2015年1月25日日曜日

ボリウッドDVD鑑賞 Mary Kom

どうやら明日のRepublic Day、街中は大騒ぎになるようで家にいた方が賢明なのだとか。Marine Driveのパレードを見に行こうかと思っていたのですが、すでに家の外は爆竹に花火に大音量の音楽が鳴り響いて大変盛り上がりすぎているので、大人しく、日本から頼まれて大量買いしたDVDを見まくる日になりそうです。

とりあえず第一弾はMary Kom。実在のインド女性ボクサーの話です。世界大会で3度優勝した後結婚、双子の出産を経てカムバック。さらに優勝回数を増やしているスーパーウーマンの話です。現実のこの方はリオデジャネイロオリンピックの出場が目されているとか。女子ボクシングはインドにも注目です。

この映画、ダンスや歌は全くなくてボリウッドっぽく無かったけど構成が無理なくてストレスなく見れました。主人公Mary Komはマニプール人なので日本人と顔が似ています。

ボクシング協会のいやーなおじさんが登場するのですが、リアルにインドの中下級公務員がやりそう、というか実際やっている嫌味な言葉と嫌がらせの数々に戦慄しました。あー色々思い出しちゃう…。

ミルカ・シンの映画もそうだったけど、スポーツ選手のトレーニング風景は恐らく高地トレーニングをイメージしているのか清涼な場面が多くて目から癒される一枚でした。


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2015年1月24日土曜日

おすすめデーツ!おかげでデーツが苦手でなくなりました。



デーツ、なつめやしの実は、アラブ文化圏で一般的なドライフルーツです。
鉄分、カリウム、マグネシウム、食物繊維が豊富に含まれており、美容と健康にとっても良いのだそうです。
何度か口にしたこともありますが、干し柿のような味と食感で、干し柿もあまり得意ではないのでちょっと苦手な食べ物でした。
(Bateelという高級デーツブランドのものはとても美味しかったです。それは例外。味はとっても美味しいのですがお値段も立派…)

日本から頼まれて前回持ち帰ったのですが、もともとあまり食べてこなかったので行きつけの何でも屋さん、Roman Storeの店主のおすすめデーツを買ってみました。インド人はbest qualityと良く言うので話半分で聞いていたのですが、味見させてもらったところ上質な和菓子のような上品な甘さと柔らかさで、とっても美味しかった!48粒入って190ルピーなのでまぁまぁお手頃な値段かと思います。クロフォードマーケットで買うと110ルピー!先日のクロフォードマーケットショッピングでそれを知って大量買いしてしまいました。一緒にいたお友達も味をみて気に入ったらしく皆でお買い上げしました(笑)。

このブランドのデーツは冷蔵が推奨されているので完全なドライフルーツではないかもしれないのですが、だからこその柔らかさが和菓子に飢えている和菓子好きにはたまりません。もちろん砂糖も使っていないので和菓子よりヘルシー!?

東京では、HIGASHIYAというおしゃれな和菓子屋さんが以前、デーツの種を抜いたところにバターを挟んで売っていました。いまでもやってるのかな?デーツが苦手だった私でもとても美味しくいただきました。中東定番ドリンクの紅茶以外に、緑茶や抹茶などとも合う味です。保守的な味覚のインド人とのお茶会のお菓子は、日本から一生懸命和菓子を持ってくるよりデーツがいいかも!

ムンバイではグローサリーショップなどで扱っているはずなので、見かけたらどうぞお試しください。おいしいですよ!



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2015年1月23日金曜日

お手伝いさん

話は全く関係ないのですがこの写真はインドの学校給食です。ドーサ♥
一般的に人件費が安いと言われているインド。中級家庭くらいまではお手伝いさんを雇うのが一般的だそうです。インド人家庭では核家族であったとしても複数人お手伝いさんがいることも珍しくありません。

在住外国人家庭ではお願いする/しないは好みが分かれます。私の印象では比較的多くの方がお願いしているような気もしますが、本国でそうしていたようにご自分で全ての家事をこなされている方ももちろんいらっしゃいます。

我が家は一人の方にパートタイムでお願いしています。予定がなくてもフラフラ遊びに出かけてしまう私なので、窓を閉め切っていたとしても外遊びをする小さい子がいなかったとしても毎日埃っぽくなる環境下ではとっても助かっています。

とはいえ、掃除の方法やアイロンがけの方法、洗濯ものの畳み方など、好みの方向性が違ったりすることも多々あります。1年半、2人のお手伝いさんを通じて感じたのは、ある程度のことには目をつむることと、どうしても気になることがあったら冷静に伝えることです。

日本でお手伝いさんというと、「家政婦のミタ」のように完璧に家事をこなす人を想像します。もちろんインドにもスーパーお手伝いさんはいるのですが我が家のように低予算でお願いしている方は必ずしもそうとは言えません。

時間を守ること、ものを盗まないこと、この2つさえきちんとしてくれたら、それ以外のところはHome Maker(ムンバイでは主婦のことをこう呼ぶのだそうです)としてお手伝いさんと試行錯誤しながらお互いの落ち着きどころを作っていきたいと思います。のんびりインド時間なので時間厳守のハードルは実はかなり高いのですが…(汗)

我が家のお手伝いさんは間もなくおめでたなので、また新しい人を探さなくては…。いい人と出会うのがインドでお手伝いさんとお付き合いする上でいちばん難しいところかもしれません。

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2015年1月22日木曜日

クロフォードマーケットでガールズショッピング!

3層構造の八百屋さん。日中でも薄暗い…
買い物難民から結局、食品の買い物のためにクロフォードマーケットに通い始めたのですが、良いタイミングで偶然にもフードショッピングに詳しいお友達が案内を買って出てくれました。皆、好きな味が近いので頼もしい限りです。

私が普段こちらで買うのは主に新鮮な野菜と果物だったのですが、その他の食品もお友達は買っているとのことで連れて行ってもらいました。

野菜売り場と東側の壁の間の数列に、輸入食材も扱う商店が軒を連ねています。アジア食材で有名なのはUncle Shopというお店だそう。行ってみたところごくごく狭いキオスクのようなスペースにぎっしりと食品が並んでいました。

醤油、コチュジャン、中国のお酢、ナンプラー…。タイに行って以来タイの麺料理に夢中の私は極細のお米の麺や平たいお米の麺、春雨などをゲット。紹興酒やXO醤もおいてあって中華、タイ料理を始めとした食材が市中よりも安価に売られています。日本産のお米はありませんでしたが短粒種のお米の取り扱いがあるそうです。

同じレーンが大体グローサリーで、スパイスや調味料、パスタや穀物類やお菓子を扱っています。クロフォードマーケットに詳しいお友達の一人は製菓用チョコレートとチーズを大量買いしていました。

さんざんグローサリーコーナーを行ったり来たりした後は、建物外のフルーツのコーナーに移って価格チェック。いちじくは一箱70ルピー、いちごは一箱500gでなんと40ルピーまで値下がりしていて思わず購入。市中で1個80ルピーのパイナップルも友人の見事な交渉のおかげで50ルピーで買えました。どれも新鮮で甘くて美味しかった!

お友達と行くクロフォードマーケットはとても楽しかったです。レシピを聞いたり、お勧めのブランドを確認したり、賑やかに値段交渉したり、一人で行ったら用心して撮らない写真をバンバンとったり。クーリー(苦力と書くのかな?買い回った荷物を持ってくれる人。もちろん有料です)もシェアできたので効率もよかった。

言うまでもありませんがいらっしゃる場合には身の回りの品に十分お気をつけくださいませ。何人もの目が外国人の挙動を観察していますし情報をやり取りしあっています。足元も滑りやすいので汚れても良い、歩きやすい靴がおすすめです。

次回はもうちょっと冷蔵庫を片付けてから行こう!
クーリー。タチの悪い価格交渉をしてくるので強い意志と小銭が必要です。


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聞けばこの前日か同じ日に違う知人グループもクロフォードツアーをしていたそうで、地味に流行っているのかも!?

2015年1月21日水曜日

休暇の計画 :大失敗!

今週末はRepublic Dayの3連休だということに直前になって気づき、慌てていろいろと過ごし方を検討していました。

国内線のフライトは直前になればなるほど高くなるので、通常であれば数千ルピーで行けるところが片道2万ルピー近くかかってしまったりします。それはちょっと厳しい…

飛行機に乗らずに行ける冬場の行先としては、Alibaug, Nasik, Mahabaleshwar…
どこも直前なのでもちろん空いているわけもなく、撃沈。
お友達が最近旅行で虎保護区に行ってきたと聞いて調べてみると、最寄りの飛行場はBhopalボパール、MPマディヤプラデシュ州の州都ですが直前になっても比較的安価なフライトがある模様だったので、宿泊先に空き状況を確認してみました。すると、この3連休はサファリもホテルも予約で一杯だとのこと。セールスマネージャーが言うには「仮にホテルの部屋が取れたとしてもサファリが取れないのでいらっしゃる意味はないですよ。」
インドにいる間に一度は野生の虎を見に行ってみたかったのでシーズンを尋ねたところ、4月頃までOKですよ!と。

それならばと、3月の連休で空き状況を確認してもらい、見事OKが取れました。相手のセールスマネージャーは饒舌にも、「ムンバイからでしたら早朝のフライトですね、ボパールに着いたらまずは系列ホテルで朝食を召し上がっていただき、ホテルの車で自然公園までお連れします。ホテルに着いたらまずはリラックス、その後午後のサファリに乗っていただきます。翌朝早朝もサファリ、サファリ先の気持ちの良い場所で朝食、戻ってさっぱりされた後で昼食、その後はプールもありますしマッサージもできるのでどうぞお寛ぎください。最終日の朝もサファリにお出かけいただいたあと、空港までお送りいたしますので夕方のフライトでムンバイへお帰りいただきます…」と立て板に水トーク。私たちも気持ちが盛り上がってフライトの予約を進めました。

ところがその夜にホテルからメールが。
「お部屋は予約が取れました。しかしながら連休初日は祝日のため自然公園はクローズしております。また、中日に関してはサファリの予約が取れませんでしたことをご了承ください。お越しになられるのをお待ちしております。」

・・・あらー・・・。マネージャー自らサファリがなければ来る意味がないと言っていたのにサファリが取れないとは。しかも予約した時点で祝日の公園クローズは確認できるのでは!まぁその辺の非効率さはインドでは日常茶飯事なのでもはや腹も立ちません。

ということでせっかく取ったフライトもキャンセル、今週末のみならず3月の連休も白紙に逆戻り、あらためてお出かけ計画を練り直さないといけません。
今週末はもう諦めて、おうちで映画三昧かな…

行き当たりばったり、出たとこ勝負で暮らしている日々ですが、旅行計画だけは前もってきちんと立てておかなければいけないということを学んだ一日でした。さすがにがっくりきたー!


どこに行こうかな~
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2015年1月19日月曜日

インドのスパ 美容院



先日、これから日本に引っ越されるインド人の女性と話す機会がありました。そこで聞かれたのが、Threadingってどこに行けばできるかしら、という質問。
Threadingというのは細い2本の糸を絡めて眉毛の形を整える美容方法です。アジア全域で広く行われているようで、NYでもインド式Threading Salonが一般的になりつつある、らしいです。

うーん、こちらのスパサービスが細分化している日本では確かに、探すの難しいかも。と思ってしまいました。

インドのSpaで提供しているサービスの種類はとても多く、カット、カラー、パーマにスタイリングと言った一般的な髪周りのサービスのみならずメイクアップ、ネイル、フェイシャル、ボディのドライマッサージ、アーユルヴェーダマッサージ、フットケアなどが全部一つのところで出来るのです。ホテル内スパだけでなく街中の独立系サロンもほぼ全てこの形式です。床屋さんは別。

日本でもヘアケアとネイルが同時に出来るサロンはありますが、オイルを使ったマッサージもやってくれるところは少ないんじゃないかな。免許の関係なのかしら。

調べみたのですが、日本だとThreadingは台湾式とか韓国式とかの糸脱毛サロンがわずかにあるだけのようで、残念ながらお役に立てませんでした。

突然予定がぽっかり空いた日に、スパのメニューを眺めながら、何やろうかなー、と考えるのはなかなか楽しい時間です。

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ラージャスタンの伝統芸能 kaavad


伝統美術を紹介するギャラリーで、ラージャスタン州の伝統芸能kaavadのデモンストレーションを見せてもらいました。

Kaavadは持ち運びのできるお寺であり、絵物語でもある木製の箱です。写真のように観音開きの内側に更に木の板が折り畳まれていて、漫画のように一マスごとにインドの神々の物語の場面が描かれています。
と同時に語り手が扉を順々に開きながら神話を語るこの芸能のこともkaavadというそうです。

400年の歴史のある芸能で、語り手はこの箱を持って村から村へと旅をしては物語をしているのだそう。テレビのなかった時代、視覚と聴覚に同時に訴える娯楽は貴重だっただろうなぁ。

紙芝居のようですが、一方で持ち運びのできるお寺でもあるので、長〜い扉をを全部開くと内側に神様がいるということ。下の引き出しがお賽銭を入れるところだそうです。機能的!

はたきのあたりが引き出しです。

2人いた語り部の声は共によく響いて耳に心地よく、とっても楽しい午後でした。今回はギャラリー内で鑑賞させてもらったので少し閉塞的な空間でしたが、砂漠の村の広場なんかで聞いたらもっとよく響くんだろうなぁ。

こちらのギャラリーではインド全域の伝統美術を現代の生活に活かす提案も行っているので、インドの伝統工芸に興味がある方は一見の価値ありかも。
家具の目利きのお友達によると展示家具に使っている木材はそこそこのクオリティだとのことなので(笑)、しっかりしたものをご希望ならその旨を伝えて新しく作ってもらった方が良さそうです。今回ご招待いただいたようなイベントは2ヶ月に1回くらいやっているとのことでした。

↓ギャラリーのホームページにリンクを貼っておきます↓。




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