2年以上ムンバイに滞在しながら今更、ではありますが…
スラムツアーに初めて参加してきました。
おそらく一番有名だと思われるReality Toursの、インド最大、世界第2位のDarhaviダラビツアーです。
事前に予約して当日、朝10時にMatunga駅でガイドさんと待ち合わせ。
ハイシーズンだからなのか駅にはリアリティツアーのお揃いのシャツを着たガイドさんが大勢いて、見つけるのはとても簡単でした。
私たち日本人3人のほか、英国人カップルの合計5人に対して1人、若い女性のガイドさんがついてくれました。用意された車でマトゥンガ駅を越え、少し離れたダラビの工場エリアからツアーはスタート。
ツアーの始めに申し渡されるのですが、生活エリアを歩き回るので写真は禁止とのことでした。
まずはプラスチック再生工場、アルミ再生工場、染物工場、ペンキ缶再生工場などを次々と見せてくれます。
外に向かってドアが開きっ放しの工場内では化学物質や高温の物質の前でランニングシャツ1枚のままの労働者が働いていました。
こういった工場で働く労働者は主にインド東北部などからの出稼ぎ労働者だそうです。家業は農業ですが現金収入の不足を補うため都会に出てきてスラムの「工場」内で仕事と寝場所を見つけ、工場内で寝泊まりしているのだそう。
途中、こういった工場の建物の屋上=日本式3階まで急なはしご階段を使って上からの眺めや屋上で精製途中のプラスチックを乾燥させているところを見せてもくれました。
続いて皮なめし工場へ。
暑期は悪臭が立ち込めるとのことですが比較的涼しい今は臭いもそこまで強くなく、ハンカチなしでも十分耐えられる程。
皮工場エリアには完成品を展示したオフィスがあって販売もしていました。山羊皮というそれらの製品は、財布が1つ500ルビー、カバンが2000ルピー前後。言い値で値切りもしていないので実際の値段は全くわかりませんが…。
同行英国人カップルはなめし皮のショルダーバッグを買って満足そうでした。
エアコンのきいた店内でしばし座って休憩。
工場エリアを流れる川には汚染物質が垂れ流されているそうで、スラムの住人達も水浴びや洗濯には使わないとのこと。
川を渡って居住エリアに入ります。
まずはマーケットのある通り。このあたりは市中の日常と何ら変わりません。
大きなトラックも頻繁に行きかうにぎやかな通り。
そこから居住エリアへ。学校もあります。
狭い狭い、大人は頭をかがめないと通れないような通路にも住宅が。
テレビは各部屋にありそう。
こちらのスラム、24時間の電力と水供給があり、全て無料だとのことでした。
加えて居住エリアの広場では偶然、薬の無料供給トラックとも出会いました。
医師、薬剤師、薬を載せたトラックが定期的にやってきて、患者の症状に合わせて薬を処方して無料で提供してくれるそうです。
英語教育してくれる学校も無料、医療も無料、エネルギーも無料、家賃格安、危険な労働は地方からの出稼ぎ労働者がするのでスラムの住人はする必要もなく…
なんだかとっても恵まれた環境のように感じてしまうのは2年半のインド生活で感覚がマヒしてしまっているのでしょうか。
同行してくださったお友達もムンバイ生活2年以上、ローカルマーケットもタクシーもローカル電車も、お友達に至ってはヒンディー語も、使いこなすツワモノ3人で行ってしまったので余計にそう思ったのでしょうか…。
スラムの中には出身地域ごとに固まって住んでいる地区があり、南インド出身者が集まる地域(文字や言語もタミル語?ヒンディーとは違う言葉でした)、グジャラート人たちの地域などを通り抜けて最後にリアリティツアーのオフィスで冷たいコーラをごちそうになって終了。
オフィスはWiFi完備、その場でツアーのフィードバックを入力してくださいとのことでした。
年末の涼しい時期に行けたのでとても快適だった今回のツアー。
予約も簡単、ガイドも親切、英語が完璧に通じるストレスレスなツアー会社、リアリティツアー。
その他にもムンバイのマーケットガイドや寺院ガイドなどいろいろなツアーを催行しているとのこと。
おすすめです。
リアリティツアーのページにリンク
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おそらく一番有名だと思われるReality Toursの、インド最大、世界第2位のDarhaviダラビツアーです。
事前に予約して当日、朝10時にMatunga駅でガイドさんと待ち合わせ。
ハイシーズンだからなのか駅にはリアリティツアーのお揃いのシャツを着たガイドさんが大勢いて、見つけるのはとても簡単でした。
私たち日本人3人のほか、英国人カップルの合計5人に対して1人、若い女性のガイドさんがついてくれました。用意された車でマトゥンガ駅を越え、少し離れたダラビの工場エリアからツアーはスタート。
ツアーの始めに申し渡されるのですが、生活エリアを歩き回るので写真は禁止とのことでした。
まずはプラスチック再生工場、アルミ再生工場、染物工場、ペンキ缶再生工場などを次々と見せてくれます。
外に向かってドアが開きっ放しの工場内では化学物質や高温の物質の前でランニングシャツ1枚のままの労働者が働いていました。
こういった工場で働く労働者は主にインド東北部などからの出稼ぎ労働者だそうです。家業は農業ですが現金収入の不足を補うため都会に出てきてスラムの「工場」内で仕事と寝場所を見つけ、工場内で寝泊まりしているのだそう。
途中、こういった工場の建物の屋上=日本式3階まで急なはしご階段を使って上からの眺めや屋上で精製途中のプラスチックを乾燥させているところを見せてもくれました。
続いて皮なめし工場へ。
暑期は悪臭が立ち込めるとのことですが比較的涼しい今は臭いもそこまで強くなく、ハンカチなしでも十分耐えられる程。
皮工場エリアには完成品を展示したオフィスがあって販売もしていました。山羊皮というそれらの製品は、財布が1つ500ルビー、カバンが2000ルピー前後。言い値で値切りもしていないので実際の値段は全くわかりませんが…。
同行英国人カップルはなめし皮のショルダーバッグを買って満足そうでした。
エアコンのきいた店内でしばし座って休憩。
工場エリアを流れる川には汚染物質が垂れ流されているそうで、スラムの住人達も水浴びや洗濯には使わないとのこと。
川を渡って居住エリアに入ります。
まずはマーケットのある通り。このあたりは市中の日常と何ら変わりません。
大きなトラックも頻繁に行きかうにぎやかな通り。
そこから居住エリアへ。学校もあります。
狭い狭い、大人は頭をかがめないと通れないような通路にも住宅が。
テレビは各部屋にありそう。
こちらのスラム、24時間の電力と水供給があり、全て無料だとのことでした。
加えて居住エリアの広場では偶然、薬の無料供給トラックとも出会いました。
医師、薬剤師、薬を載せたトラックが定期的にやってきて、患者の症状に合わせて薬を処方して無料で提供してくれるそうです。
英語教育してくれる学校も無料、医療も無料、エネルギーも無料、家賃格安、危険な労働は地方からの出稼ぎ労働者がするのでスラムの住人はする必要もなく…
なんだかとっても恵まれた環境のように感じてしまうのは2年半のインド生活で感覚がマヒしてしまっているのでしょうか。
同行してくださったお友達もムンバイ生活2年以上、ローカルマーケットもタクシーもローカル電車も、お友達に至ってはヒンディー語も、使いこなすツワモノ3人で行ってしまったので余計にそう思ったのでしょうか…。
スラムの中には出身地域ごとに固まって住んでいる地区があり、南インド出身者が集まる地域(文字や言語もタミル語?ヒンディーとは違う言葉でした)、グジャラート人たちの地域などを通り抜けて最後にリアリティツアーのオフィスで冷たいコーラをごちそうになって終了。
オフィスはWiFi完備、その場でツアーのフィードバックを入力してくださいとのことでした。
年末の涼しい時期に行けたのでとても快適だった今回のツアー。
予約も簡単、ガイドも親切、英語が完璧に通じるストレスレスなツアー会社、リアリティツアー。
その他にもムンバイのマーケットガイドや寺院ガイドなどいろいろなツアーを催行しているとのこと。
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