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2015年11月24日火曜日

ちょっぴり弱気、ベランダに鳩

ディワリも終わり平常運行かと思いきや、年末年始のイベントシーズンがいつの間にか始まっていたようで、気づけば息つく暇もないくらいの予定表に。

オーバーワーク遊び過ぎの結果、きっちり風邪をひいてしまいました。
基本のうがい手洗い、睡眠、さらには先輩マダムに教わったスパイスたっぷりジンジャーシロップ、夫実家+私実家の風邪対策を合体させたネギ生姜梅干し味噌のお湯割り、根菜汁ものにしょうがたっぷりなどで何とか乗り切りつつありますが、気持ちが弱気になってしまっています。

ディワリ休暇から帰ってきてみればベランダの物陰に鳩が巣をつくり、雛が孵ってビービー、鳩の一族(鳩って群で子育てするんですね…)が朝から晩まで入れ代わり立ち代わり我が物顔で占拠しています。
汚い話ですがあたりはもちろん糞と羽まみれ…。
家政婦さんに「あなたの管轄エリアに鳩が巣を作ってとても悲しい(ほんとは管理できなかった彼女に注意したいけれども言えない)」と言ったら「私卵は捨てたんです!2個も!」と誇らしげに返ってきてガッカリ。
認知していたなら巣そのものを撤去しておくれ。
雛になってしまっては捨てるに捨てられないのでしばらく鳩屋敷を甘受するしかなさそうです。

他にもいつもは見ないふり、知らないふり、気が付かないふりをして過ごしているインドのいろいろなもの(汚い、臭い、連日深夜の爆竹騒音、全てが雑、大気汚染、うるさい、がたがた道路、渋滞、交通マナー最悪、ルーズ、低品質な割に値段が高い、非効率、などなど…)が我慢できなくなってしまっているのです。あぁ、良くない良くない。

こんな時には引きこもりたいけれどもクリスマスシーズンともあればそうもいかず、できるだけできるだけエネルギーを貯める方向で頑張って何とか年末まで騙し騙し運行していきます。
目下の楽しみは日本人会主催の餅つき大会。つきたてのやわやわおもちを頬張ることを目標にしばらく生きていこうと思います。あ、あと、ちょこちょこある飲み会も。
……我がことながら楽しそう☆

そういえばフランス5日で2キロ増えた体重は、インドに戻って何もしていないのに順調に減っていて。インド生活が過酷なのか、フランスの食べ物がハイカロリーなのか。

どっちもかな。


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2015年11月20日金曜日

フライトキャンセルの続き

フライトキャンセルを受けて便を振り替え、eチケットもメールで受け取ったものの、念のため空港には早めに到着しました。

チェックイン時間前だったのですがジェットエアウェイズのカウンターで乗客名簿を確認してもらいます。

様子がおかしいなと思ったら夫の名前はあるものの私の名前は名簿にないとのこと。
ところが元々のフライト予約もキャンセルされているそうで、私のフライト予約は宙に浮いた状態に…。

どうなってるのーーー!?

とりあえず親切そう&話がわかりそう(←賢そうなアクセス権のある人に話をつけることがインドではとっても重要!)なジェットのチェックインスーパーバイザーをその場に確保、夫が遠く離れたルフトハンザのカウンターに走ってくれました。
ルフトハンザカウンターの混雑の中改めて夫と同じロンドン経由を再度登録してもらい、データが来た時点でジェットがチェックイン手続きを始めます。

ところがロンドンまでのフライトは取れたものの今度はエールフランスのロンドン-パリが登録されていないということで今度はジェットのスーパーバイザーがルフトハンザに連絡してくれ、ようやくチェックイン手続きが完了しました。

並んでいる人が誰もいなかったのにこの間約1時間半立ちっぱなし。つくづく早めに空港についてよかったです。

ついでに言うと空港ラウンジでもお「客様の振り替えたチケットは航空会社がスターアライアンスではないのでラウンジはご利用いただけません」の一悶着があり(エコノミークラス利用なのですがスターアライアンスの航空券を持っているとステイタスでラウンジだけ利用できるのです)。
振り替えた元のルフトハンザに電話して地上職員の確認を取り、漸くラウンジの椅子に落ち着いた時には空港についてから2時間以上が経過していました。

長々とお付き合いいただきましたが結果的にはジェットの方がシートピッチも広く、どうせ深夜のフライトなので食事も必要なく、椅子のリクライニングもルフトハンザの5倍くらいあって(ルフトハンザのエコノミーは5センチくらいしか倒せないのです!)、しかも空いていたので1人2〜4席使えて(ある意味フルフラット笑)、地上職員の質も圧倒的にジェットの方が高かったこともあり、ルフトハンザ周りの経験だけが悪すぎる今回の騒動となってしまいました。

とりあえずは予定より2時間のみの遅れで収まってパリに到着したので良かったですが、乗れないかも、ディワリのムンバイに残るかも、という危機が何度も波のように訪れる24時間を過ごした初めての経験でした。

マイルも本当は交渉しないといけないのですが…ルフトハンザに近寄りたくない、というのが今の正直な気持ちです。
とりあえず飛行機に乗れて目的地に着いたんだからよく頑張った!


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2015年11月19日木曜日

ディワリ休暇〜フライトキャンセル!

ディワリ休暇はパリで過ごしました。

10年ぶりのパリ!と旅行を決めてフライトの予約を取ったときからずっと楽しみにしていたのですが、前夜にルフトハンザ(エールフランスはパリ直行便があるのですがセコくスターアライアンスのマイルを貯めることを選択してしまったのです)から欠航の連絡が…。

えぇーーー!!!

フライトキャンセルのメールだけポンと送ってきて、変更等はサービスセンターへ、ということでドイツの電話番号が載っているのですが、意を決して高い国際電話をかけてもかけても繋がらないばかりか「ただいま混雑しておりますのでしばらく経ってからお掛け直しください」と自動音声で応答された後に向こうから自動で切られるのです。お金かかるからどうせ切るなら自動音声で応答しないでほしい…(怒)。

インドの電話番号は出てこないし、そもそもインドのビジネスアワーが終わってからメールが来ているし、フリーダイヤルも無いし、本当に不親切なメールです。
ドイツのビジネスアワーに合わせて夜10時まで格闘しても埒があかず、荷物だけはいつでも出られる状態にして翌朝改めてどこにあるのかもわからないルフトハンザの事務所に出向くことにし、眠れぬ夜を過ごしたのでした。

翌早朝、夫はオフィスへ。電話連絡を担当。出勤しない私はルフトハンザのオフィスへ。ネット上にはムンバイで3つ住所が出てくるので1軒ずつ回ることにしました。2軒は南ムンバイ、1軒は遠く離れた空港内なので、まずは30分ほどかけて比較的近い南を2軒当たって潰した上で空港に向かう予定でした。

1軒目の住所が既に移転済みと分かった時点で電話担当の夫から連絡があり、日本のルフトハンザコールセンターが対応、他社便に振り替えてくれたとのこと。日本で発券したわけでもないのに丁寧に対応してくださって深く感謝し、一安心しました。

そのまま1日を過ごしたのち、夜9時頃に空港に行ったのですが、そこで再び問題が持ち上がったのでした。


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2015年11月6日金曜日

突然、アリの出現

ある日帰宅して携帯をチャージしようと思ったら、床から1.2メートル程のコンセントの上から天井近くに設置されたエアコンに向かってアリが行列していました。

食品の全くないところ、過去一度もここには食品をおいたことがありません。

慌ててキッチンやダイニングをチェックするも、全くおらず。

石の床は毎日水拭き、大人2人なのでお菓子のついた手で壁を触ることもない(はず!w)、ましてや天井近くの壁なんてチビな私達には触ることを考えたこともありません。
アリ、どこから来たのか、謎…

突然の虫の出現、残念ながらもはや慣れっこですが、今回ばかりは原因も、出入り口もわからず困惑しました。
とりあえずペストコントロール(害虫駆除)を依頼しましたが、今回は壁の中に生息していそうな気がしています。
そもそも、一度のペストコントロールでは退治しきれないのがアリの嫌なところ。
薬をまいて、再び出てきたところに更にまいて、といういたちごっこを繰り返すことになるのです(慣れっこだからこそわかる面倒くささ)。

実は我が家が借りている高級ボロアパート、前回補修時に補修した壁構造内に大きな空洞があることが発覚、問題化したばかり。空洞からの水漏れ等が大きな問題となっているのです。

更新したばかりの賃貸契約ですが、引っ越すべきか…でも新たな物件を探してもメンテナンスがきちんとなされているかは別問題。

とりあえずは様子見です。



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2015年10月26日月曜日

柿の季節、と、クロフォードマーケットの火事

ご無沙汰しておりました。

が、その間も何とかほぼインドで暮らしておりました。
途中日本に1週間、バンコクに5日間、息抜きで行っていました。

だいぶ身辺落ち着いてきたのでブログ再開させて頂きます。


だらだらしている間にガネーシャ祭り、モンスーン空け、そしてセカンドサマーがやってきたムンバイです。
毎日気温は30度を超え、蒸し暑い日々。
昨日の日曜日は少し涼しかったのですが、それでも日中は外出を控えたいくらいの暑さでした。

我が家の食物歳時記は毎日トマト、きゅうり、メロン、パイナップルといまだ真夏。
ところが2週間ほど前に立派な柿をクロフォードマーケットで見つけたのでお試しで買ってみました。インド、カシミール地方産だそうです。

3つ(0.5キロ)で50ルピーくらいだったかな?
それぞれの熟し具合が3段階に分かれていて(カリカリ、やわらか、トロトロ)、丁度良く食べ比べが出来ました。

トロトロは、半分に切ってスプーンですくって。あまーい!美味しい!トロトロ柿ってあまり好きではありませんが、それでも甘くておいしい!
やわらかは、4つ割りにして皮をむきました。こちらも、あまーい!
そしてカリカリ。個人的にはカリカリの柿が最も好みですが、こちらはひと噛みしただけで、し、渋い・・・。一口も食べられないくらいの渋さ。丁重にタッパーにお引き取り願いました。

インド産柿、柔らかくなった頃が食べごろのようです。
真夏、南国フルーツと目先が変わって、日本の季節をほんのりと感じることができました。


ところでここの所我が家の主要野菜・果物調達処のクロフォードマーケット。
土曜日の夕方にまとめ買いに行ってきたのですが、その翌朝日曜日の早朝に火事が有ったそうです。
野菜・果物売り場からは目と鼻の先、包装資材や化粧品売り場がなんと60店も燃えてしまったとか。


新聞記事の写真から、普段ならお祭りのたこ焼き屋台くらいの小さなお店が一列に並んでいるはずの空間が、何もなくなってしまっているのがわかります。

幸いなことに怪我人は出なかったようです。
早朝で人がいなかった(市場とはいえこのマーケットが活気づくのは朝10時半を過ぎてから)ことが幸いしたのか、逆に人目がなかったから火が広がってしまったのか…。

記事にはありませんが聞いた話によると火事の原因は、煙草の吸殻がクッション代わりに使われている藁に燃え移ったのではないかとのことでした。

数ヶ月前にはムンバイ在住日本人憩いの場、ムンバイ唯一といっても過言ではない和食店(厳密にはもっとある、というか、その店も含めてエセ和食ではない店はどこにもない、というか…とにかく清潔度、味、価格、なんとか許容できる唯一の店(笑))が近隣商店のエアコン漏電で延焼したり、知見の狭い私でさえ何かと火事の話を聞く今日この頃です。


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2015年7月8日水曜日

工事はいつ始まる?

合唱隊を担当している学校は盲学校なので、脚は丈夫な生徒がほとんどですが、それでも骨格や脳に障害や病気のある生徒もいたりして、階段での移動に不自由な場合もあります。

そこで5〜6月の夏休み期間中にエレベーターを設置するはずでした。

ところが夏休みにいつ学校に行っても静かな間ま。何事も起こらなかったかのように新学期が始まり、ここにきて怒涛のエレベーター工事ミーティング。
ミーティングもまだ済んでいなかったんだ(笑)。

秋休みが例年3週間ほどあるのですが、できればその休み期間に工事を終わらせたい校長先生。果たして次の休みに工事は始まるのか。


賢く押しの強い校長先生(インド知識階級)でさえこうなのだから、私がインドの諸々に手間取るのは当然か。

校長先生から学んでいるのは妥協せず欲しいものは欲しい、嫌なものは嫌、自分に有利にことを運ぶには時間のことは考えない、という交渉のスタンス。

加えて今日はお友達から、明るく当たるというストラテジーを教えてもらいました。
確かに、真面目に突き詰めすぎてしまうきらいがあるので明るく楽しく粘り強く、明日のお家にかかわる重要ミーティングに臨みたいと思います。

ま、ドタキャンされるかもしれないけど。



何故かここのところ、家にまつわる苦労が絶えません。
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2015年6月29日月曜日

トラブル続きで恥ずかしいのですが、今度は賃貸契約絡み。

賃貸物件のオーナートラブルはよく聞く話です。

家賃値上げ要求、オーナーからの一方的な退去要求、備品不備、ガスを供給しない、などなどなど…オーナーの質によって同じアパートでも住み心地は違うというのは確かです。

我が家が借りているアパートのオーナーは国内他都市に住んでおり、物件メンテナンスは彼に雇われた自称インテリアデザイナーに一任されています。

そのデザイナーが最近私に「オーナーが立て替えた備品代を払ってくれない」と愚痴るのです。例えば家具、家電などアパートに備え付けのもの。例えば配電不備によって起きた事故の修理代。例えば賃貸契約書で保証されている月々のメンテナンス費用。

言うなればエージェントトラブル。

これまで彼は何も言ってこなかったのですが、ここにきて突然の愚痴。私経由で夫の会社に交渉して支払いを会社にして欲しいようなことを言ってきますが、契約書にはサインをしてしまったしその書類では上記はすべてオーナー負担、そしてオーナー負担の仕事を一人されているのは代理人である彼。

今回アパートの賃貸契約更新に当たり、備品の交換が条件でした。ところがその条件含みで既に契約書を取り交わして4ヶ月以上も経つというのに、契約内容に含まれている備品の交換を一向にしようとしないのです。オーナーが既に立て替えている備品代を払ってくれていないのでこれ以上の立て替えは嫌だと。それどころかこれまで供給されてきたメンテナンスサービスも勝手に打ち切ってきました。さらに何度電話しても出なくなりました。10回に1回くらいはSMSで「今電話に出られない、要件は何だ」というメッセージがくる程度。

愚痴を聞かされるだけなら右から左に流しますが、サービス低下により実害を被るのはこちらです。

どうせ契約者はいずれインドから居なくなるのだから、契約書をその通りに履行する必要はない、それまでのらりくらりとはぐらかそうというしたたかなインド流ビジネスに引っかかっています。こうなったら永住(笑)して戦い続けたい気もしますが、自分の体が耐えられる気がしません。どこまで頑張るべきなんだろう。

真正面から向き合う必要も無いのですが、ついつい「それは私たちには関係無いから」と言ってしまう自分がそこにいます。インド人流の「受け身」をもっと身につけたいところです。


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2015年6月20日土曜日

大雨から一夜明けました

昨日までの大雨、36時間で416mmもの雨が降ったそうです。
約4ヶ月に渡るモンスーン期間中に降る雨としては2558mmが必要とされているとのことなのでほとんど1/5近くが1日半で降った計算になります。2005年以来10年ぶりの大雨だということでした。翌土曜日もしっかりと降ったので、ムンバイの水を供給する4つのダムはかなり潤ったことでしょう。

雨が降らなければインフレ、降ってもインフレのモンスーンインド経済。
再び物価上昇の波が来ることを思って今から戦々恐々としています。

市内では床上浸水、停電などの被害も出ているとか。
早急に復帰することを願うばかりです。

停電に伴う電源切り替えの影響なのか、我が家もインターフォンのための電話機がショート、火花を散らして壊れました。修理にまた1週間。ゲストやデリバリーボーイ、無線タクシーなどからの連絡に再び苦慮することになります。

ハジアリへの海上の道は今日も波に沈んでいました。





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2015年6月19日金曜日

今季一番の大雨

今日からラマダン=ムスリムの断食月がスタートします。昨日のハジアリ「ムンバイのモンサンミッシェル」(とはいえこちらはイスラム教モスクですが)は満潮をものともせずお参りに行く方々がたくさん見受けられました。

そして早くも今季一番の大雨に見舞われたムンバイです。

窓の外は真っ白…。

未明からの大雨のため線路は冠水、電車は止まったまま車内で身動きの取れない人もいるとか。道路もムンバイ市内、郊外ともに冠水しているようで、オフィス、学校にも出勤・通学不可な人々が多くいるそうです。

ドライバーさんは出勤不可、タクシーも捕まらないためふたたび自宅で仕事をする夫。私も外出の予定があるのですが、どうしたものか…。歩けば1時間。いよいよ長靴&雨合羽の出番か!?

一部の電車はゆっくりと動いているそうですが、ムンバイは今日一日機能停止になりそうです。

こちらのBBCニュースではムンバイ名物洪水の画像がたくさん見れます



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結局女性陣の予定であったランチ会は決行されました。ご主人様方の半分くらいは自宅でお仕事だったそうですが…。女性強し(笑)。

回ってきた高波の映像。お巡りさんも一緒になって眺めています…

2015年6月16日火曜日

モンスーン、パンク、ストライキ

5〜6日前からムンバイもモンスーン突入。毎日ガッツリと雨が降っています。

月曜日の朝からインドはやってくれました。

朝、夫の出勤に合わせて同時に出かけようと駐車場に行ったら、車のタイヤがパンクしたとドライバーさんが告げてきました。スペアタイヤも積んでいないため(なぜだ!?)修理にはしばらく時間がかかると。

仕方がないのでタクシーで会社まで行こうとしたら、月曜日はタクシー組合のストライキが行われているとのこと。
(このタクシーもエアコンなし、車内床から路面が見えるボロボロ車で、モンスーン期に乗るともれなく「窓を開けてびしょ濡れ」もしくは「窓を閉めて運転手の体臭+シートに染み付いた悪臭+蒸し暑さ」の二択を迫られるというなかなかのもので、日本で思うタクシー出勤とは大違いです。かなりお世話になっていますが。)

外は土砂降り。道はドロドロ。

車社会なので唯一の会社の車もタクシーも使えないとなると出勤のしようがありません。

すごすごとアパートの部屋に戻り自宅で仕事をする夫と、それでも悪あがきで無線タクシー会社に片っ端から電話をかけましたがすべての会社から出払っていると断られる私。

結局約半日でタイヤ修理は終わったのですが、夫の出勤時間、私の知人との約束に大幅に遅れ、多大なるご迷惑を方々におかけしたまま一日過ごしたのでした。

パンクにタクシーストライキにモンスーンの雨と不運が重なったといえばそこまでなのですが、もし一分一秒を争うような病気にかかって病院に行く必要があったら?と思うとぞっとします。(もちろん救急車は来るわけもない。)

危機管理体制を見直さないといけないと思い直した週明けでした。

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さらに翌火曜日はドライバー体調不良につき代車が派遣されて来ました。が、これも3時間の遅刻、英語不可、地理を全く知らず、迎えに来て欲しい時に電話に出ないという四重苦。モンスーンなんだし、今週はおとなしく家で手芸でもしておきなさいということなのでしょうか。
きれいなスーツにきれいな靴なのに文句も言わずにヤギも乗るというボロボロタクシーに乗って出勤していく夫。がんばってます。

2015年6月14日日曜日

マンションのバックアップ体制

2年以上、約400世帯が入居する大型マンションに暮らしています。

西日がカンカンに照りつけて午後はサウナ、さらにすきま風、さらに雨季は「すきま雨」の吹き込むボロマンションではありますが、世帯数が多いので管理組合もしっかりとあり、さらにはマンション専属のヘルプデスクが用意されていて電気工事士、水道管工事技師、ペストコントロール(害虫駆除業者)などを即日手配してくれる…ということを最近やっと知りました(汗)。

近隣の大型マンションにお住まいの知人が、「ムンバイの大型マンションなら絶対あるよー!」と教えていただき、初めて管理組合事務所に声をかけたのです。すると1枚のリストをプリントアウトして手渡されました。内線番号一覧です。出入りの新聞屋さんや保険代理店までリストアップされていて、こんなものがあったのか!と目から鱗が落ちる思いでした。

頻繁に電気・水道回りのトラブルが発生するのを前提とした体制のような気もしますが、ありがたいことです。前回のブレーカー焼き切れによる停電の際もお世話になりました。

同時に知ったのはビル入居者&オーナー専用の掲示板の存在。補修、駐車場空き状況、モノの移動など、マンション内で進行していることの諸々を掲示板経由のメールで知らせてくれるのです。インド国内で大型集合住宅向けに運営しているapartment addaというサイトと契約していました。

2年がすぎ、賃貸契約を更新した後でやっと知るバックアップ体制…。
今更ではありますが、活用できるようになって大変楽になりました。



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2015年6月12日金曜日

スイーパーさん騒動

いろいろあってメイドさん探しを諦めていました。

でも窓を閉めても開いてしまい、すきま風の入るボロマンションである我が家は、何もしなくても埃がたまります。
毎日水拭きが必要なので腰への負担が大きくて、お掃除専門のお手伝いさん=スイーパーさんをお願いすることにしました。マンションの警備の方に紹介してもらったのです。

自宅にいたらやってきたのは笑顔の素敵な英語の話せないおばちゃま。
面接で相談した中では毎朝9時に来てくれて、掃除、洗濯、皿洗い、アイロンで月3500ルピーでやってくれるとのことで、大喜びでお願いしました。

翌日、やってきたのは朝9:25。言葉が通じないので身振り手振りで家事の要領を伝えます。スイーパーさんだけあって床掃除は完璧。食器洗いは少々雑でしたが一応合格圏です。整理整頓は全くダメでした。アイロンはこれまでかけたことが無いとのことで、30分くらいかけて使い方を教えたのですが、最終的には彼女が音を上げました。霧吹きは気に入っていたんだけど。

結局、アイロンはやらないことになって月3000ルピーで来ていただくことで妥結しました。

(言葉が通じないので交渉ごとは全て、ビル内に屯する英語とヒンディー語がわかるインドの方々に助けていただきました。自分の利害に関係の無いところ&人の家の事情に首を突っ込むこととなると優しくなるインド人です笑。)

朝9時に来てねのお願いは毎回するのですがもちろん30分ほどの遅れは遅れとも思わないインド人のこと、スイーパーさんも9:40くらいの出勤がデフォルト。無断欠勤もあります。
1週間ほど働いたところで給料を払って欲しいとのことで、働いた分のお金を支払ったら、前借りをしたいと言って来ました。

まだ1週間ほどしか働いていないのでそれはできないと伝えたところ、前借りを頼んだ翌日は通常通り(遅刻して)出勤してきたのですが、その翌日は無断欠勤。翌々日に出勤して以降、全く現れなくなりました。前借りに加えて他の事情もあってこちらも辞めていただくことを考えていたので私としても渡りに船ではあったのですが、辞める宣言はされていないので数日待ってしまいました。数日待ってやっと、逃げられたことを確信したのでした(汗)。
私、よっぽど嫌なお客だったんだろうなー。

携帯を持っていないけれど、ビル内の他の家でも働いている方なので連絡をつけようと思えばつけられたけど…。一瞬だけでも「スイーパーさん」という職業の方と関われたことは面白かったという(強がりでいいカッコしいな)結論をもって、このスイーパーさんに振り回される日々は終わったのでした。

終わって良かった…。


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3週間目に未払いの給与(1日分)を求めて突然彼女がやってきました…。給与未払い分は1日のはずなのですが、なぜか2日分を要求。しばらく押し問答をしましたが、面倒なのと100ルピーの差なので払ってしまいました。負けた…。

2015年6月11日木曜日

停電

毎年恒例のブレーカー焼き切れによる停電の時期がやって来ました。

この日は幸いにも自宅にいる時だったのですが、ぼんやりと読書をしていたら何と無く暑いなーと思い始め、エアコンとシーリングファンが停止していることに気づきました。
エレベーターやその他マンションの電気関係は通常通り稼働しています。

ブレーカーを確認しましたがどこも落ちていない。

これは、アレだなと3度目ともなれば素早く行動出来ます。

ビルの電気技師に来てもらい、ブレーカー焼き切れを確認してもらいました。
電気技師がビルの斜向かいの部品店(うちのマンション周りにはこういうものだけは充実しています。他は何も無いのに!)で部品を買って来てくれました。

最初の年は1100ルピーだったこの部品、昨年は1450ルビー、そして今年は1850ルピー。思わぬところでも物価上昇の定点観測が出来てしまいます。

素早く交換してもらって冷凍庫に全解凍の悲劇を辛くも免れたのでした。
今年は昼間の在宅中で本当に助かりました!


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2015年5月21日木曜日

チャイグラスで15分マンゴープリン♪

先日、悲劇に見舞われたチャイグラス。

最終的にお家に連れ帰ることができた色違い(赤茶)を使ってマンゴープリンを作ってみました。

マサラチャイを入れると霞んでしまう赤茶のクジャク様も、クリームイエローなら立派にその姿を見せてくれます。

レシピは何度も作っているので適当なのですが、

①ゼラチン大さじ1を水でふやかしておき、
②完熟アルフォンソマンゴーの実2個分を種から外してミキサーでピュレに。
③ココナッツクリームか生クリーム200ml(1パック分)を鍋で加熱、マンゴーの甘味が足りなければ砂糖を好みで足しておき、
④火を止めてマンゴーピュレ、ふやかしたゼラチンと混ぜて型にいれ、冷蔵庫で冷やし固めるだけ。

甘味を付け加え忘れたらココナッツクリーム100mlに砂糖大さじ1を加えて溶かしたものを冷やしておき、固まったマンゴープリンにかけるときれいな2層のデザートになります。
お好みで角切りにしたマンゴーの実やミントの葉を飾っても。

デザート作りが苦手な私でも15分で作れる超簡単デザート。成功率は100%です!

こんなにマンゴーを贅沢に使えるのもインドにいるうち、暑いうち♡

ムンバイは例年通りだとあと2週間ほどでモンスーンに突入します。
マンゴーの冷凍作業を急がなくちゃ!

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2015年5月19日火曜日

チャイグラスを巡る冒険と悲しい結末について

以前からずっと、道端でチャイを飲む人たちが使っているチャイグラスとそれを出前のために持ち歩くバスケット型ホルダーがほしいと思っていました。
何に使うの?と夫から聞かれますが、特に理由はありません。
インドっぽいしかわいいから欲しいだけ。
知人に聞いて、クロフォードマーケット近辺で買えるらしいということは知っていましたが、ガラス瓶を買いに行ったついでにマーケットの人に聞いてみたところ、Chakra Streetというところで買えるとのことで改めて探しに行ってきました。
他の買い物もあったのでスタート地点は前回のガラス瓶と同じキッチングッズ屋さんから。ありがたくも買い物に付き合ってくれたお友達の探しているキッチングッズを探しつつ、喧噪と人込みと悪臭と砂埃と熱気が充満したマーケットを歩き回ります。
都合30人くらいに道&チャイグラスを探していることを尋ね歩いた末、やっと1軒のお店に辿りつきました。

小さいお店…
尋ねては無い、尋ねては無い、をすでに何度も繰り返してきたので、ダメもとで入ってみたこのお店。外観からは他のお店と同様、マグカップばかりおいてありそうで特にチャイグラスを扱っているようには思えませんでしたが、

あった!!!
中に入ってみると棚一面がチャイグラスでした!

インドのお店でよく見る天井裏収納です。
同行してくれたお友達と一緒にじっくり品定め。結局、よくあるプレーンなグラスではなく、インドの国鳥クジャクの絵柄がついたものを買うことにしました。
プリントがずれていたり、ガラスが欠けていたりするので15個の在庫の中から12個を真剣に選びます。検品作業みたい…。

値段は12個で150ルピーでした。値段もちゃんとインド価格で大満足。
(おしゃれ雑貨店などで売っているチャイグラス&バスケットのセットは、グラス6個とバスケットで2000ルピーくらいするのです。ちなみにこちらのお店で売っていたバスケットは1つ80ルピー。色が好きになれなかったので結局買いませんでしたが、おしゃれ雑貨店とストリートの差が激しすぎるのはよくあるインドの特徴です。)

新聞紙とタコ糸でぐるぐる巻きにくるんでくれました。

お金を払って包装してもらい、袋を手にさようならをしたら、私の手に持った袋の重みがふわっと消えました。
同時に、ガシャっという破壊音・・・。



なんと、真新しいビニール袋の底が抜けたのです!!!

お友達、店員さん、私、3人ともが数秒フリーズしました。


左側のビニール袋、口を開けているのは袋の「底」です…
結局、6個中4個が完全に破壊され、無事に残ったのは2個。
全く同じ商品はもう店には無かったので、不本意ながら色違いを6個と生き残った2個をいただいて帰ってきたのでした。
(その際にもひと悶着あって、店員のお兄さん、残った2個と色違い4個で持ち帰ればいいじゃん、と不敵にも提案。6個揃いでないと意味ないでしょ!と言い返し、どうせ2個だけでは売る価値はないだろうからとついでにもらって帰ってきたのでした。傷心ながらも結果8個手元に受け取れてやや満足したゲンキンな私。)
インド生活ほぼ2年間の中でのランキングトップ5に入る衝撃の事件でした…。
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2015年5月16日土曜日

発想は柔軟に



インドにいると毎日何かしらの驚きがあります。
この日はカフェで。

カフェオレと小さなチョコレートを頼んだらチョコレートシロップをくれました。
私は普通のチョコがひとかけら欲しいんだけど…と言ったら、間違えましたごめんなさい、チョコ持ってきます、といって奥に引っ込んだ店員さん。

ビスコッティを手に戻ってきました。
「小さいチョコレートは無いのですみませんがそのチョコレートシロップにつけて食べてください」と…。

チョコレートを頼まれてシロップを出す発想も、チョコがないからといってディップして食べてくださいという発想も、私には出せません。この柔軟な発想に脱帽したのでした。ちなみに全部無料のサービスの話です。

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2015年4月29日水曜日

メイドさんの面接

方々に声をかけてやっと、メイドさん候補の方が数人面接にきてくれました。

1人目の方は相性が良さそうなのですが、希望の時間帯がどうにも合わなくて迷っています。

2人目の方は義母と登場。
相場(と思われる金額)の2.5倍の金額を要求されました。交通費も実際の費用の約4倍かかると言われてちょっと幻滅。さらにお金の話を交渉してくるのか思って出方を見ていたら、義母がメイドさん候補のお嫁さんに向かって「Chalo!(行きましょう!)」。
こちらが不合格になってしましました。

3人目の方はなんと知人家庭のメイドさん。
「前の家族とは丸3年働きました、今月いっぱいで契約が満了してこのご家族は帰任されるので私は新しい家族を探しています、と。」
素知らぬ顔をして聞いていましたが、今月いっぱいで帰ることは無いことは私が良く知っています。
そもそも、他のご家庭のメイドさんを奪ってしまうのはもちろんあり得ません。
ということで良さそうな方ではありましたが良いお返事はできず。

現状八方ふさがり。

困った…。
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2015年4月28日火曜日

不調

ネパールの地震には本当に驚いています。
被害者、被災者の方にお見舞いを申し上げます。
高山地帯でもあり、物資やクレーンなどの大型機器の輸送にも苦労される地域かと思いますが、どうか犠牲者の方がこれ以上でないように、そして一日も早く復興しますように。
自分にできる応援の方法を探したいと思います。



胃腸が強いことだけが取り柄の私ですが、ここ1週間ほど調子が思わしくありません。

特に何か危なさそうなものを食べたというわけでも無いのに、夜中に胃が痛くて目が覚めたり、消化が上手くできなかったり(要は下痢です、お食事中の方すみません)。

ここ1-2日はのどのイガイガも加わって、話す声もうまく出せない。
風邪ののど痛ではなく、異物がのどにひっかかったような違和感。
これは確実に汚染された大気のせいだと思うのですが、夜、ベッドに横になって眠りに落ちる瞬間にせき込みだすのでなかなかぐっすり眠ることもできません。
そんなこんなで私が朝から横になっていたら例の臨月でも元気いっぱいのメイドさんがサラリと「暑さのせいですよ」。

ここのところものすごく暑い中でゴルフをしたりテニスをしたり外を歩いたり予定が立て込んで汗をダラダラかきながら動き回ったり熱風が吹き付けるエアコン無しタクシー移動をしたり大声を出したり、が続いていたことは確かですが、暑さのせいで胃腸って弱るのかしら?

他のインドの方からも「暑さのせいね」とさらっと言われ、当地では胃腸の不良と暑さを結びつけることに無理が無いよう。

確かに夏バテ気味で食欲も落ちて、夫も食事不要の日々だったのをいいことにお友達との食事会が栄養補給源になっていたことは否定できません。

病気に詳しいお友達から急性胃炎の可能性を指摘されて気をつけなさいと言われて初めて、不摂生を反省したのでした。そもそもインドの外食では塩分と油分とスパイス過多になりがちだし、それで栄養補給などという考えが間違っていました。危ない危ない。


毎日本当に暑くて日差しも弱まらず、またエアコンが効く場所とそうでない場所との温度差が異常にきついので、体力が普段以上に消耗することでしょう。
暑い地域、大気汚染の激しい地域にいらっしゃる方、そして日本の方も新年度の始まりでお疲れがたまっていらっしゃることと思います。
皆様、どうぞどうぞご自愛くださいませ。


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別なお友達にはのどのイガイガ対策として塩うがいを教えていただきました。初めてやりましたがこれは気持ち良い~(^^♪

2015年4月23日木曜日

ガスボンベ

今だにギョッとすることなのですが、我が家の調理エネルギー源はガス台の真下に置かれたガスボンベです。しかもボロボロの。
ボンベのことをここではシリンダーというそう。

ある駐在員の規定では家の中にガスシリンダーがある物件には住んではいけないということで、入居を決める時点で調理の熱源をガスから電気に変えてもらったというご家庭もありました(なんてきめ細やかな規定!)が、幸か不幸か我々にはもちろんそのような規定はなく、この2年間ガスボンベの真上に熱源を置くという恐ろしい状況で食事を作り続けています。
真下に今にもガス漏れしそうなボロボロのガスボンベがあることはあんまり考えないようにしています。

美しくない画像を失礼します。せめて小さめに表示…


数ヶ月に一度、このボンベ(ここではシリンダーというそうですが)が空になって火が点かなくなることがあります。ガスのボンベは自力で交換しなくてはなりません。

毎回タイミング悪く来客の直前なんかにガスがきれてくれるので、「今日はガスが無いから外食ね♡」なんてこともできず大慌てでガスシリンダーを発注し、早く早く〜(汗)と必死で催促する羽目になります。
届くのに数日かかる上に指定された日にはもちろん届かないので毎回冷や汗…。


人口爆発のムンバイではこのガスシリンダーの需給がひっ迫しているらしく、かなりの売り手市場なんだとか。価格もこの2年で55%上昇、来印当初は900ルピーだったものが今では1400ルピーになりました。

こんなボロボロのシリンダーですが、このビジネスを一手に請け負っているファミリーは大変豊かで、昔からの南ムンバイの高級住宅街の広大なお庭付きの歴史的建造物である一軒家にお住まいです。豊かな方はとことん豊かなムンバイなのでお金持ちはたくさんいますが、一軒家に住めてお家のなかに自分のファミリー専用のお寺を持っているご家族にはなかなか出会えません。すごい。




ところで今住んでいる場所は大規模な集合住宅なのですが、先日管理組合からお手紙が来ました。ガスのパイプラインを引くことを決めましたので、お宅にパイプラインを引きたいようであれば同意のサインをお願いします、という内容でした。

何事も異常なまでにゆるやかに進んでいくこの国のこと、我々がこのマンションに住んでいられる間にパイプライン工事が始まるとはとても思えませんが、工事が始まったらおそらく年単位でそこここが掘り返され、コンクリートを削るドリルの音が響き渡ることでしょう。ガスパイプのある便利な家に住みたいような、その最中にはここには居たくないような、複雑な気持ちになりました。


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2015年4月13日月曜日

メイドさん探し

我が家のメイドさんは今月末で勤務を終えます。

時間構わず来るお届けものや手紙(再配達システムは崩壊)、しょっちゅう壊れる家の何かと英語が一言も通じない各種業者、そして窓を開けなくても大量に侵入してくるホコリ・虫・鳥の羽など、インドの家の家事負担は比較的大きめなのでメイドさんが居ないと私の家事能力では切り盛りする自信が持てません。

代わりのメイドさんを探してくれるとのことだったのですが、数日前におもむろに近寄ってきて(普段はあまり会話のない私たち)、代わりの人は見つからなかったので自分で探してください、と言われました。

これまでは人に紹介された方にお願いしてきたので探し方がわからない…(笑)
なんて恵まれたインドライフだったのでしょう。

ということで初めてのメイドさん探しを手探りで始めて見ました。まずは不動産屋さん、身近なお友達にどなたか仕事を探されている方がいたらうちのことを思い出していただけるようお願いし始めました。
(このブログをお読みのお友達がいらしたら、ぜひご紹介をお願いします!)

時間を守ってくれてものを盗らない人であれば多少スキルが無くても目をつむるスタンスなので、我が家の現メイドさんの仕事は不思議なことがいっぱい。
それも含めて楽しんでいるのですが、何だかこれから波乱の予感…。

またこちらで経過をご報告したいと思います。いい人が見つかりますように!

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