ターリーとは、この下の写真のようなお皿に乗った各種インド料理セット定食です。
複数のカレー、パン、ライス、ソース、漬物、バターミルク、デザートで構成され、基本的にはお代わり自由、食べ放題。
南インド式だと同じシステムがバナナの葉の上で行われ、「ミールス」と呼ばれる、というのが私なりの理解です。
完全ベジタリアン食です。 |
ムンバイの中にもターリー屋さんはいくつかあるのですが、その中でもトリップアドバイザー1位のお店がなかなかローカル度が高そうで誰にも付き合ってもらえず、ずるずると2年くらい経ってしまっていました。
なかなか良さそうな評判を複数のグジャラート人(このお店は西インド・グジャラート州の料理のお店)と日本人から聞いていたので、日本からの訪問者が訪れたこの機会に有無を言わせず訪問してみました!
南ムンバイ、Marine Lines駅の近く。クロフォードマーケットからもあんまり遠くない場所です。
お店の前の通りはこんな感じ。
「地元」感の強い通り。
お店の入口です。古~いビルの2階がお店のようです。
トリップアドバイザーの写真よりは綺麗な感じ。
AC無しを想定していたのですが、ACルーム有と表に書いてありました。
(エアコンの有無はレストランの高級度合を測るのに解りやすい指標です。)
店内はこんな感じ。
あらかじめすべてのテーブルに空のお皿とナプキン、スプーンがセットしてあります。
お客が席に案内されるとまずボトルのミネラルウォーターが注がれ、そこから前菜、パン、カレーやらソースやらお漬物やらを装ってくれる人たちが次から次へとやってきて、ある程度お皿に乗り切ったのが最初の写真。
冷めるから早く食べなさいと促されるところを抵抗しながらずっと待って写真を撮りました。
給仕人は英語があまり通じませんが、レストランマネージャークラスの英語はかなり上手。
特に不自由なくお料理の説明も聞けました。
お料理はどれも美味しい!!!
これまでの数少ないターリー経験のなかでも一番好きかも!
甘すぎず、辛すぎず、油っぽ過ぎず、優しい味ですいすい食べられてしまいます。
(とはいえ1ラウンドで結構おなかいっぱい。油の使用量は和食とは比較になりません。)
この日は日曜日。
日曜日は料金も高い代わりに特別メニューらしく、いつもよりデザートが種類豊富で全種類が食べ放題なのが自慢なよう。
パンも8種類くらい?全部ちょっぴりずつ味見をさせてもらったのですが、どれも焼き立てを持ってきてくれてとっても美味しかった!
普段は苦手な前菜のドクラ(黄色いカステラのようなおかず)もホカホカと湯気の上がる状態で持ってきてくれたりして、なかなかここまで手の込んだお料理は食べられないなーという感じでした。
最後は白米、炊き込みご飯、キチディ(お米と豆で作ったお粥のようなもの)と3種類の米料理が出てきて〆。
炊き込みご飯「プラウ」 |
ローカルな場所にあるローカルなお店かと思ってこれまで勢いが持てなかったのですが、場所はローカルなもののお店は意外と(失礼)綺麗で、何よりお料理の味が美味しかった!
日本から来たばかりの訪問者も「美味しい」と満足していたので日本スタンダードで美味しいんだと思います!
日曜日のターリーは600ルピーとなかなか高級店なお値段です。
平日は500ルピー。平日は軽い食事も200ルピーで食べられるよう。
店内はひっきりなしに身なりのよいインド人のお客さんが訪れていて、人気店であることがうかがえました。
値段、高いもんね。。。
女子的にはお手洗いが清潔&水洗&トイレットペーパーありであることもポイント高く。
個人的には味が美味しかったので再訪したいところでしたし、
訪問者と一緒にクロフォードマーケットに行ったあとに引き続きローカルな気分に浸りたいときもとってもおすすめのお店です!
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