2014年10月20日月曜日

ディワリ支度

インドのお正月、ディワリを迎えるにあたって街が浮き足立っているように感じます。ありとあらゆるお店でろうそくやオイルランプ、星型の電飾といったディワリ関連グッズが売られ(別名光のお祭りというだけあり、期間中は町中がキラキラに飾り立てられます。昨年、連休初日に飛行機からみたムンバイの街はそれはそれは輝いていて綺麗だった!夜景だから汚いものも見えませんw)、人々はディワリギフトや新年に着る新しい服の調達に余念がありません。お店にとっては書き入れ時。

最近はショッピングにもあまり行っていなかったのですが、それでも食品店ではカンパニーギフト(日本のお歳暮のよう?)として注文されたドライフルーツとナッツの詰め合わせが山のように積まれていたり、派手派手しい箱に入ったチョコレートやドライフルーツが目立つ棚を占領していたり、ホームリネンの店や電気店ではディワリギフト需要を当て込んでのセールが行われていたりします。普段より展示品も格段に多く、そして激しく売れて行きます。老舗映画館ではHappy New Yearというヒンディー語映画がかかっていました。

昨日久しぶりに南のMGロードのFabindiaをのぞいたら、日曜日だったこともあり、普段は静かな紳士服コーナーが、息子や夫のクルターとジャケットを選ぶ家族連れで大にぎわいでした。新年には新しい服を着る習慣があるようで、女性の服を仕立てるために布地屋さんも大混雑します。何故か便乗して非インド人の私の夫も選んでいましたが、クルターは長めのシャツ、ジャケットは詰襟のベスト様の袖なしで、合わせて着るとモディ首相スタイルが完成します。ファブインディアではダークトーンが好まれているよう。

お店を出るとお向かいのビルではキラキラの電飾の飾り付けに余念がなく、まさに日本の年末といった感が漂います。実は一部の人は既にディワリ休みに入っているそう。気温37度、スイカがとても美味しいムンバイで、年末商戦気分を味わう。日本育ちの私にはなんともちぐはぐではありますが、これもインドにいるからこそ経験できる感覚です。


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2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    ブログ拝見させて頂いています。
    すごく勉強になります。これからも、ぜひ続けて下さい。

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    1. AYAKO様
      コメントありがとうございます。励みになります!

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