2015年4月30日木曜日

成田空港のシャワーはすごい

日本はゴールデンウィーク真っ最中ですね。

全然関係ない話ですが、ムンバイー成田の直行便は、夜ムンバイを発ち、朝日本に着くというフライトです。以前一時帰国した際、到着当日に予定が入っていたので成田空港でシャワーを借りることにしたのですが、(エコノミークラス利用なのでラウンジのシャワーではありません)ものすごく良かったのです!

まず到着ロビーからシャワーの案内が出ているので、それに従って第一ターミナル中央棟の2階へ。威勢の良いおじさまに受付をしてもらって、シャワーブースに入ります。料金は最初の30分が1030円。

大きなスーツケースが余裕で2個開けるスペースに、シャワーブース(だけは独立して個室)、洗面、トイレがついています。タオル、シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、箱ティッシュ、スリッパ完備。もちろんトイレットペーパーも。水周り、床、すべてがピカピカです。臭いもない。

確実に最後までお湯の出る、水の勢いや出方も自由自在に変えられる、シャワーヘッドが手持ちで動かせるシャワーを使って洗面、明るくて気持ちの良い大きな鏡で化粧を済ませて1030円。

500ルピーでこれだけの設備でシャワーを浴びれるところってインドにあるんでしょうか。私には想像がつきません。高級ホテルでも水の出が悪かったり温水の容量が少なかったり隅っこがちょこっときたなかったりタオルが破れていたりする国。悪気があってのことではなくてそこまで気配りが行き届かないだけなので今は別に嫌とも思わないのですが、500ルピーでこれかー、日本はすごいなー、と純粋に感動してしまったのでした。インド生活のおかげで感動の沸点が下がっています(笑)。

シャワーを使えたおかげでしゃきっとして、その日の予定も爽やかにこなすことができました。
日本に帰ってきた感動を味わいに、また成田のシャワーにお世話になろう♡(次回はだいぶ先だけど。)


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2015年4月29日水曜日

メイドさんの面接

方々に声をかけてやっと、メイドさん候補の方が数人面接にきてくれました。

1人目の方は相性が良さそうなのですが、希望の時間帯がどうにも合わなくて迷っています。

2人目の方は義母と登場。
相場(と思われる金額)の2.5倍の金額を要求されました。交通費も実際の費用の約4倍かかると言われてちょっと幻滅。さらにお金の話を交渉してくるのか思って出方を見ていたら、義母がメイドさん候補のお嫁さんに向かって「Chalo!(行きましょう!)」。
こちらが不合格になってしましました。

3人目の方はなんと知人家庭のメイドさん。
「前の家族とは丸3年働きました、今月いっぱいで契約が満了してこのご家族は帰任されるので私は新しい家族を探しています、と。」
素知らぬ顔をして聞いていましたが、今月いっぱいで帰ることは無いことは私が良く知っています。
そもそも、他のご家庭のメイドさんを奪ってしまうのはもちろんあり得ません。
ということで良さそうな方ではありましたが良いお返事はできず。

現状八方ふさがり。

困った…。
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2015年4月28日火曜日

不調

ネパールの地震には本当に驚いています。
被害者、被災者の方にお見舞いを申し上げます。
高山地帯でもあり、物資やクレーンなどの大型機器の輸送にも苦労される地域かと思いますが、どうか犠牲者の方がこれ以上でないように、そして一日も早く復興しますように。
自分にできる応援の方法を探したいと思います。



胃腸が強いことだけが取り柄の私ですが、ここ1週間ほど調子が思わしくありません。

特に何か危なさそうなものを食べたというわけでも無いのに、夜中に胃が痛くて目が覚めたり、消化が上手くできなかったり(要は下痢です、お食事中の方すみません)。

ここ1-2日はのどのイガイガも加わって、話す声もうまく出せない。
風邪ののど痛ではなく、異物がのどにひっかかったような違和感。
これは確実に汚染された大気のせいだと思うのですが、夜、ベッドに横になって眠りに落ちる瞬間にせき込みだすのでなかなかぐっすり眠ることもできません。
そんなこんなで私が朝から横になっていたら例の臨月でも元気いっぱいのメイドさんがサラリと「暑さのせいですよ」。

ここのところものすごく暑い中でゴルフをしたりテニスをしたり外を歩いたり予定が立て込んで汗をダラダラかきながら動き回ったり熱風が吹き付けるエアコン無しタクシー移動をしたり大声を出したり、が続いていたことは確かですが、暑さのせいで胃腸って弱るのかしら?

他のインドの方からも「暑さのせいね」とさらっと言われ、当地では胃腸の不良と暑さを結びつけることに無理が無いよう。

確かに夏バテ気味で食欲も落ちて、夫も食事不要の日々だったのをいいことにお友達との食事会が栄養補給源になっていたことは否定できません。

病気に詳しいお友達から急性胃炎の可能性を指摘されて気をつけなさいと言われて初めて、不摂生を反省したのでした。そもそもインドの外食では塩分と油分とスパイス過多になりがちだし、それで栄養補給などという考えが間違っていました。危ない危ない。


毎日本当に暑くて日差しも弱まらず、またエアコンが効く場所とそうでない場所との温度差が異常にきついので、体力が普段以上に消耗することでしょう。
暑い地域、大気汚染の激しい地域にいらっしゃる方、そして日本の方も新年度の始まりでお疲れがたまっていらっしゃることと思います。
皆様、どうぞどうぞご自愛くださいませ。


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別なお友達にはのどのイガイガ対策として塩うがいを教えていただきました。初めてやりましたがこれは気持ち良い~(^^♪

2015年4月27日月曜日

ジェロックス


本や楽譜を丸々コピーするのって日本ではあまり考えられない、というかNGですよね。
100ページ越えのコピーなんてコンビニのコピー機なんかを使って自分で延々とやるくらいならその本を買った方が綺麗で早い。

著作権者の方には大変申し訳の無いことですが、ここでは割と簡単にできちゃいます。

写真のカウンター上、左の本、3000ルピー(約6000円)。
右が丸々コピーしたもの、製本して表裏にビニールの表紙をつけて180ルピー(約360円)。

市内では少なくと1ブロックに1軒は文房具屋さんがあって、XEROX屋さん(コピー屋さん)も兼ねていて、コピーして欲しい箇所を指定するとお店の方が綺麗にやってくれます。
この日は出かけるときに近所のコピー屋さんに本を預けて、帰りに受け取ってきました。
1枚1ルピーくらいが標準です。

データのプリントアウトやラミネート加工などもできるので、上手く使えば便利なインドの文具&コピー屋さんなのでした。


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とはいえ自宅にプリンター兼コピー機があるのでIDカードなど重要情報はコピー屋さんには頼まないようにしています…。

2015年4月25日土曜日

洗濯物のニオイと洗濯洗剤研究

恥ずかしながら洗濯物のニオイが気になっていました。

Tシャツなどをふつうに着ている分には大丈夫なのですが、顔を洗ったときに使うタオル、つい匂いを嗅いでしまうのですが、梅雨時に部屋干しした時と同じ、何とも言えないいや~なニオイ。雑菌が繁殖している気がする~!

外干しにすればもちろんニオイは軽減されるのですが、外は外で埃がすごくて、毎日窓から見える景色がまるで霧の中にいるよう。更に我が家のベランダに毎日やってきては糞や羽やいろいろとお土産をくれる鳩とカラスのために、ここのところはずっと室内干しです。

最初はSurf excelというインドの洗剤を使っていました。その後、Arielのほうが洗浄力が強いという話を聞いて変更。どちらも粉洗剤で、2Kg入りで400ルピー(800円)。インドでは高級品だと思います。

柔軟剤はComfortしかないのでComfortのピンク→緑→水色と変更。結局水色に落ち着いています。こちらも1本200ルピーと結構高額。

部屋干しする部屋は常時シーリングファンをつけっぱなしにするようにしてみました。風が対流したほうがジメジメしないかなぁというささやかな願いです。

1年目に来てくれていたメイドさんは粉洗剤を大量に使う方で、ものすごい勢いでなくなっていっていましたが、匂いはここまで気になりませんでした。

2年目に来てくれたメイドさんは大変な倹約家で洗剤がまったく減りません。ニオイが気になるからもっと使っていただくようお願いしているのですが、どうしてもそこが直らないままでした。

本当はインドにあるもので暮らしていきたかったのですが、幸運にも日本の洗剤が手に入ったので水自体が日本より汚いであろうインドの水×日本の洗剤でも実験してみることにしました。

倹約家の彼女に日本の洗濯洗剤アタック(液体洗剤)を使っていただくようお願いしたところ一発でニオイが消えるようになりました。柔軟剤がインドのものだと石油臭いニオイが残りますが、雑菌繁殖という感じではなく、日本の洗剤の威力を実感。

使いかけのComfortがなくなったので日本のレノアを柔軟剤として使ってもらったところ、石油臭さも気にならなくなりました。

こうなればついで、とワイドハイターEx(色物用漂白剤)を洗剤と同時に投入してもらったところ、ついにタオルから、微かに柔軟剤のいい香りが!

限りある日本の洗剤の威力を思い知ってしまい、喜ぶべきか悲しむべきか悩ましいところです。

とりあえず効果があるとわかった日本の洗剤。
ジメジメモンスーン期まで大切に取っておこうと思います…。


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2015年4月24日金曜日

それはどういう意味ですか

これはインド生活に限ったことではないかもしれません。

会話の中で言葉や文脈が理解できなかったら「それはどういう意味ですか」と聞くことへの躊躇を無くすよう努力したいと思うようになりました。

これまでは、何の話をしているのかよくわからなくても聞き流してその場をやり過ごしてきました。会話の流れを止めるのが申し訳ないと思っていたからです。

でも最近、どうしてもその会話を理解する必要があることが何回かあり、ごめんなさい、これってどういう意味ですか、と会話を止めてしまうことが続いたのです。幸いにも人に恵まれて、どの場面でもそれぞれ違う人だったのですが、不快な雰囲気も見せずに優しく教えてくださいました。

人を信じて、虚勢をはらずに教えを乞う。例えそれが活発に交わされている会話や会議の間であっても怖気づかない。

肝に命じていきたいです。


今回はポエムっぽくなってしまいました。次回から普通のインド情報に戻ります!


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心がつよくなってきた気がするのはインドのおかげ、それとも加齢のせい…?

2015年4月23日木曜日

ガスボンベ

今だにギョッとすることなのですが、我が家の調理エネルギー源はガス台の真下に置かれたガスボンベです。しかもボロボロの。
ボンベのことをここではシリンダーというそう。

ある駐在員の規定では家の中にガスシリンダーがある物件には住んではいけないということで、入居を決める時点で調理の熱源をガスから電気に変えてもらったというご家庭もありました(なんてきめ細やかな規定!)が、幸か不幸か我々にはもちろんそのような規定はなく、この2年間ガスボンベの真上に熱源を置くという恐ろしい状況で食事を作り続けています。
真下に今にもガス漏れしそうなボロボロのガスボンベがあることはあんまり考えないようにしています。

美しくない画像を失礼します。せめて小さめに表示…


数ヶ月に一度、このボンベ(ここではシリンダーというそうですが)が空になって火が点かなくなることがあります。ガスのボンベは自力で交換しなくてはなりません。

毎回タイミング悪く来客の直前なんかにガスがきれてくれるので、「今日はガスが無いから外食ね♡」なんてこともできず大慌てでガスシリンダーを発注し、早く早く〜(汗)と必死で催促する羽目になります。
届くのに数日かかる上に指定された日にはもちろん届かないので毎回冷や汗…。


人口爆発のムンバイではこのガスシリンダーの需給がひっ迫しているらしく、かなりの売り手市場なんだとか。価格もこの2年で55%上昇、来印当初は900ルピーだったものが今では1400ルピーになりました。

こんなボロボロのシリンダーですが、このビジネスを一手に請け負っているファミリーは大変豊かで、昔からの南ムンバイの高級住宅街の広大なお庭付きの歴史的建造物である一軒家にお住まいです。豊かな方はとことん豊かなムンバイなのでお金持ちはたくさんいますが、一軒家に住めてお家のなかに自分のファミリー専用のお寺を持っているご家族にはなかなか出会えません。すごい。




ところで今住んでいる場所は大規模な集合住宅なのですが、先日管理組合からお手紙が来ました。ガスのパイプラインを引くことを決めましたので、お宅にパイプラインを引きたいようであれば同意のサインをお願いします、という内容でした。

何事も異常なまでにゆるやかに進んでいくこの国のこと、我々がこのマンションに住んでいられる間にパイプライン工事が始まるとはとても思えませんが、工事が始まったらおそらく年単位でそこここが掘り返され、コンクリートを削るドリルの音が響き渡ることでしょう。ガスパイプのある便利な家に住みたいような、その最中にはここには居たくないような、複雑な気持ちになりました。


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2015年4月22日水曜日

インドのバナナ

実は、インドにきて一番はじめに感動したことはバナナの美味しさでした。

千疋屋で売っているような1本200円の高級バナナと同じ味がするのです。
それが6本で20ルピー(約40円)。国産野菜や果物が安いインドでもバナナはやはり安い食べ物らしく、レストランやホテルなどではあまり出てきません。

路上ではスナックがわりなのでしょうか、バナナ屋さんの前に立ってバナナを数本パクパクっと食べて行く人をよく見かけます。
皮はそのまま路上にポイッ。そういうことをしているから街が綺麗にならないんだけどなー…。まぁ、彼らには関係のないことでしょう。

一般的なバナナ屋さん。お隣はスナック屋さんです。

インドのバナナには種があります。日本のバナナは種がないのではじめは中央の黒い点々に驚きました。何かの本で本来バナナにも種はあるが日本に入ってくるバナナは品種改良のため種がないと読んだことを思い出して嬉しくなりました。

バナナの濃厚さももちろんありますが、ジューシーで爽やかな香りで、バナナって果物なんだなぁと実感できる味。
街中の至る所にバナナ屋台がありますのでいつでもどこでもとても買いやすい、インドのバナナです。


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2015年4月21日火曜日

ご近所の会

私たちが住んでいるエリアは、南のオフィス街とBKCとのほぼ中間のなかなか便利な場所に位置しているのですが、昔の工場跡を大きなオフィスビルやマンションに再開発している最中で、地域としては大変にローカルなエリアです。

お友達同士の集まりや飲み会は南のオフィス街かBKC西側のBandraバンドラという外国人が多く集まるおしゃれなエリアで開かれることが多く、自宅のあるエリアに人が集まるということはあまり多くありません。

ところがある方が提唱してくださって、このエリアに関係のある方々の集いというものが開かれることになりました。もちろん開催場所はご近所。会を重ねているそうですが、今回初めて参加させていただきました。

様々なお仕事をされている方々が20人近く一堂に会し、僅かなご近所のレストランに集って飲み会をする。
マイナーエリア住人として普段はちょっぴりさみしく感じている心がほんのり暖まる、とても素敵な会でした。

最初に提唱してくださった方がいらっしゃらなければ確実に始まらなかったと思います。ありがたいことです。P住人(厳密にいうと我が家はその隣町ですが)がこれからも増えるといいな☆



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2015年4月20日月曜日

おしゃれ隠れ家レストランの悲報

先日ご紹介したばかりのおしゃれ隠れ家レストランGallops

大満足で翌週の会の予約をして帰ってきたら、その会の前日、夫の携帯に電話がかかってきました。内容は「昨日からレストランは営業していません、明日も営業できません。よって予約はキャンセルいたします」というもの。
突然の知らせに驚いて理由を尋ねると「Personal Reason」との答え。
パーソナルリーズン、て理由にならないでしょう…レストランはPersonじゃないし(苦笑)。

インドでは既に予約が入っていても後からのお客さんが高い金額を提示して予約を奪ってしまうことがたびたびあるそうで、近くを走っていたので私がGallopsの状況を確かめに向かいました。

レストランの入り口で警備員に止められて、「営業していませんよ、入らないでください」と。

事情を説明して、営業はいつから止まったのか、その理由は、いつになったら営業再開するのか尋ねると、2日前から営業停止、再開時期は不明。明日再開するかもしれないから明朝電話してみてね。と。理由はやはり「パーソナルリーズン」(笑)。

よくよく話を聞いてみると営業停止の処分を受けた様子。
今回営業停止になった理由はわかりませんが、競馬場の敷地は政府保有地なので、そのような土地に建っている物件はリース契約が切れたなどの理由で営業停止になることが珍しくないそうです。

急きょ別な会場を探したのですが、すでに前日なので主要なレストランはほとんどが予約でいっぱい…辛うじてすこし遠いところの1件だけが予約が取れ、ほっと胸をなでおろしたのでした。

もちろんその翌日も営業していなかったGallops。今~モンスーンが始まる6月中・下旬まで、緩やかに夏休み気分の漂うムンバイなので、ついでに夏休みを取って、モンスーンが始まったころにでも営業再開するのでは、というのが私の勝手な予測ですが、どうなるかな。


いろいろ厳しいインド生活ですが、こういうことがあるので毎日飽きません!


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2015年4月18日土曜日

インドスナックの世界 〜パプディ チャート〜



毎日毎日暑いせいか、冷たくて甘じょっぱ辛いヨーグルト味を体が欲するようになってしまいました。これまでの人生でなかった経験に愕然とします。私の味覚もインド化してしまったのか。

ヨーグルトを使ったチャート(インドスナック)を何か出してくださいとスナック店でお願いしたら、これを出してくれました。Papdi Chaat. Papdiというのはヒンディ語で、舌なめずりをするような、という意味だそうです。

完成形になってしまっては中身も何もわかりませんが、硬いリッツクラッカーのようなものを砕いたもの(Papriというそうで、Papdi ChaatではなくPapri Chaatとも言うそうです)、茹でてスパイスで和えたポテト、茹でたお豆、チリソース、甘いタマリンドソース、ヨーグルト、チャートマサラというスナック用のスパイス、そして写真に見えているトッピングのベビースターラーメン状のSevというスナック、コリアンダーリーフを刻んだものなどが入っています。

スプーンでかき混ぜながらいただくのですが、混沌とした中にスパイスの香り、タマリンドの甘酸っぱさ、クラッカーのザクザク感をヨーグルトが優しく冷たくまとめ上げていて、盛り付けは素っ気ないながらもなかなかクセになる味。

雑な盛り付けはどうにかしたほうがいいと思うのですが、日本でも夏祭りの屋台なんかで食べられたらちょっといいんじゃないかと思うのは私だけかな(笑)。
ビールに最高に合うインドスナックもたくさんあるのでいずれご紹介してみたいです☆


~インドスナックの世界~
パニプリ(ゴルガッパ)の記事はこちら

ダヒプリの記事はこちら


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2015年4月17日金曜日

卒業給食

現在講師として通っている学校は5月頭から6月中旬までが学年末兼夏休みになります。
ムンバイの一番暑いシーズンに合わせてお休みで、彼らが学校に戻ってくる頃にはモンスーンが始まって涼しくなります。

最終学年の10年生が4月いっぱいで卒業していくので、彼らの卒業お祝い給食に招待していただきました。

全校生徒と彼らをサポートしている人々が学校の食堂でドーサとイドリーの南インド料理の給食(たぶん普段よりご馳走)をいただきました。

この後ラッサム、プラオ、デザートにジャレビーが。どれも手作り。お給仕の方がお代わりを持って回ってくれます。


卒業して行く生徒たちからのスピーチがあって不覚にもウルウルしてしまいました。
5〜6歳で全く教育もされていない頃からこの子達のことを見続けている先生方の気持ちは計り知れません。

サボらずに教職取れば良かったかなぁ…。

夏休みの5〜6月は自由時間が圧倒的に多いので、何か新しいことを始めたいなー。
基本的にお勉強嫌い(だから教職も…)なのですが今目の前にあるのはお勉強系…。
がんばるチャンスかな!?


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ちなみに今日同席した先生の一人は教員一族にお生まれとのこと。
さすがインド。やはりというべきか。

2015年4月16日木曜日

デリ風!?お家ご飯

お友達が遊びに来てくれたのでお家で女子ランチ!

デリのプレートランチ風で女子を意識したのですが、夜に家族に出した時にはがっつりモリモリのいつもの我が家の晩ご飯になってしまっていました(笑)。
モリモリの夜バージョン


帆立だけはズルをしていますが、それ以外はインドで手に入る食材で作れます。

このプレートの中のインド食材お勧めレシピはデリー人参で作るキャロットラペ。
と書くと気取って見えますが日本語で言えばすりおろした人参、grated carrotという程度の気軽なサラダです。

日本のデリやデパ地下のサラダ屋さんでは、サラダおろしですりおろした人参をワインビネガーとオリーブオイルと適当なハーブで和えただけのこのサラダがものすごく高い値段で売っていたりして驚愕します。サラダにすると1週間くらい保つので常備菜として重宝します。


甘みがあっておいしいデリー人参ともそろそろさようならの季節です。
ムンバイは酷暑期、そしてモンスーンへと、野菜が手に入らない季節へと着々と向かっています。


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2015年4月15日水曜日

おしゃれ隠れ家レストランGallops

久しぶりに外食♡

場所は隠れ家レストランGallops.

Mahalaxmi Race Courseの駐車場、そこからさらに競馬場の中まで車を進めたところというトリッキーな場所にあります。
とある会の下見という口実でついに訪問することができました!

これが入口。ずーーーっと、クラブのレストランかと思ってました…

素敵ふうにライトアップされたアプローチ

そしてエントランス!どーん。
軽井沢か蓼科か上高地の古き良き高原ホテルのような。

メニューの装丁は馬具をイメージ

外国ではシーザーサラダで海老が選べるのですね。ぷりぷりで美味しかった。

目の前は広々とした競馬場ビュー

食事メニューはインド料理と洋食とどちらも選べます。今回は下見ということもありマサラパパドだけインド側からお願いしたのですが、ムンバイ1の美味しさかも!

洋食もどれもインド味が少なくてとても美味しかったです。メインはチキンとマトンを頼みましたが、クリームが濃すぎることもなく、謎のスパイスを添加することもなく、きちんと洋食でおいしかったです。

昼から夜まで通しで営業していることも使い勝手が良さそうで高ポイント。
写真に撮ったレストランコーナーに加えておしゃれなバーサイドもあって、お客さんたちは思い思いに使い分けているようでした。

ウェイターさんたちも有能そうで、こちらが頼まないでもいろいろ持ってきてくれるのですがちょっとタイミングが悪いのはインドならではということで♡

例えばフライドポテトを半分食べ終えてからケチャップを持ってきてくれたり(頼んではいない)、
骨付きのお肉を普通のナイフで半分食べ終えてからお肉用のナイフを持ってきてくれたり(頼んではいないけれども最初にセッティングしてくれるともっと良かった)、
お肉を3/4食べ終えてから付け合わせのサワークリームを持ってきてくれたり(頼んではいない上につけてみたら全く合わない笑)。

でも頼んでいないのにいろいろしてくれるのは少なくともムンバイのウェイターさんたちのなかではかなりハイレベル。

ムンバイでは稀な、記念日レストランとしても使える素敵レベル。よかったです!






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2015年4月14日火曜日

粉もの強化月間 : ローカルパン屋さん City Bakery

現在コメ不足な我が家。
お米大好きな我々ですが、粉もの強化月間中です。

外国人御用達のThe Baker's Dozenのパンを薄切り冷凍してちびちびと食べているのですが、一方で「秘密のパン屋さん」のロールパンがふわふわで美味しく、さらに激安(5ルピー)であるのに気づいてからローカルパン屋さんも改めて見直そうとしています。

ということで今回はCity Bakeryへ。
ものすごく目立つ看板。

Worliというエリアにあるのですが、交通の要所、かつ、ものすごく目立つ場所に立っています。
今回はお友達に教えていただいた、パイ(お店の方によるとペイストリー生地)を購入しました。

1954年から続くベーカリーだそうで、現在もオーナーファミリーがお店に立って会計をしているところは南ムンバイの超どローカルパン屋さん、Yazdani Bakeryとよく似ています。
メニューの幅はとても広く、食パンなどの食事パン、ペイストリー、クッキーなどの焼き菓子、クリームのついたケーキ、サンドイッチなどなどなど。

前回は午後3時ごろ、この日は朝9時半ころに行ったのですが、どちらの時間帯も人がひっきりなしにやってきていました。食事パンをお持ち帰りする人、その場でPavという小さくてふわふわのパンで作ったおやつサンドイッチを食べる人など様々。

なんと朝5時から夜11時まで営業しているそうです…インドのパン屋さんてすごい。




店内の様子。かなりの大型店です。
ペイストリーの生地は500gで100ルピーとお高めなのですが、そのほかのパンは1つ5ルピー程度とやはり良心的なお値段です。

次回は表面がカリカリ、中がふわふわで、ハンバーガーのパンくらいのサイズで飛ぶように売れていたBrun Paoに挑戦したいな!

City Bakery(Zomatoにリンク)


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2015年4月13日月曜日

メイドさん探し

我が家のメイドさんは今月末で勤務を終えます。

時間構わず来るお届けものや手紙(再配達システムは崩壊)、しょっちゅう壊れる家の何かと英語が一言も通じない各種業者、そして窓を開けなくても大量に侵入してくるホコリ・虫・鳥の羽など、インドの家の家事負担は比較的大きめなのでメイドさんが居ないと私の家事能力では切り盛りする自信が持てません。

代わりのメイドさんを探してくれるとのことだったのですが、数日前におもむろに近寄ってきて(普段はあまり会話のない私たち)、代わりの人は見つからなかったので自分で探してください、と言われました。

これまでは人に紹介された方にお願いしてきたので探し方がわからない…(笑)
なんて恵まれたインドライフだったのでしょう。

ということで初めてのメイドさん探しを手探りで始めて見ました。まずは不動産屋さん、身近なお友達にどなたか仕事を探されている方がいたらうちのことを思い出していただけるようお願いし始めました。
(このブログをお読みのお友達がいらしたら、ぜひご紹介をお願いします!)

時間を守ってくれてものを盗らない人であれば多少スキルが無くても目をつむるスタンスなので、我が家の現メイドさんの仕事は不思議なことがいっぱい。
それも含めて楽しんでいるのですが、何だかこれから波乱の予感…。

またこちらで経過をご報告したいと思います。いい人が見つかりますように!

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2015年4月11日土曜日

ストライキ

お友達に誘ってもらい、久しぶりにいつものゴルフ場に打ちっ放しに行ったら、「キャディはいません。ご協力ください」の張り紙が。

暑~い日中、ほかには誰も人がいない時間だったので、キャディをおいていないのかなぁと思ったら、キャディさんたちのストライキだそう。
これまで150ルピーだったキャディフィーを200ルピーに上げるよう交渉しているそうです。

インフレ率を考えると何とも大胆な要求です。確か数年前は100ルピーがキャディフィーであったと聞いたことがあるような。これだけお給料上がったら人生楽しいだろうな。

ちなみにこちらのゴルフ場のキャディは、特にラインを読んだり距離を測ったりすることもなく単純にゴルフバッグをもって9ホール回ってくれるだけです。1時間半で200ルピーってかなり割のいいお仕事。

インドで初めて出会ったストライキは何とも素朴なものでした。

 4/10に始まったようで、ゴルフ場の人曰くいつ終わるかわからないとのこと。
次回ラウンドする時にどうなっているか、見に行くのが楽しみです。


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2015年4月10日金曜日

デリー勤務を命ず

最近出版された「デリー勤務を命ず 辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方」を読ませていただきました。
著者はインドでリサーチ会社を経営していらっしゃる方だそうです。

別に私自身には辞令も出ていないし、ビジネスもしていないし、デリーに住んでいるわけでもありませんが、それでも、共感できることも学びも多かったです。

大事なところは本書をお読みいただいたほうがよく分かると思うのですが、日々住宅などの欠陥、手抜き、雑な仕上がりに驚かされ、苛まれている身としては、インドのメンタリティを理解する上で重要だと著者が言われる「ジュガール」という考え方が興味深く感じました。

一言では言えないのですが、あるもので満足しよう、間に合わせようという考え方だそうです。よく解釈すれば限られた資源を多くの人々で分け合わなければいけないインドに不可欠の考え方ですが、悪いほうに働くと、その場凌ぎの仕事をしてしまう。
いつかはボロが出るのにどうしてその場凌ぎの仕事ができるのか、これまで不思議で仕方がなかったのですが、この国にとっては重要な考え方でもあるということを学びました。

「歩き方」と副題にあるようにさらさらーっと読める本書ですが、内容はインドの慣習やそれをさせるメンタリティなど深い洞察に満ちています。むやみにインド進出をすすめるわけでもないのですが優しく決断を促すスタンスでその距離感が読んでいて心地よかったです。

インド進出を考えるにあたって、インドで仕事をするにあたって、バックパッカー向けの本とは違った視点で(日本で流通しているインド本はバックパッカー旅行本がほとんどで来る前の情報収集に困りました…)読めるインド本だと思います。
読めて良かったです。

題名      デリー勤務を命ず   辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方
著者      繁田奈歩
出版社  日経BPコンサルティング
発行日  2015/3/16



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2015年4月9日木曜日

マンゴーシーズン到来


昨日記事にしたCafe Ridgeの隣の果物屋さん。走りのアルフォンソマンゴーが出ていました。

手前に積み重なった赤い段ボールがマンゴーです。
まだシーズンの始まりとあって箱でしか売ってくれず、1ダース1000ルピーでした。
去年は規制農薬の関係でヨーロッパ方面への輸出ができなかったためか、最盛期は1ダース300ルピーまで下がったけれど今年はどうかな?

町なかの空き店舗にマンゴー直売所が山ほどできるのもこの季節の風物詩です。

まだまだお高かったので今回はぶどうとパイナップルを買って退散。
美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますが、マンゴーは漆科の植物。
食べ過ぎるとかゆくなるので要注意です。



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2015年4月8日水曜日

お肉屋さんCafe Ridgeとインド材料の和風珍味

一時帰国や買い出しでインドを出ると鶏肉のことを考えただけでぞっとするようになってしまいましたが、インドにいると鶏肉でも買いに行こうかなーと思うのは不思議です。

今日はふと思いたって南ムンバイのお肉屋さん、Cafe Ridgeに行ってきました。Malabar Hill Clubの隣にある商店街(というほど立派なものでもありませんが)の一角にあります。最近南ムンバイのお友達の多くもBandraのJoseph'sにお肉をはるばる買いに行くそうで、カフェリッジトークができる人が少ないのがちょっと寂しい。

ジョセフと比べてどちらが良いということも私はなく、そのとき行く方角に便利なほうで買っています。

基本的に予約が必要なカフェリッジですが、ふらっと行ってもその場にあったら売ってくれるので、お客様の予定がないときは「今日は何が買えるかな~」というちょっとしたゲーム感覚で立ち寄っています。

今日も特に電話もせずに行って、骨付き鶏もも肉と砂肝、鶏レバーを買ってみました。
インドの砂肝と鶏レバーは美味しいとお友達に教わったので、早速試してみました。

骨付き鶏もも肉は骨ごと茹で鶏に。スープは昆布出汁と合わせてお鍋にしました。なんて贅沢なお出汁!
レバーは玉ねぎとしょうがで照り煮。まとめて作って小分け冷凍しました。
砂肝はお友達レシピで茹でて薄切り、大根おろしねぎごま油ポン酢(お箸がとまらない~☆)

レバー、砂肝は臭みも無く、柔らかくてとっても美味しかったです。値段が手頃なのも嬉しいポイント。貴重な情報を教えてくれたお友達に感謝です。

食べ過ぎは良くないけど、今後はコンフィとかアヒージョ、パテなんかにも挑戦してみたいです。フランスのカフェ飯の定番、砂肝のサラダもいいな〜。


Cafe Ridge
10, Ridge RoadMalabar Hill,Mumbai400006, Maharashtra
(22)23626576


美味しいおつまみがインド材料だけで作れて大満足!



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ここで生き抜く方法は大抵お友達に教えてもらってきたインド生活。
人の温かさが身に染みる今日この頃です。

2015年4月7日火曜日

インド・コンタクトレンズ事情

近視のためコンタクトレンズを利用しています。インド引っ越し当初、コンタクトレンズを大量に持ち込むべきかどうかかなり悩んでネットでの情報収集に時間を費やしました。

結局はっきりとしたことはわからず、とりあえず次の一時帰国までの必要な分を持ってきたのでした。

結論としてはムンバイの眼鏡店では日本と同じもの(私はJohnson & Johnsonのワンデーアキュビューモイストを使用しています)が手に入ります。同じメーカー、同じ商品名で、日本でもインドでもどちらもアイルランド製の全く同じ製品です。

度が強いので数値の大きいもの(9.0)を使っていますが問題無く手に入ります。

日本では1箱1500円程で購入していました。
ムンバイでは1箱1600ルピー(3200円ほど)で売ってくれます。


日本で購入すると使用期限が数年先、
ムンバイで購入すると使用期限が数か月先。

インドで輸入品を使うことの負担がはっきりと目に見えた瞬間でした。


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2015年4月6日月曜日

インド在住 おすすめ無印良品グッズ

2014年9月の報道によると無印良品がインド進出を計画しており2015年度中にもデリーかムンバイに店舗を出すとか。
無印がんばれ~。今でもインド外に出るとちょこちょこと無印グッズを買いそろえているので、出店を熱望します。身近に利害関係者はいませんが、無印良品出店応援!?(笑)のために、勝手にラブコール。インド在住者として買って本当に良かったと毎回思う無印グッズを3つほど紹介したいと思います。


① パスポートケース 
パスポートのほか搭乗券、鍵、カードなどのホルダーがあり、さらにファスナーのついた内ポケットがあります。外国人登録証がA4のコピー用紙で、飛行機の搭乗の際に提示を求められるので一緒に持ち歩く必要があります。ペラペラの紙を破かず無くさずパスポートと一緒に携帯するのに大変便利です。キーホルダーやペンホルダーがついているのも何気に◎。細かいところまで気が利いて、1年半ヘビーユーズしていますがどこもほつれてこない高品質の頼れるヤツです。仕様が変わったのか200円ほど値上がりしたようです。
画像は無印良品サイトよりお借りしました。

② たためる仕分けケース
不思議なことに何かと旅行も多い日々です。衣類をまとめるのはビニール袋で充分と思っていましたが、これを使い始めてから考えが変わりました。空気を抜いたりする手間も無く中身も半分だけ見えて形もしっかりとしているので、カバンの中がスッキリ収まります。ホテルに着いたらこのケースごとタンスに入れられて便利。これを使うようになってから荷造りが圧倒的に早くなった!私が買った数年前は5〜600円だったような記憶があるのですが、今回チェックしていたら素材が変わって1000円超えの高級品になってしまったようです(涙)。
こちらも無印良品サイトよりお借りしました。

③ インドの麻や綿のシャツ
 逆輸入になってしまうのですが…輸出クオリティのインド綿やインドリネンをしっかりとした縫製で日本人に合う色合いやデザインにしてくれるのでついつい買ってしまいます。値段もインドでシャツを買うのとあまり変わらない…。暑くて日差しの強いインドで涼しい7分袖や長袖をヘビーユーズしています。
(アイロンをメイドさんにお願いできるのも心強いポイント笑)


全て無理無く決断できる絶妙な値段であり、同じ品質、同じ値段のものはインドでは手に入らない。「低価格なら低品質、高価格でも高品質とは限らない」のがインドでのお買い物。これまで当たり前と思っていたことが実はものすごい努力の上に成り立っていたということを思い知らされています。

予定通りにいったら奇跡!?のインドですが、イギリス経験者も多いのでMUJIの知名度も富裕層を中心に比較的高いと言えるでしょう。高品質、他にはないデザインの文具は結構な人気商品のようで、無印良品のお店はまだないのに持っている方をたまに見かけます。

無印良品さま、ムンバイへの出店を心待ちにしています!!!


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2015年4月4日土曜日

やば!鍵が無い !

どろどろに疲れて帰宅したある日。玄関の鍵を開けて家に入って翌朝。

玄関の鍵が見当たらないことに気がつきました。

真っ青になってあちこち探し回っても見つからず、さらに探しても出てこない。
お酒を飲んでいたわけでもなく、自分の鍵を使って鍵を開けた記憶はあるので絶対に家のなかにはあるはず。なのに出てこない。

こういう日に限って車は使えなくて、もう一本の鍵を持っている夫は終日移動で捕まえられない。けれども私は音楽の授業があるので必ず外出しなければいけない。

仕方が無いから授業が終わる夕方から、夫の仕事が終わる10時くらいまで覚悟を決めて近所のモールで待っているしかないかと思ったそのとき。

(ムンバイなので気をつけていれば大丈夫だとは思いますが、夜9時をすぎてからのインド、ドライバーなしでの女性の一人歩きは覚悟がいるのです。日本では飲みに行って終電で帰宅なんて余裕だったのに。)

まさか鍵穴に刺しっぱなしなんてことないよね、と指摘され、まさかと思いながら念のため見に行ったら、ありました。玄関の鍵穴に。

やってしまいました。おでこの眼鏡を探し回るような痛恨のミス…。
こういうところは結構しっかりしている人間だと自分のことを思っていたので、過労?加齢?もしくは自己分析ミス?と結構落ち込んだのでした。

ところでこの日の朝、玄関ドアの汚れをたまたま目があったビルのメンテナンススタッフに綺麗にしてもらっていました。また、メイドさんも玄関から入ってもらいました。
鍵、取ろうと思えば取れるのに。市井の真面目に働く人々は結構正直なのです(※注)。


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(※注)悪い人も沢山いるので、特に観光地に行かれる方、油断は禁物です。残念ながら睡眠薬強盗も引き続き流行っているとのことですのでご注意ください。

2015年4月3日金曜日

テッパンお出かけスポットCafe Zoeと最近のちょっとした悩み

朝から夜遅くまでやっていて、それなりに清潔で、メニューに辛くないものがあって、お手洗いにトイレットペーパーがあるところ。

ムンバイで探すのは簡単ではありません。

Cafe Zoeはその条件を満たす貴重なお店。

朝食時間からランチ、ディナーまで通しで営業。夜はライブも行われたりします。
ノンベジメニューもあり、お酒も出る。
女性同士のお茶会、ランチ会にも、夜の飲み会にも使える我が家近辺の定番アドレスです。
こういう何かと安心なお店は我が家から30分圏内にここだけなので、お友達との遭遇率も高い。予定してなかったのにバタッと会えるのってなんだか嬉しいですよね。


こういったお店、不思議なことに我が家近辺は工場跡地にできることが多く、表通りからは絶対にわからないところに入っています。別にテーマパーク化された工場跡地でもなく、周りは普通にオフィスとかショウルームとかがあるところ。誰かに紹介されないと行けない場所で、やはり私も最初はお友達に連れてきてもらいました。



最近隣にクッキー屋さんSweetish House Mafiaがオープンしました。1枚60Rsと高価ですが、アメリカンスタイルの重量感のあるクッキーが買えます。

Cafe Zoe

Sweetish House Mafia


定番店、誰と行ってもまぁ安心なのでとってもお世話になっているのですが、一方でここしかないので訪問頻度も上がってしまいます。
ということで新しくオープンしたお店や非定番店に行くことにも積極的です。当たりもあれば、外れもあり。ところが、これまで一緒に色々な新店開拓仲間が次々とムンバイを去ってしまっているのでさみしい限り。

高い割にまずかったり、無意味に辛かったり油っぽすぎたり、水回りが心もとなかったりと色々な落とし穴があるインドの外食。そういうのが嫌いな方を無理矢理巻き込むわけには行かないのが悩ましいところです。
新しいお店に果敢にチャレンジしてくれる心優しいお友達をいつも募集中です。
(ちなみに私は新店開拓でお腹を壊したことは一度もありません☆)

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2015年4月2日木曜日

街頭インタビューを受ける : インドのスシ

ある日お友達と南ムンバイの有名なCD/DVD屋さんRythm Houseから出てきたらいきなり街頭インタビューを受けました。

Sushi&More(テイクアウト寿司大手。あんまり日本人には合わない)のかっぱ巻もどきを差し出され、一つ食べて感想を言ってくれ、とのこと。

そもそもSushi&Moreのお寿司があまり得意では無い上に誰かが既に使って持ち手までべったりとお醤油のついた割り箸ごと差し出され、さすがに食べられませんでした。

食べなくても良いからインドの寿司文化についてなにかコメントが欲しいとのこと。嫌な素振りを見せたってもちろんお構い無しのインド人インタビュアーたち、グイグイ迫ってこられてお迎えが来るまで捕まってしまいました。

世界の食のトレンドに漏れずインド富裕層の間でも一応お寿司は流行っています。インド人のホームパーティーに行くと前菜として巻き寿司が出てきたりすることもあるくらい。和食大好き、外食のオプションとして日本食は有力とおっしゃるインド人はもっと多い。富裕層に限っていうとほとんどの人が私が日本人だと知ると「私スシ大好き」と言ってくれるのです。

ただやはりここはインド。材料の入手がまず大変な困難を伴う上に、個人の食の制限も色々で、なかなか日本と全く同じようにはいきません。まずお米が違う、お酢が違う、水が違う、インドで売っている海苔は輸入もののため異常に高価(輸入品は関税のためかぎょっとするほど高いのです。米酢が約5000円で売られているのを見たこともあります…)で粗悪なものばかり、そもそもインド人(に限らず海藻を常食しない人種はそうかもしれませんが)はあまり黒い海苔が好きでは無く裏巻きが主流。

もちろん生で食べられるお魚の入手は非常に困難です。ほぼ不可能。輸入の刺身類がわずかにありますが異常なまでに高価でサラリーマンには手が届きません。さらに管理する側の意識の低さから解凍と再冷凍を繰り返されている可能性が高い。もっと言うとスシシェフのなかには日本流の「寿司」を食べたことのない人も数多くいます。

「和食を出す」というレストランは極めてわずかな例外を除いて大概高級アジアンフュージョンレストランなのですが、そういうところに行くと、巻き寿司が大抵主流です。しかもメニューは聞いただけでは内容の想像できない「スパイシードラゴンロール」的なものが並んでいるのです。

「材料の入手が困難な中で大変努力されていると思います、味覚の好みも違います、日本では寿司職人が一人前になるのに10年かかります、インドのスシの今後に期待します」などと辛口コメントを残し、食い下がるインタビュアーにさようならをしてきたわけですが、考えてみれば貴重な機会でありました。

どこで放送されるのかは知りませんが、日本人としてインド人がインド流にスシを解釈して受け入れてくれることに感謝します、くらい言っておけば良かったな…。すこし後悔の残る突撃インタビュー体験でした。


今日はマハーヴィール ジャヤンティで祝日ですね。ジャイナ教の聖人のお誕生日という祝日だそうです。明日の聖金曜日と合わせて4連休という方も多いことでしょう。どうぞ良い連休をお過ごしください。


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スパイシー=唐辛子(+マヨ)
ドラゴン=海老フライ
がムンバイ近辺?のスシ用語のようです。

2015年4月1日水曜日

ダージリンへの旅 ホテル

ダージリンへの旅、最後は今回宿泊したホテルについて。

今回はエクスペディア経由でMayfairというホテルに宿泊しました。

高原リゾートをイメージしているのでしょう。1900年代初頭の優雅な建物を利用して作られたホテルなのですが、お庭の随所にリアルでカラフルなニワトリやカエル、小人などのお人形が…。写真に撮っておけばよかったかな。あまり見たくなくて隠すようにして写真を撮ってしまいました。

料金は夕食、朝食込で、夜はのんびりできてこれはこれでよかったです。外部サイトのほうがHPより安いかも。お料理はインド料理が中心で、毎日2-3種類ずつ中華料理がありました。インド料理、優しい味で美味しかったです。

暖かいシャワーが使える(お湯タンクの容量の関係で湯船に浸かるほどにはお湯は出ません)こと、清潔なシーツの下で眠れることがありがたかったです。ホテルスタッフのホスピタリティも十分感じることができました。

良くなかったのは、あえていえば部屋が少々狭かった(HPでは40平方フィートと記載がありますがそれよりは狭かったかなー。セミダブルのベッドを一台置いたらいっぱい、というサイズでした。)ことと、泊まった建物が1900年代初頭の木造建築だったので隣や上の部屋の足音が響くことでしょうか。早朝アクティビティがあるので朝4時に出かける人の足音で起きたのはちょっと辛かったかな。

まぁインドらしい色々な細かい引っかかりポイントに目をつむることができれば(私はもはや余り気になりません。なので見落としていることもあるかも笑)楽しく過ごせたホテルでした。町の中心へは徒歩5分ほどでした。


今回のホテル編でダージリンへの旅はおしまいです。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

上手く隠しましたがリアルで色鮮やかな鶏や蛙の置物がわんさか。

コロニアル調の素敵なロビー棟

ウェルカムティ。テーブルのお花はツツジのような花でした。

夜景です。意外と綺麗。




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