ラベル インドの医療 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル インドの医療 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年5月20日金曜日

インドで出産 : 病院の手続き

妊娠6ヶ月頃に担当の産婦人科医から、分娩予約を指示されました。

病院の受付で出産予定日を伝え、病室(個室/相部屋、海の見える部屋/プールの見える部屋)を選び、食事の好み(ベジ/ノンベジ、インド料理/西洋料理)を聞かれ、予約金として1万ルピー納めました。

ホテルの部屋を選ぶように料金表があり、いきなり渡されたので結構悩んでしまいました。分娩予約でオーシャンビューについて悩むとは思いませんでした(笑)!
1万ルピーの予約金はたとえ分娩が行われなくても返金されないとのことでした。

妊娠7ヶ月に入ったらデポジットとして10万ルピー納めました。
こちらは返金可能ということでした。
バタバタしていて確か7ヶ月も半ばを過ぎてから行ったような気がしますが、そこは何も言われませんでした。さすがインド。

病室の希望を詳細に聞かれ結構悩んだたものの、空きがあれば入れてくれる程度のものだったようで、医師から入院を指示された日は相部屋のベッドのみ可能とのことでした。

結局その日は入院しなかったので出産病棟での相部屋は未経験ですが、インド人の病室というのは家族、親戚(しかも人数はやたら多い)に加えてメイドや何やら出入りが多くて落ち着かない上にシャワーとトイレがそういった人々と共有なので、わがままですができれば避けたいと思っていました。

B病院のシャワー室は一度経験がありますが、不潔なだけでは死なないからここのシャワーを使うくらいなら退院まで堪えようと思うくらいの設備でした。
トイレットペーパーの補充もあまりされないので(インド人のほとんどは紙がなければホースで洗えるのであまり切実ではない)共用トイレのときは必ずペーパーを手持ちしてトイレに行っていました。





ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
  にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2016年5月4日水曜日

インドで出産 : 入院までもドタバタ

出産方法については担当医師とのせめぎあいがありました。

インドの女性は、帝王切開に抵抗がありません。
むしろ、より安全かつ確実な出産方法と思っておられる方も多いようで、
ものすごく安産体形の方が帝王切開を希望して医師になだめられたり、
占いで良い日を割り出してその日に手術の希望を入れたりするようです。

私はそこまで帝王切開に積極的になれなかったので、担当医師には自然分娩を希望と伝えていたのですが、彼女は総合的な状況からまりぼんのケースは帝王切開が望ましい、との判断でした。

自然分娩か、帝王切開か。
何度も話し、周囲のインド人女性たちの経験やアドバイスも伺い、更に医師と話し合い。

39週の検診まで自然分娩で行こうと相談していたのですが、母体の状況が悪化したために「半ば緊急」帝王切開となりました。

「半ば緊急」と書いたのは、検診で即入院を言い渡されたのですが、
入院荷物を全てまとめて再度病院に行ったら「今夜は帰宅してよい、翌朝また来なさい」となぜか帰宅許可が出て
(ヴェジ?ノンヴェジ?と病院食の注文も取られたのに!)、
翌朝入院を覚悟して行ったら「今日も帰宅してよろしい」と再度の帰宅許可。
ところがその日の夕方担当医師から電話がかかってきて「今すぐ入院して」と。

結局緊急入院の話が出た検針日から1日経って入院、その翌日に手術となりました。

まぁ1日ずれたおかげで綺麗な個室に初日から入室でき、心の準備も整い、生後の手続きについても最も詳しい方に教えていただくことができて、とてもよかったのですが、
ずっと同行してくれていたまりぼん母からは「ジェットコースターのよう」とのコメント。

確かに、日本ペースでは考えられないドタバタで入院しました。


ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
  にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2016年5月3日火曜日

インドで出産 : 出産準備

インドで出産を決めた後、家の環境を整えることを始めました。

酷暑期に生まれる予定であったためにエアコンの設置
(これまでの酷暑期は、サウナ状態の家からモールやカフェに避難していました)、

一人暮らし用の容量だった冷蔵庫を家族サイズに変更、

ベビーベッドを設置、

メイドさんにお料理を教える。


家に居られるよう整えることに腐心した半年でした。
(逆に言うとこれまでは、交渉や工事や作業で不愉快な思いを重ねるくらいなら多少の不便は我慢すればいいや、と放置していたのでした。それも怠慢?笑)

なかでもエアコン設置は壁に2か所、戸棚にも穴を開け、設置工事に丸3日かかり、マンションの管理組合も巻き込んでの大騒ぎ。
もちろんワーカーさんたちは汗のにおいぷんぷん。

ひどいつわりの期間中だったので、臭い、漆喰の壁をハンマーでたたき壊す騒音、
ダイニングとキッチンを埃だらけにして作業をしているので食事も水を飲むことも憚られ
(私は食事も水も摂れなかったので良かったのですが、ヨギはさぞかしお腹が空いたことでしょう)、ワーカーさんたちが休みなく作業をしているので家を空けることもできず、
大変つらかった記憶が半年以上経った今でも鮮明によみがえってきます。

インドでは工事の人が後始末の片付け、掃除をしていかないので作業終了後は漆喰の粉塵、ダンボール、発泡スチロールくず、新聞紙、なんだかわからない汚いものがダイニング、キッチン、バスルームに散乱していました。

更にこのエアコンは設置後も2-3回大量の水が漏れ、その都度食器棚が全て水浸しになりました。

妊娠がわかってからこれらの準備を始めたのですが結局全てが終わったのは退院の2日前。
インドペースで物事は進んでいきます。

仕事同様あきらめず、粘り強く、あらゆる手段を使ってこれらの環境を整えてくれた夫ヨギには本当に感謝しています。


教訓 : 夏場の一番暑い時間帯の部屋の温度をチェックしてから入居すること。



ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
  にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2016年4月21日木曜日

インドで出産 : 妊婦検診

妊娠判明後から定期的に産婦人科医と面談してきました。

と同時に超音波医にも定期的に通いました。
場所は全くちがうところにあったので、違う日に超音波を受けて、その結果を婦人科医に観てもらっていました。

検査内容、時期は毎回産婦人科医から指示されていました。

母子手帳はありませんが、超音波ドクターから毎回出されるA4用紙2枚に渡る詳細なレポートをファイルしたものがが母子手帳代わりになりました。

日本に一時帰国した際に英語版の母子手帳も入手して随時産婦人科医に記入してもらっていましたが、そちらは情報量が少なくて、見返すのはいつも超音波ドクターからのレポートでした。

産婦人科医からは同時に、血液検査、尿検査、ワクチン接種の指示も随時出されて、その
オーダー通りに院外のラボやクリニック、たまには院内のラボに行っては各種検査を行いました。

産婦人科医が指揮を取り、その他の医師、技師、そして患者がその通りに動くという構図でした。

つわりがひどくて約10キロ体重が落ちたこと、8か月目くらいから浮腫みが出たこと以外は概ね順調な妊娠期間でした。

飛行機も8ヶ月までは乗れましたがそれを過ぎたら産婦人科医から不要不急の場合以外は避けるようにと指示されました。
リスクを冒して乗っても良かったけれど、バランス感覚に優れた医師であることはこれまでの付き合いでわかっていたのでおとなしく従いました。



ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
  にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2016年4月20日水曜日

インドで出産

1ヶ月程ブログをお休みしていたのは出産のためでした。

日本に帰国して出産する選択肢もありましたが色々な状況を考え合わせてムンバイで産むことを決めました。

家族を含め多くの方々のお力を借りて何とか今に至るわけですが、結果としてはこちらで産む選択をして良かったと思っています。

ムンバイで出産する日本人は今までもこれからもあまり多くないかもしれません。
また、住む地域によって通う病院もお医者さんも変わって来るので、必ずしも同じ感想とはならないかもしれませんが、とてもよい経験だったので少しずつ共有させて頂ければと思います。

あくまでの私のケースなので、全く違った経験をされている方もいらっしゃると思います。
インドで出産の一つの例と思って扱って頂ければ幸いです。

(興味のない方、読みたくない方には大変申し訳ありません。)

私が出産したのは南ムンバイで最も有名な病院の一つ、B病院です。
外国人がかかるのは大体ここ。
もちろん近場であることに越したことはないので、私にとって選択肢はここ一つでした。

医師はもちろん、看護師、薬剤師、技師、事務員、警備員に至るまで、各種スタッフがホスピタリティにあふれていて、いつ行っても大変暖かな扱いをしてくれました。

優しいインド人の中でも更に親切な人を揃えているB病院。
総合病院なのでいくつかの科にお世話になったことが有りますが、総じてとても良い印象を持っています。

今後、検診、出産、入退院について、ゆっくりとではありますがご紹介させて頂きたいと思います。



ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
  にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2016年2月3日水曜日

破傷風の予防接種 in インド

英語でのコミュニケーション力が足りず、インドで余分な破傷風の予防接種を受けてしまいました。

定期的に通っている医師との面談をしていたところ
「ところで、XXXの注射はした?」と言われ、ポカンとしてしまったのがそもそもの始まりでした。

医療専門用語が飛び交う医師との面談では普段以上に神経質に、
「え、何ですか?もう一度その名前を紙に書いていただけますか?」
と聞き返すところを、流れで血液検査の一種かと勝手に思いこんだ私は
「多分してないですね」と答えてしまったのです。

医師「はい、じゃこの注射2回やってね、今日初回」
と処方箋を出されたのは12月上旬。

一時帰国を控え、クリスマスの狂乱の真っ最中だったこともあり単語を調べる時間・心の余裕もなく同じ病院内で処方箋を提示して打ってもらってしまいました。

しかもその注射のセクションEMSから院内の薬局でワクチンを購入してくるようにと指示されて初めて、血液検査の指示書ではなくワクチン接種の処方箋だと理解した私。

後で調べよう調べようと思いながら1月下旬のフォローアップ面談の日がやってきてしまったのです。

再度面談した医師に
「はい、今日注射2回目ね」

とサラッと処方箋を出され、

「あー前回調べようと思いながら調べなかったなー、でもどうせワクチンだから悪いものでもないだろうし安かったし(ワクチン代12ルピー、注射代85ルピー、都合97ルピー!)今急いでるからまぁいっかー(雑)」と安易に2回目を接種。
値段がやたら安かったのもあまり何も考えなかった理由の一つというのは言い訳です。

痛~い注射を刺された後に看護師さんに、
「ところでこのワクチンの名前って何でしたっけ?」と聞く間抜けな私。

Tetanusですよ、と看護師さんに言われ、どこかで聞いたことがある単語だな…と思いながら今更のgoogle検索、破傷風と知ったのでした。

破傷風、インドに赴任する前に打ってきた大量のワクチンのうちの1本でした。
慌てて破傷風ワクチンについて調べたところ、下記のような大変わかりやすいチャートが。



なにー、過去10年以内に受けていたら追加接種1回のみでOK!?

1回余計に打ったらどうなってしまうんだろう…。

ちょっと悩んでます。




ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけたら嬉しいです。
  にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村


破傷風=Tetanus
体で覚える英単語。

2015年12月1日火曜日

インド版チョコラBB!?

口内炎のときの内服薬としてチョコラBBを愛用し続けてきたのですが、うっかりインドに持ってくるのを忘れてしまいました。

なのにひどい口内炎ができてしまい、チョコラBBに代わる同様の成分の薬はないかと薬剤師さんに相談してみたところ、良さそうなものを見つけました!

Neurobion Forte   Tablets of Vitamine B Complex with Vitamine B12


10粒でお値段7ルピー☆
激安ですが、Merckメルクという大手メーカーの製品だそうです。

それぞれの薬の成分を比較してみました。

チョコラBBプラス 1粒/ニューロビオン1粒
リポフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2リン酸エステル) 
19㎎/10㎎

ピリドキシン塩酸塩 (ビタミンB6) 
25㎎/3㎎

チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)
10㎎/10㎎

ニコチン酸アミド
20㎎/45㎎

パントテン酸カルシウム
10㎎/25㎎

となっています。含有量はそれぞれ違いますが、似たような成分が入っているようです。
その他にこのニューロビオンの中には、

「シアノコバラミン(ビタミンB12)」も15mcg含まれています。

Wikipedia情報ですがこの成分は極度の菜食主義で欠乏するビタミンのようで、菜食主義者が多いインドならではなのかもしれません。

薬剤師では勿論なく、化学の知識も高校程度の私なので正しいかどうかは解りませんが、こちらの信頼できる薬剤師さんに、これはビタミンB1、これはB2、と成分を一つ一つ解説してもらったのでそれぞれは対応していると思います。
口内炎への効果も(ニューロビオンのほうが)あったと思います。

次回日本でチョコラBBは調達してくるつもりですが、とりあえず間に合わせとしては良かった!
10粒7ルピー(14円)の値段も魅力的(笑)。


化学式は一緒でも対内への取入れ効率や働きかけは成分によっても違うそうです。製薬各社の工夫がそれぞれあるのだと思いますので同じ成分が仮に同じ量入っていても全く同じ薬とは必ずしも言えないそうですので、注意したいところです。

一応一般的なビタミン剤はインドにも各種ありますので、もし在庫切れ、急に必要になったなどでいつもの薬が手に入らない方は我慢せずに薬局に相談してみるのも手かもしれません!



ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2015年11月1日日曜日

世界に自慢したいインド企業

インドの企業、ビジネスカルチャー、あまり好意的に表現できることは多くはありません。

ムンバイに住んでみて便利に使っている企業はいくつかありますが、洗練されたサービスとはいえどれも多少のストレスはつきものです。
それはヒンディー語しか通じなかったり、時間にルーズだったり、配達される商品がボロボロや埃まみれだったり。高品質低価格のサービスに慣れた日本の方に胸を張っておすすめできるものとは言い難いのが現状です。

自分があまり多くの会社を知らないせいもありますが、その中で唯一、これはあらゆる点で日本より優れているのではないか、と思う会社があります。病理学サービス会社Metropolisです。

病理学サービスと書くと難しそうですが、要は血液検査、尿検査、MRI、CTスキャンなど、医療に必要な検査を行う民間会社です。
日本では病院で行われるこれらの検査、インドでも勿論総合病院等ではできますが、個人クリニックが主流のインドではお医者さんの処方箋を持って院外のラボラトリーで行うことが主流となっています。
ラボの中には人間ドックを提案しているところも有ります。

これまで何軒かインドのラボラトリーを使ったことがあります。どれも設備はインド並ながら衛生観念は徹底しておりきちんと検査を受けられて、結果も正確。特に嫌な思いをしたことはないのですが、その中でもMetropolisは群を抜いて素晴らしいサービスでした。

Metropolisの利用者が取る主な流れは、
コールセンターに検査依頼→自宅訪問/ラボ訪問を選択→検査→結果受領
という形になっています。
検査内容によっては予約も必要なく、自宅で待つのが面倒であればラボにふらっと立ち寄り検査オーダー、結果はメールと郵便で届くのを待つ、という形もできます。コンビニ感覚です。

街中にちょこちょこあるメトロポリスのラボ。緑の看板です。





以下、私が利用して良かった点をいくつか挙げたいと思います。

良かった点①
検査技師が自宅に来てくれる。しかも訪問予約は前日夕方でもOK。しかも訪問可能時間は朝7:00~。

良かった点②
検査内容にもよるが、結果が即日E-mailで届けられる。PDFファイルになっており、同じもののプリントアウト版が後日届けられる。

良かった点③
印刷された結果は翌日には郵送されてくる。しかも書留。厳密には民間の郵便サービス会社が使用される。

良かった点④
顧客に対応する従業員は全員英語を流暢に話す。

良かった点⑤
コールセンターに電話するとすぐにオペレーターに繋がる。

良かった点⑥
オペレーターが優秀。社内システムも優秀。
検査依頼内容を話すと、的確な指示が来る。例えばあなたの症例ではAという検査をあなたが言われたが実際のところはBが必要なのでは、とか、Aという検査を受ける為には〇時間の絶食、〇時間前に排尿を済ませる、などの指示が瞬時に行われる。オペレーターも打てば響く優秀さを持っている。恐らく社内のトレーニング体制も良い。

良かった点⑦
採血用の針は使用後即座に焼却破棄する設備が整っている(ラボのみ)。もちろん針や器具は都度使い捨ての新品を開封する。

一方で悪かった点は、とくに見当たりません。

あえていうならその分料金は割高、というデメリットはありますが、18時に電話で依頼、翌朝予約時間ぴったり7時には技師が訪問してきて、その日の夕方17時ごろにはメールで結果が受け取れるという快適さの虜になってしまいました。
割高とは言え他のインドのラボとの比較です。日本人感覚だと、保険適用無しでも納得できるくらい、自腹負担ができる程度のリーズナブルな値段です。

日本だと院内完結する便利さがある代わりに、検査のためだけに電車やバスを乗り継いで病院まで行かなければいけなかったり、データも院内で保管されるため、転院の際には料金を支払い何度か出向いて紹介状を書いてもらわないといけませんがここではデータは全て英語で自分の手元で管理できるため転院、国外受診などの際にも手間が省けます。

総合病院、個人クリニックの設備自体は日本と比べるとあまり美しいとは言い難いのですが、このMetropolisのサービスだけは本当に快適で、インドから出た後も恋しくなってしまいそうです。

というわけで熱く語ってしまったインドのラボラトリーサービス会社Metropolisでした。
支店がたくさんあるとはいえ写真の通りしょぼしょぼの空間でOK(笑)ということで設備投資コストも大変低いと思われるこの会社。
投資したい…

ランキングに参加しています。
1日1クリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

2015年4月28日火曜日

不調

ネパールの地震には本当に驚いています。
被害者、被災者の方にお見舞いを申し上げます。
高山地帯でもあり、物資やクレーンなどの大型機器の輸送にも苦労される地域かと思いますが、どうか犠牲者の方がこれ以上でないように、そして一日も早く復興しますように。
自分にできる応援の方法を探したいと思います。



胃腸が強いことだけが取り柄の私ですが、ここ1週間ほど調子が思わしくありません。

特に何か危なさそうなものを食べたというわけでも無いのに、夜中に胃が痛くて目が覚めたり、消化が上手くできなかったり(要は下痢です、お食事中の方すみません)。

ここ1-2日はのどのイガイガも加わって、話す声もうまく出せない。
風邪ののど痛ではなく、異物がのどにひっかかったような違和感。
これは確実に汚染された大気のせいだと思うのですが、夜、ベッドに横になって眠りに落ちる瞬間にせき込みだすのでなかなかぐっすり眠ることもできません。
そんなこんなで私が朝から横になっていたら例の臨月でも元気いっぱいのメイドさんがサラリと「暑さのせいですよ」。

ここのところものすごく暑い中でゴルフをしたりテニスをしたり外を歩いたり予定が立て込んで汗をダラダラかきながら動き回ったり熱風が吹き付けるエアコン無しタクシー移動をしたり大声を出したり、が続いていたことは確かですが、暑さのせいで胃腸って弱るのかしら?

他のインドの方からも「暑さのせいね」とさらっと言われ、当地では胃腸の不良と暑さを結びつけることに無理が無いよう。

確かに夏バテ気味で食欲も落ちて、夫も食事不要の日々だったのをいいことにお友達との食事会が栄養補給源になっていたことは否定できません。

病気に詳しいお友達から急性胃炎の可能性を指摘されて気をつけなさいと言われて初めて、不摂生を反省したのでした。そもそもインドの外食では塩分と油分とスパイス過多になりがちだし、それで栄養補給などという考えが間違っていました。危ない危ない。


毎日本当に暑くて日差しも弱まらず、またエアコンが効く場所とそうでない場所との温度差が異常にきついので、体力が普段以上に消耗することでしょう。
暑い地域、大気汚染の激しい地域にいらっしゃる方、そして日本の方も新年度の始まりでお疲れがたまっていらっしゃることと思います。
皆様、どうぞどうぞご自愛くださいませ。


ランキングに参加しています。1日1クリックしていただけると嬉しいです!
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

別なお友達にはのどのイガイガ対策として塩うがいを教えていただきました。初めてやりましたがこれは気持ち良い~(^^♪

2014年10月16日木曜日

喉が痛くなったら…

ムンバイではモンスーンも明け、セカンドサマーが到来しています。同時にやってくるのがホコリ。デカン高原の農村地帯から吹き下ろす土ぼこりだとも、ゴミ焼却の際に出る汚染物質だとも言われていますが、いずれにしても喉と肺への負担がかなり大きい環境です。この時期は体調を崩す人も多数。

こちらで喉が痛くなったらお世話になるのがStrepsilsやCofsilsというのど飴。薬効成分が入っているので2時間に1粒の服用が目安です。ハチミツ味やしょうが味の他、レモンやオレンジなどのどが痛いときに効きそう!と感じる味が揃っています。
また、本格的に風邪だな〜と感じたときは、咳止めシロップも効果的です。シロップとは何やら懐かしい感じですが、のどが痛いとき、咳が止まらないときには効果てきめん!
ムンバイでは各地域ごとに24時間営業の薬局がありますので(こういうところは先進的だと私は思います。のんびりしている一方で健康ケアには敏感なインド人!)、薬剤師さんとよく相談して症状に合った薬をお求めください。
ちなみに薬価がもともと激安な上にジェネリック大国のインドでは、のど飴10粒で20ルピー(40円弱)、更に小売天国でもあるので一粒から売ってもらえます。咳止めシロップは100ccで52ルピー(100円弱)でした。

薬効のないのど飴を探していらっしゃる方にはしょうが味の飴がおすすめです。小粒な飴で、駅の売店等で購入できます。かなり強めのしょうが味で、のどのいがらっぽさにとっても効きそうな味でした!


日本ブログ村のインド情報に参加してみました!
↓↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村