2015年1月9日金曜日

かぶ



久しぶりにかぶを見かけました☆

涼しい今の時期にしか出ない貴重な野菜の一つです。
こちらで売っているかぶは上半分が紫で、ゴツゴツして筋っぽそうなんですが、中は意外と柔らかで、生でよし煮てよし焼いてよし!の美味しい食材です。
サラダ、切り漬け、鳥団子とスープにしても美味しいし、蕪蒸しももちろんOK。練り物があったらおでんにも合うかも。売って無いけど。
皮は厚めに剥いたほうが良いようです。売っているのは2月くらいまでかなぁ…

インドの人はどうやって食べるのか、今度聞いてみよう…

今の季節は気候も良くて、野菜の種類が比較的多く、(インド比で)痛みも少ない恵まれた季節です。日本だといろいろな野菜や果物が長い期間安定して手に入りますが、インドではそんなことはありません。年中半袖で過ごせるムンバイですが、売られている野菜や果物のわずかな変化で季節の変化を感じ取っています。



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2015年1月8日木曜日

パールシー

クルフィーとジャレビー。ジャレビーは出来たてならイケるかも。
インドの中でムンバイに最も集中していると言われる民族にパールシーがいます。パールシー=ペルシャ。かつてイスラム教徒からの宗教弾圧によってペルシャ、今のイランから逃れてきたゾロアスター教徒たちです。

多いとはいえムンバイでもマイノリティですが、社会的な地位の高い人材や裕福な家系も多く排出しており、社会の中で一定の発言力を有しています。

例えば去年日経新聞の私の履歴書を執筆したラタン・タタ。彼はパールシーで、インド有数の財閥タタグループのオーナー一族です。製造業、金融業、通信業、小売業など多岐にわたる事業を展開しており、インド系の有名なホテルチェーンのタージグループや、スターバックスもインドではタタ財閥の傘下にあります。

英国統治時代、人数の多いヒンドゥ教徒とイスラム教徒の対立を煽って統治をしやすくするために戦略的にパールシーを統治政府が重用したとか。英国政治、腹黒い…。当時の影響から未だにヒンドゥとムスリムは対立していて、罪深い政策をとったことだと思います。ただ、その立場を上手に利用して主要産業に食い込み、現在でも多くの利権を抱え込んでいるパールシーもなかなか政治上手です。

パールシーの文化で有名なのは鳥葬でしょうか。火を神聖と崇めるため火葬をしないで遺体を葬るための沈黙の塔という施設があります。広い敷地の中にあって非パールシーは立ちいることができないので実際に見るチャンスはありませんが、Dr. Bhau Daj Lad Mumbai city museum、旧称Victoria and Albert Museumという美しい博物館で模型を見ることができます。

ビジネスのみならず医者や教授などの社会的な地位の高い職業でも多く活躍しているパールシーの人々。私も何人か、大変お世話になっているパールシーの方がいます。私が個人的に知っている人たちは総じて真面目。独特の正義があることもたまに感じます。

手軽に触れられるパールシーの文化としてレストランを何軒かご紹介します。
一軒はBritannia & Company。Fort地区にある昔ながらのレストランで、ドライフルーツを使ったプラウという炊き込みご飯や豆と鳥や羊の煮込みなどの伝統的パールシー料理が食べられます。「サリSari」というカラムーチョサイズの極小ポテトチップスがふりかけてあって食感が楽しい。辛く無いのでインドカレーが苦手な方でも楽しめると思います。こちらが日本人とわかると、昔日本の雑誌に載った記事を見せてくれるのですが、その思い切りの良い値上げっぷりにも是非注目していただきたいです。

もう一軒はYazdani Bakery。こちらもFort地区の迷路のような場所にあります。以前ムンバイ史跡探訪の記事でもご紹介した昔ながらの薪オーブンのパン屋さんです。

どちらもご高齢のオーナーが国外からのお客さんとの会話を楽しみに頑張っておられますので、興味があれば会話してみてもいいかも。平均寿命の短いインドでオーナーさんたちの年齢を伺うとちょっとびっくりします。

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2015年1月7日水曜日

おすすめネットスーパー

最近のインドの起業家たちは少なからずネットビジネスに関わっていると思うのですが、大都市圏ではネットスーパーも成功しているビジネスモデルの一つかと思います。

幾つかのネットスーパーを試した結果あまり良い思いをしたことがないのですが、唯一満足できると思えるサービスはお友達に教えてもらったbigbasket.comです。現在ムンバイの他、Bangalore, Hyderabad, Puneでサービスを提供しているそう。

その他のネットスーパーは、指定した時間帯に届かなかったり、届いた野菜が腐っていたり、届いた冷凍食品が温くなっていたり、届くまで欠品がわからなかったり、配達人がお金を誤魔化そうとしたり、いろいろとインド的な問題があるのですが、少なくともbigbasketに関しては時間通りに届くし冷蔵品は冷たくして持ってきてくれるし欠品は注文時にわかります。配達人の質はその時々によります。

支払いに関しては大体キャッシュオンデリバリー、代金引換を利用しています。BBに関して届かなかったことはないけれどもここはインド、手数料もほとんどかからないしCODのほうが安心かなと。

どのサービスでも野菜が腐っていることがあるので到着したら一つ一つ注文リストと見比べて品物を確認。質はいいものを入れているようですが、おそらく腐敗・輸送中の傷・追熟対策として未熟な実が届くことが多いので最近はあまり利用していません。
明らかに腐っているときは「これは受け取れません」とその場で返品(?)。その商品の金額を合計金額から引いて支払います。配達人も「そうだよね」という感じで持ち帰ってくれるので、特にトラブルになったことはありません。

こちらで買うのは主に洗剤やせっけん類、ティッシュやトイレットペーパーなど日本だったらドラッグストアで買うようなもの。
食品としてはパックされたジュースやヨーグルト、たまに豆腐を買っています。どうしても忙しくて買い物に行けないときには野菜や果物、卵も。

商品のパッケージが汚いとかへこんでいるとかはムンバイ標準なので特に気にしない。これらの商品が一か所で揃う店はムンバイにはあまり多くないのでとってもありがたいです。



検品中。
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2015年1月6日火曜日

いちじくも旬です

先月、いちごシーズン到来の記事を書きましたが、いちごと同様今旬を迎えている果物にいちじくがあります。大概いちごと同じサイズの箱で売っていて、箱の中にはいちじくの葉が敷き詰められています。いちじくの葉っぱって、実物を初めて見たかも。よく絵画とか彫刻に描かれていますよね。


今回は12個入って100ルピー=200円くらいで、ひと月前と比べると3割くらい値段が安くなっていました。

前回クロフォードマーケットで買ったいちじくはとっても甘くて、そのままでも美味しかったのですが今回は甘みが控えめだったのでコンポートにしました。使い切りたかった残り物の白ワインも使いきれてよかった。レモンの効果なのか、シロップが綺麗なピンク色に仕上がりました。上品な香りで、このまま食べてもよし、ヨーグルトにかけてもよし、しばらく楽しみです。

今回は、白ワイン消費のためにみんなのきょうの料理サイトの脇雅世さんのレシピを参考にしました。インドいちじくは小さいのかシロップの量が多かったので、いちじくの数は倍、シロップは半分で充分でした。このサイトには杉野英実さんのいちじくの赤ワイン煮のレシピも載っていて、この方のお菓子が世界一好きなので次回は赤ワイン煮を作ってみたいな。果物の安いインドならではの楽しみです。

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2015年1月5日月曜日

ムンバイで和朝食

十六穀米で卵かけご飯、味噌汁、切り干し大根、ひじき、納豆、りんご
我が家のお正月休みも終わってムンバイの日常が始まりました。
インド国外から戻った直後の朝ごはんはいつも超リッチ(当家ムンバイ比)。なぜならば納豆と生卵があるからです!
今だけだけど、朝から幸せ〜♡


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バンコクで美味しいベーグル BKK Bagle Bakery



すっかりお正月休みも明けたのにまだバンコクの話…

BKK Bagle Bakery

で久々のNYスタイルベーグルを食べることができました!私はポピーシードベーグルをサーモン&クリームチーズで、夫はオニオンベーグルにベーコン半熟目玉焼きチーズをサンドしたもの。

いやー感動。

表面がつるんっ、噛むともちもち、じんわり小麦粉の味がするベーグル。ムンバイでは絶対に無理、NYでもちゃんと探さないと食べられない好きな味のベーグルでした。大昔にNYのEssa Bagleに連れて行ってもらって初めて美味しいと思った感動を思い出しました。
粉が違う、水が違う、気温が違う、湿度が違うバンコクでこれだけのものを再現できるのはほんとうにすごい。

タイだからと言って別に安くはないけれど(円安が辛い…今回のバーツは1B=3.7円くらいでとってもしんどかったです…)、ムンバイでたまに食べれたら幸せだなーと思って少しお持ち帰りしてきました。風味は落ちるけど冷凍して楽しみます。これで腐ってないクリームチーズとスモークサーモンがムンバイで安価に手に入れられたら最高だけど!

BTSチットロム駅をおりてすぐの場所にあるのでアクセスも良くておすすめです。朝ごはんで行ってもいいし、次回はベーグルを買いに行くために立ち寄るかも!コーヒーは美味しかったけどタイスタンダードでちょっとぬるめでした。

今回のバンコク滞在ではタイ料理の他に、在タイ外国人の経営するカフェやレストランに大変お世話になって、本場の味を堪能させてもらえて、アーバンライフを満喫!ムンバイでは味わえない楽しみなので、満喫してとってもリフレッシュできました!

ムンバイでは西洋、極東、東南アジア的美味しいもの巡りはあんまり出来ないから思いっきり楽しむ!と食に走り、ジムやランニングもしたけど圧倒的に摂取カロリーの多かった今回。ダイエットしなきゃなー…(汗)


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2015年1月4日日曜日

最高のベトナム料理!!!



バンコクで、人生最高のベトナム料理に出会っちゃいました…♡

Vietnamese and more


何年も本格的なベトナム料理が食べたくて東京でもずーーーっと探していたのですが出会えず、10年近く前にホーチミンを旅行した時に行った素敵なベトナム料理レストランの味とその更に前にパリの中華街で食べたフォーPhôスープ麺やバインミーBhan miベトナム風サンドが私の中でのベトナム料理ベスト2でした。

もちろん、こってり油味が好まれるムンバイ外食界には皆無です。一応、BuSaBaというアジアンフュージョンにフォーがありますが日によって味は違うし麺はもちろんインド人好みのアルデンテの5歩先(茹で過ぎ!!!)なのでどうしてもフォーが食べたくなってもお勧めできません。私は自宅で作ります。

今回のバンコク滞在中に、タイだってハーブをたくさん使うし気候も似ているのだからベトナム料理もあるんじゃない?と思って検索したところ、意外と本格派は少ないらしい。そんな中、ベトナム系米国人が経営、トリップアドバイザー(だったかな?)の評価も高く雑誌にも何度も取り上げられているというお店にチャレンジしてみることにしました。

最近移転したらしく、Rama 4世通りのTesco Lotus西側の通りを南下すると、テスコロータスの敷地を過ぎたあたりに右折の目印の看板が出て来ます。Rompo Mansionという大きなマンションの敷地内。

店内はモダンなインテリアでおしゃれ。椅子やソファが少々座りにくいのが玉に瑕ですが見た目はかわいい。前菜で生春巻きをシェア、ビーフのフォーとレモングラスポークのバインミーをお願いしました。飲み物にはレモングラスとパンダンリーフのジュース。

生春巻きは普通に美味しい。ミントがたくさん入っていて食欲増進効果がありそうでした。ソースは甘めのピーナッツソース。つぶつぶも結構入っていて食感にアクセント。

フォーはハーブやもやしやレモンがたくさん別添えでやってきました。これこれ!日本のフォーにはあまりハーブがついてこないのでさみしいのです。まずはハーブなしで一口。うん、あっさり。麺が固まっていたので念入りにほぐします。続いて、お皿のハーブを半分くらいボウルに投入。…めちゃくちゃ美味しい〜!!!香りが一気に開いて、スープの味も安定します。思わずお皿のハーブを全部投入して一気にいただきました。



続いてバインミー。BK Magazineという雑誌の記事ではここはバインミーがお勧めとのこと。西洋人向けの雑誌なので話半分で読んでいましたがお試しにお願いしてみたところ、ほんとうに美味しかった!フランスパンがカリカリ、もちもち、ベトナム風なますはさっぱりと程よく酢が効いており、ローストポークがカリカリ、ジューシーでレモングラスの爽やかな香り。もう少しニョクマムの味が全面に出てきても良かったけど、これはこれで完成された美味しさ!


食後に美味しいベトナム風コーヒーもいただけて大満足。ステンレスのフィルターから濃いコーヒーがぽたっ、ぽたっ、と落ちてくるのをのんびり眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができました。

パクチー他ハーブなんでも大好き、香りも辛さも結構平気なので、必ずしも全ての日本の方のお口に合うかはわかりませんが、私たちには超ツボでした。インド情報ブログなのにバンコクの話ばかりで恐縮ですが、ほんとうにおすすめ!お好きな方、バンコクにいらしたらぜひ一度お試しあれ!

(もちろんバンコクではタイ料理もたくさんいただきました!タイ料理も大好き!でもこちらはバンコク情報サイトやバンコクグルメブログの方が詳しいと思うので…。ベトナミーズ&モアはあんまり日本語のサイトには出てこなかったのですが、私たちが伺ったときは他に何組か日本人のお客さんがいらしてました。)


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