元気に走り回っている姿がとても印象的でした。

普段公園ではメイドさんたちしか周りにおらず、ママトークができないフラストレーションが溜まっていたので、ここぞとばかりにママトークができてすこしガス抜きできた気分です。

学校のイベント、いいなぁ!

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2017年3月31日金曜日

FRRO更新完了とムンバイで子供と暮らすにあたっての悩み

FRRO(外国人登録証明書)の更新に行って参りました。
昨年はホヤホヤ新生児がいたため夫のみ事務所に行ってくれましたが今年は全員で。

当然のようにインターナショナルな環境で、今年はイラン人とメキシコ人と韓国人の女の子たちが子供の世話をしてくれました。賑やか。子供も嬉しそう。

2時間待って無事更新完了。
係の方から、更新はこれが最後ですよ、次回はビザ取り直しですからね、と言われてしみじみしました。
(4年は延長できるけれど、5年コンプリートした後は一旦本国に帰国してビザを新たに申請するルールなのです。)

今日見た大体のファミリーはナニーさんを連れてきていました。

ナニーなしで今までなんとか過ごしてきましたが、本格的に考えなくてはいけないのかな、と思い始めました。
日本人にとってはあまり身近ではない習慣なので、本当に悩みます。

公園に連れて行くとどこの子供もナニーが連れてきていて、こちらの公園デビューはまた違った意味で試練です。彼女たちは英語もあまり話さなかったりするので、英語がやっとの外国人母は孤独…。

習慣の違い、と割り切って押し通すべきなのか。
郷に入っては郷に従え、なのか。

当地においても激しいらしいと噂の保活とともに悩み多き日々です。

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2017年3月30日木曜日

自宅周辺の「新鮮レタスポイント」

シャキシャキのレタス、インドに移住して2年ほどは憧れの食べ物でした。

レタスなんて売ってないローカルマーケット、高級スーパーでも萎びて半分腐ったようなものしか売っていなくて、たまにいいのがある!と思うと1000円超えのイタリアやオランダ産の輸入品。
インドの外に出たときにここぞとばかり虫のようにむしゃむしゃ食べるものでした。

その後いろいろなお店を試した結果、我が家の周りで確実に新鮮レタスが手に入るポイントをいくつか見つけたのでご紹介します。

あの頃の私に伝えたい…ムンバイでもレタスは食べれるよ!!!
(飲料水で何度か洗ったのち、貝殻の野菜洗いパウダーで洗って食べています。
激しく手間はかかりますが、この暑さの中冷たいシャキシャキサラダが食べられる幸せには換えられない!)

①クロフォードマーケット Crowford Market
慣れが必要ですが、どこよりも安く、高品質なレタスが安定的に買えます。

②ブリーチキャンディマーケットBreach Candy Market
高いですが、パリマーケットよりは値段はマシ。高品質な野菜がドライブスルーwで買える貴重な場所。

③マラバーヒルマーケット Malabar Hill Market
お肉屋さんCafe Ridgeの3〜4軒隣の狭い通路にある野菜コーナー。
美味しいインドアボカド、辛くない万願寺とうがらし等、レベルの高い要求にきちんと応えてくれて値段も高くない。一番ショボい見た目ですが一番頼れるお気に入りです。
もう少し家から近ければ…!

④ペダーロード、アクシスバンク横 Pedder Road, Next to Axis Bank
路地の壁に張り付くようにある野菜売り場。
品揃えは落ちますがここも新鮮レタスあり。

⑤ジャスロックホスピタル横の商店街 Poonima Appartments, Next to Jaslok Hospital
安定のドライクリーニング Pressto, 老舗ベーカリーTheobroma、頼れるパーティグッズ専門店、一時期通っていたジェルネイルと並んで2軒ある何でも屋さん。
値段は高いけれど野菜、卵、スパイス、牛乳、洗剤など、急いでいるときには頼りになります。

⑥グラントロードマーケット Nana Chawk Grant Road Market
長ーーーーい商店街の両側にびっしり野菜と果物のストール。
レタスやブロッコリなど西洋野菜を売っている場所は長い商店街の中ほどに多いのですこし不便ですが、比較的リーズナブルに新鮮野菜と果物が手に入ります。

これだけ自分のなかで頼れるマーケットがあると、すごく安心感があります。
そして副産物的にヒンディーが少し話せるようになります(笑)。

普段は西洋人の多く住むおしゃれエリアバンドラ方面にあまり行かないので、今後はバンドラ方面のマーケットを開拓したいなぁ!

wwwに載せるにはささやかすぎる、でもインドで暮らす主婦的には重要ポイント。
本当のマダムはこんなところに自分で行かずに従業員たちにお買い物に行ってもらうそうです。いつまでたってもマダムになり切れない(そして買いに行ってもらえるメイドさんもいない)まりぼんは、自分の目で見たいのでどうしても自分で買いに行ってしまいます…

誰もいないと思うけれど、もし、もし、万が一、野菜をローカルマーケットで買いたいけれども一人では行きづらいと思っていらっしゃる方がいらしたら。
こんなところで良ければいつでも案内しますので、お気軽にお声がけください。


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2017年3月28日火曜日

衝撃の高温警報

3/28午後、複数のワッツアップグループ内で回ってきた警告

「明日から3日間、気温が摂氏45.1度〜48.5度まで上がる見込み。
水分補給をし、11時から16時の外出は控えましょう。」

本当?
iPhone 天気予報ではせいぜい33度です。

測定場所によってはもちろん45度出るところもあるとは思いますが、きちんと芝生の上の北向きの百葉箱で測ったらここまでの気温は出ないと思う…。

インド人女性たちはこういうチェーンメールが大好き。
しかし同時に非常に理性的かつ論理的な思考展開をする人々でもあり、教養も高い女性たちでもあるのです。
メディアリテラシーが高いような、低いような。
感覚の違いなのでしょうか。

確かに暑くなってきたムンバイ。
マンゴーもマーケットを席巻、夏の到来ではあります。


2017年2月9日木曜日

告知 : インド古典舞踊

古典舞踊と一口に言っても、バラタナティヤム、オディッシー、カタカリ、カタックなど、起源もリズムもステップも異なる踊りが10以上もあるそうです。

幸運にもこれまで何種類か見させていただきましたが、ステップもリズムも衣装も目新しいものばかり。
また、ダンスの道の完成度も非常に高く、その道を極めた方の公演は大変に見応えがあります。

古典ダンスにも日本舞踊でいうところの名取制度のようなものがあるそうで、名取になったお嬢さんのお披露目公演では、たった1人の10代の女の子が4時間以上踊り続ける凄みのあるものでした。

神話を基にして一つ一つのフリの型が決まっているそうで、その型を全て覚えて物語を語るように全てが踊れることが名取、というか、一人前の証なんだとか。
10年以上練習を続け、師匠から許可をもらい、1人で全ての踊りを踊りきることで人に教えられるようになるということです。

古典ダンス道、かなり厳しいです。

古典ダンスには生演奏の古典楽器がつきもの。
シタール(日本の琵琶のような楽器)、タブラ(二連ドラム)、ハルモニウム(床置きアコーディオン)、独特の奏法のバイオリンなど、見たこともないような楽器たち。
古典舞踊の先生に伺ったところ、事前にダンサーと打ち合わせはするものの、その場の空気感で演奏が変わるという、踊り手、演奏者の呼吸がどうなっているのかとても不思議な、でも西洋音楽にないリズムと音階に引き込まれる素晴らしいパフォーマンスに見るたびに魅了されます。

そんなインド古典舞踊、カタックダンサーとしてアメリカで活躍する日本人と中国人のハーフの方(なんてグローバル!)の来ムンバイ公演が、近々NCPAで開催されるようです。
本業はカタックダンスの教師である私のピラティスの先生から、日本人のハーフだからぜひ日本人コミュニティでサポートしてほしいとお話がありました。

なんの力も持たない私ですがささやかながら支援できたら、と思いこちらで告知させていただきます。(もちろん私には1ルピーも入りません。)
詳細はフライヤー画像をご覧ください。


ダンスのお好きな方、インドの文化にご興味のある方、特にそれらには興味はないけれどなんとなくお時間のある方、騙されたと思ってご覧になられてはいかがでしょうか。

ヨギとまりぼん夫妻はNCPA行きが大好きで、一時期は週2回以上通っていました。
先進国と公演のクオリティを比べてはいけません。
娯楽の少ないムンバイでの数少ない楽しい時間の過ごし方です。 

(会場となる南ムンバイ、ナリマンポイントのNCPAでは常にムンバイで得られる最上質の公演が開催されているので、パフォーミングアーツにご興味のある方は一度いらっしゃると良いと思います。
蛇足ですがムンバイアッパー層はこの劇場通いが大好き。
劇場で知り合いを見つけては挨拶したり、紹介しあったりといった光景が見られます。
古き良き社交の場。良い意味で日本とはまた違った感じ。)

そしてここはインド。非常にお手頃な値段です。面白くなかったな、騙されたなーと思っても、ひとつの経験代として笑えるくらいのもの。

とは言いつつも、古典舞踊、カタック、面白いと思います。どうぞ一度経験して見てください!

2017年1月21日土曜日

初体験。ゾロアスター教徒のパーティ料理

1月も下旬になっているというのに未だ復活できていません…

とはいえ、今月も色々なことが起きています!
年始一発目のハイライトは、パールシー(ゾロアスター教徒、拝火教徒。ペルシャ方面から来た人、の意でパールシーと呼ばれています)のお祝いごとにお招きいただいたこと。

大木にライトを垂らして。素敵なセッティングです。


ナヴジョートという、子供が6-7歳くらいで行う入信式のパーティでした。

日本だと7歳のお祝い(七五三)をしますが、これくらいの年齢まで丈夫に育ったことを祝う意味もあるのかしら。

儀式自体は日の入り前に済んで、パーティの主役たちはゾロアスター教寺院にお参りしてきたそうです。

パーティ自体はインド式なので、6時半スタートの会に8時過ぎに行くのが正しい時間感覚(笑)。
我が家も8時に到着、丁度よいころでした。

到着するとまずはカクテルタイムです。
カクテルタイムの間はドリンクや前菜をもってウェイターさんが回ってくれます。

ソースにつけて焼いたチキンや白身魚の揚げ物、マッシュルームのグリルなどはこういう場面での定番メニュー。

その間、主役のお子様のケーキカットタイムがあり、ケーキも前菜と同時に回っていました。

9時くらいに会場の一角に設けられた長ーいテーブルに人々が集まり始めました。
ディナータイムの始まりです。

何度かインドのパーティにお招きいただいていますが、着席スタイルのパーティディナーは今回が初めてです。大体は、というかこれまで例外なくビュッフェスタイルでした。
着席スタイルはパールシーの伝統的パーティディナースタイルだそうです。

1ラウンド目は高齢者や子供(インドの子供は宵っ張り!)などがテーブルにつきます。
親族でない招待客は2ラウンド目に着席するのがマナー、1ラウンドは40分で終わるのだそうです。

ということで我々はマナーに則って?2ラウンド目に着席。
ウェイターさんがベジタリアンかノンベジタリアンかを聞いてくれて、ノンベジの我々の前にはバナナの葉が2枚置かれました。

以下写真で実況中継~。
一応葉っぱは水拭きしたほうがいいそうです。正面の通路は…

ウェイターさんがお給仕をするための通路です。銀のお皿はベジタリアン用。
お料理が順々に給仕されます。左はパリパリおせんべいにロティ、中央はサリチキンという伝統的パールシー料理。美味。
この日のお料理は写真のチキンに始まり、ポンフレット(マナガツオ、ここでは最高級魚)のココナッツミルク煮込み、ラムのビリヤニとノンベジ祭り。少し野菜も食べたいような…(笑)。

ベジタリアンはもちろん完全別メニューで、オクラや豆のカレーなどがサーブされていました。

パールシーは食べ物の制限がなく、日本人の食事習慣となじみやすいのでお招きする際はとても気楽です。


葉っぱをくるりと丸めてスプーンを置くのがご馳走様の合図だそう。
ディナーが終われば各自散会。
インドのパーティはディナーまでが長いとよく言われますが、ディナーを出してしまうとパーティ終わりの合図、なのでできるだけ長くカクテルタイムを楽しむのが彼ら流なのかも。

夜風が気持ちいい気候のなか、初めてのパーティスタイルに参加できて、楽しい夜でした!



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