2014年12月19日金曜日

ヒンディー



恥ずかしながらインドに一年半いて未だ、ほとんどヒンディー語が話せません。

お友達の中には積極的にヒンディーを習って話すのみならず読み書きまで出来るようになっているスーパー駐妻さんが何人もいます。みなさんの努力と向上心に頭が下がります。英語も覚束ないのにヒンディーまで始めたら私の脳みそはパンクする、というのが私の言い訳。

多くのムンバイ人は英語が話せます。彼らの母語はマラーティ(ムンバイのあるマハーラシュトラ州の言語)かヒンディーか英語か両親の出身地の言語で、学校では英語で数学や社会やその他の教科を習うし、高所得者層の家庭内での会話は英語です。低所得者層も収入の向上のために語学が有効ということを知っているので子女の英語学習には前向きであると感じます。八百屋さんなんかに行くと店主のオジさんよりその子供と思われる少年のほうが英語が出来ることが多い。マーケットなど人の多いところでは3人に1人(私の肌感覚です)が英語がわかるので、通訳してくれます。基本的に市井の人々は親切です。

とはいえ私も少なからずヒンディーしか通じない方と1対1でコミュニケーションをとらなければいけない場面があることも確かです。その代表がタクシー。
働き蜂と呼ばれる黄色と黒のローカルキャブ、予約して来てもらう無線タクシーの運転手さんはほとんど英語がわかりません。私はヒンディーがわからないので英単語とヒンディー単語、地名の固有名詞で何とか乗り切ります。

すべてカタカナ発音で通じるのですが、

はい (ハー)
いいえ (ナヒン)
ヒンディー語ダメ (ナヒンヒンディー)

タクシーを呼んでください (タクシーブライエ)
~に行ってください (~チャリエ)
ここで止まってください (ヤハンローケ)
いくらですか (キトナーカハェ)

真っすぐ (シーダ)
中 (アンダル)
上 (ウッパル)
下 (ニーチェ)
前 (アゲ)

などなど。

買い物では
レモン (ニンブー)
コリアンダー (ダニヤ)
葉 (パッタ)
カレーリーフ (カリーパッタ)
ヨーグルト(ダヒ)
塩(ナマック)
チーズ(パニール)
ミル ク(ドゥード)
水 (パニー)
なども必要に迫られて言えるようになりました。

その他、英単語がそのまま用いられていることもあって、
Uターン (ユーターン)
右 (ライト)
左 (レフト)
信号 (シグナル)などはどの運転手さんに言っても通じます。

新しい言語を習得するには最適な環境。スーパー駐妻のみなさんにあやかって、単語で最低限の意思疎通をするだけでなくせめて文章が言えるようになろうと夫の本棚からヒンディーの本を引っ張り出してお勉強を始めました。長続きするといいけど…。
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2 件のコメント:

  1. もし差支えなければ、是非教えてください。
    インドのラーメン店で、豚骨スープおよび豚肉チャーシューを食していらっしゃるローカルの女性の記事がありました。ヒンズー教でも近年?豚肉は、召し上がる方もいらっしゃるのですか?

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    1. 私が聞いた範囲なので間違いもあるかと思いますが…豚肉を忌避するのはイスラム教徒、牛肉を食べないのはヒンドゥー教徒だそうですね。

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