2015年5月23日土曜日

西インド定食のお弁当

ムンバイはここのところ暑さのピークを越えたような気がします。モンスーンが近そうなので、その前に集中してスポーツをしておきたいところです。
とはいえ先日のゴルフはボロボロでした。暑さのせいにはできませんが…


いろいろと偶然が重なり、お客様をお招きして、西インド料理のターリーを出してくれるお店のお弁当を出前してもらうことになりました。

エローラ遺跡近くのターリー屋さんにて。これもおいしかった。

西インドターリーと言えば本来はこんな感じのお料理です。
たくさんの種類のお料理を、お給仕の方が際限なくお代わりをついでくれる優雅なスタイル。
飲み物はバターミルク(チャース)と水がついてきます。最初は揚げ物から始まり、各種ソース、カレー、パン、お漬物類が次々とつがれ、最後にはライスが出てきます。
グジャラート料理なのでちょっと甘めの味付けが特徴。もちろんベジタリアンです。


上の写真のようなターリー専門店でお弁当を作っていただきました。


お店の名前入りのきれいな箱に入って到着しました。まだ温かい!


開いてみると・・・

こんな感じ。お店でいただくターリーよりはお料理の種類は少ないですが、前菜の揚げ物2種類、豆のスープカレー、クリーミーな野菜カレー、オクラの炒め物、ロティが5枚ほどとライスに、デザートはマンゴーピュレ、グラブジャムン、ジャレビーに似た甘い揚げ菓子と10品もついてきます。
これで215ルピー。マンゴーピュレをつけないと150ルピーほどだそうです。

お店でいただくと380ルピーほどだったと記憶しているので、品数が少ない分安くなっていますが、それでも食べきれない量でした。

インド料理屋さんで出前を頼むと小分けしてはくれないので、1つのカップにカレーがどーんと3人前、とか、チャーハンが3人前、とか、まとめて入ってきます。
今回はまるで日本のお弁当のようにきれいに1人前ずつ分かれて来たのでとても新鮮でした。そのまま配って食べられるので、会議の最中のランチなんかにもとても良さそう!

初めてお願いしましたが、これは出前の便利さ、後片付けの簡単さ、値段の手ごろさに、ちょっとハマりそう…。


Golden Star Thali (お店のHPにリンク)

以前こちらのレストランをブログ記事に書いたときの記事はこちら


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2015年5月22日金曜日

変化するムンバイ

ここのところ、生活の手引きの編集や長期間ムンバイにお住まいの方とお会いするなど、ムンバイの今昔を振り返る機会が多くあり、ムンバイが物質的に豊かになり始めていることを実感しています。

☆フェニックスモール
私たちがムンバイに引っ越してきて約2年が経とうとしています。私たちが来たときには既にHigh Street Phoenixというショッピングモールがあり、まずはここに行けば食品や衣類、洗剤などの生活雑貨が手に入ると教わりました。
ショッピングモールとしての設立は1996年だそうですが、ムンバイ一と称されるようになったのは拡張を重ねていた2010年頃だそうです。
日本から来た身には、あまりの小ささと並んでいる商品のダサさに、ここがムンバイ一のモールなのか…とこの先を思い暗澹たる気持ちになりましたが、確かに今では欠かせない存在です。

☆洋服
スペイン大手ファストファッションチェーンZaraは、ムンバイでは上記フェニックスモールに出店しています。値段が張る割に最高品質とはもちろん言えませんが、一応洋服が買えます。5年前にはザラも無かったとか。洋服が着たければ自分で生地を買って、テーラーさんにお願いして作ってもらうしか無かったとか。テイラーさんといっても英国的な優雅なものでは無く、英語の通じない汗まみれのランニングシャツのおっさんたちが埃入り放題の半開放の店内に座っている感じです。もちろんその場での試着もできない。かなり壮絶な仕立屋さん経験です。

☆物価
5年ほど前と比べると、生活実感ベースでの物価は約2倍になりました。年率約15%ずつ上昇していることになります。レストランでの飲食に限って言えばそれ以上に上がっているでしょう。人件費、光熱費、住居費、交通費、食費、服飾費、全てが激しく上昇。もはや金額面でインド生活メリットは無いと言ってもいいと思います。価格が高い割には質が悪いということも全てにおいて共通しており、日本がいかに高品質のものを低価格に提供しているかが身に染みてよくわかります。同時に為替も大きく円安にシフトしているのでコスト面でも大変厳しい現状です。


緑地は減少、インフラは未整備のまま変化なし、汚染は悪化、物価は上昇、でも物質的には豊かになった。典型的な新興時代を生きられる希少性を感じています。円安と物価上昇のWパンチでコスト面は大変厳しいですが…。


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2015年5月21日木曜日

チャイグラスで15分マンゴープリン♪

先日、悲劇に見舞われたチャイグラス。

最終的にお家に連れ帰ることができた色違い(赤茶)を使ってマンゴープリンを作ってみました。

マサラチャイを入れると霞んでしまう赤茶のクジャク様も、クリームイエローなら立派にその姿を見せてくれます。

レシピは何度も作っているので適当なのですが、

①ゼラチン大さじ1を水でふやかしておき、
②完熟アルフォンソマンゴーの実2個分を種から外してミキサーでピュレに。
③ココナッツクリームか生クリーム200ml(1パック分)を鍋で加熱、マンゴーの甘味が足りなければ砂糖を好みで足しておき、
④火を止めてマンゴーピュレ、ふやかしたゼラチンと混ぜて型にいれ、冷蔵庫で冷やし固めるだけ。

甘味を付け加え忘れたらココナッツクリーム100mlに砂糖大さじ1を加えて溶かしたものを冷やしておき、固まったマンゴープリンにかけるときれいな2層のデザートになります。
お好みで角切りにしたマンゴーの実やミントの葉を飾っても。

デザート作りが苦手な私でも15分で作れる超簡単デザート。成功率は100%です!

こんなにマンゴーを贅沢に使えるのもインドにいるうち、暑いうち♡

ムンバイは例年通りだとあと2週間ほどでモンスーンに突入します。
マンゴーの冷凍作業を急がなくちゃ!

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2015年5月20日水曜日

インド小麦粉事情

ムンバイ生活の手引きの編集作業のお手伝いをさせていただきました。
その過程で議論になった、インドの小麦粉事情について。

インドでは、薄力粉、中力粉、強力粉はすべて手に入るのか?

たまたまクロフォードマーケットに行く予定がありましたので聞いてまいりました。
クロフォードマーケット内のベーキング専門店、Continental Storesの店主にレクチャーしていただきました。

そもそもインドでは中力粉と全粒粉が主に使われています。
中力粉Maidaはナンやパンを焼く材料。
全粒粉Attaはチャパテイというナンより一般的に食されている平焼き無発酵のパンに使われます。

日本人の食生活に当てはめると、中力粉はうどんや餃子の皮などに活用できます。
もちろん日本と同じ味にはなりませんが、一応作ることは可能です(私は餃子の皮のみ経験済みです。うどんは未挑戦ゾーン)。

町の商店はもちろん、高級食材店でも見かけるのはこの中力粉と全粒粉のみ。

店主によると、インドは農業国でもあるため、国として小麦粉の輸入を制限しているとのこと。
そもそも小麦粉の薄、中、強の別は、含有グルテン量の違いです。
ということでこの店ではグルテン粉を販売しており、市販の中力粉にグルテン粉を混ぜ込むことで強力粉は作ることができます。

薄力粉に関しては入手が難しいのではないかということでした。

グルテンアレルギーの人向けにグルテンフリー粉は売っているので、グルテンフリー粉にグルテンを添加したら量の加減で薄力粉になるのかな?グルテンフリー粉は使ったことがないのでちょっとわかりませんが…。

こちらで手作りお菓子を焼かれている方は、中力粉を使ったり、日本から持参された薄力粉を使ったりとみなさん様々に工夫していらっしゃるようです。
インドのお菓子屋さんでは洋菓子もMaida(中力粉)で作っているということなので、レシピを工夫すればできるのだと思います。

インドのお菓子屋さんの洋菓子はどれもずっしりと重いんですよね…味の好みの他に小麦粉のグルテンも関係しているのかな、と思った小麦粉取材でした。

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2015年5月19日火曜日

チャイグラスを巡る冒険と悲しい結末について

以前からずっと、道端でチャイを飲む人たちが使っているチャイグラスとそれを出前のために持ち歩くバスケット型ホルダーがほしいと思っていました。
何に使うの?と夫から聞かれますが、特に理由はありません。
インドっぽいしかわいいから欲しいだけ。
知人に聞いて、クロフォードマーケット近辺で買えるらしいということは知っていましたが、ガラス瓶を買いに行ったついでにマーケットの人に聞いてみたところ、Chakra Streetというところで買えるとのことで改めて探しに行ってきました。
他の買い物もあったのでスタート地点は前回のガラス瓶と同じキッチングッズ屋さんから。ありがたくも買い物に付き合ってくれたお友達の探しているキッチングッズを探しつつ、喧噪と人込みと悪臭と砂埃と熱気が充満したマーケットを歩き回ります。
都合30人くらいに道&チャイグラスを探していることを尋ね歩いた末、やっと1軒のお店に辿りつきました。

小さいお店…
尋ねては無い、尋ねては無い、をすでに何度も繰り返してきたので、ダメもとで入ってみたこのお店。外観からは他のお店と同様、マグカップばかりおいてありそうで特にチャイグラスを扱っているようには思えませんでしたが、

あった!!!
中に入ってみると棚一面がチャイグラスでした!

インドのお店でよく見る天井裏収納です。
同行してくれたお友達と一緒にじっくり品定め。結局、よくあるプレーンなグラスではなく、インドの国鳥クジャクの絵柄がついたものを買うことにしました。
プリントがずれていたり、ガラスが欠けていたりするので15個の在庫の中から12個を真剣に選びます。検品作業みたい…。

値段は12個で150ルピーでした。値段もちゃんとインド価格で大満足。
(おしゃれ雑貨店などで売っているチャイグラス&バスケットのセットは、グラス6個とバスケットで2000ルピーくらいするのです。ちなみにこちらのお店で売っていたバスケットは1つ80ルピー。色が好きになれなかったので結局買いませんでしたが、おしゃれ雑貨店とストリートの差が激しすぎるのはよくあるインドの特徴です。)

新聞紙とタコ糸でぐるぐる巻きにくるんでくれました。

お金を払って包装してもらい、袋を手にさようならをしたら、私の手に持った袋の重みがふわっと消えました。
同時に、ガシャっという破壊音・・・。



なんと、真新しいビニール袋の底が抜けたのです!!!

お友達、店員さん、私、3人ともが数秒フリーズしました。


左側のビニール袋、口を開けているのは袋の「底」です…
結局、6個中4個が完全に破壊され、無事に残ったのは2個。
全く同じ商品はもう店には無かったので、不本意ながら色違いを6個と生き残った2個をいただいて帰ってきたのでした。
(その際にもひと悶着あって、店員のお兄さん、残った2個と色違い4個で持ち帰ればいいじゃん、と不敵にも提案。6個揃いでないと意味ないでしょ!と言い返し、どうせ2個だけでは売る価値はないだろうからとついでにもらって帰ってきたのでした。傷心ながらも結果8個手元に受け取れてやや満足したゲンキンな私。)
インド生活ほぼ2年間の中でのランキングトップ5に入る衝撃の事件でした…。
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2015年5月18日月曜日

持ち寄りパーティおすすめレシピ : ジャーサラダ


先日、日焼けし汗まみれになってクロフォードマーケットで買ってきたガラス瓶。
ついに日の目を見ることになりました。

持ち寄りの機会があり、日本で流行っているらしい?ジャーサラダを作ってみました。
前回作ったときはレシピに忠実に野菜を揃えましたが、二回目なので今回は今手に入る野菜で作ってみました。要はサラダなんだから何いれても良いんだもんね。

下から、ドレッシング、茹でた大麦、きゅうり、パプリカ、ミニトマト、ベビーコーン、サラダほうれん草。
ドレッシングを下に、水分の出やすいものを上にすると良いみたいです。
今回のドレッシングはハニーマスタードオニオンドレッシングを作りましたが、市販のとろっとしたドレッシングを使ってもいけそう。アレンジ自在ですね。

外食がかなり割高&値段に釣り合った味やサービスや清潔さが得にくいため、何かとお家で集まる機会の多いインド生活。ドレッシングを別容器に分けることなくまとめて持ち運べるのでホームパーティーなどに結構便利です。見た目も華やかだし。また持ち寄る機会があったら作りたいな。

ネットのレシピを検索していると、豆が入るのも多く見受けられます。
ここは豆天国インド。次回は豆をいれるのを目標にしてみよう!
(前日から水に浸さなくてはいけないのが、計画性の無い私にはハードルの高い豆料理です…)

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2015年5月16日土曜日

発想は柔軟に



インドにいると毎日何かしらの驚きがあります。
この日はカフェで。

カフェオレと小さなチョコレートを頼んだらチョコレートシロップをくれました。
私は普通のチョコがひとかけら欲しいんだけど…と言ったら、間違えましたごめんなさい、チョコ持ってきます、といって奥に引っ込んだ店員さん。

ビスコッティを手に戻ってきました。
「小さいチョコレートは無いのですみませんがそのチョコレートシロップにつけて食べてください」と…。

チョコレートを頼まれてシロップを出す発想も、チョコがないからといってディップして食べてくださいという発想も、私には出せません。この柔軟な発想に脱帽したのでした。ちなみに全部無料のサービスの話です。

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2015年5月15日金曜日

新しい紅茶専門店


新しい紅茶店が南ムンバイの有名シーフードレストランTrishnaのお向かいにオープンしたと聞いて、お友達に連れて行ってもらいました。
Trishnaの本当に真ん前!

San-Cha Tea Boutiqueです。

San-Chaというインドの大手紅茶会社が経営しており、空港で販売しているのと同じような紅茶を買うことができます。
ムンバイ市内にはこれまでもSan-Chaのお茶を買えるお店はありましたが、専門店ではなかったので試飲などのサービスは無かったのです。
こちらではお店に入るとまずその週のおすすめのお茶をデミタスカップで飲ませてくれます。この日はウーロン茶でした。暑い中歩き回ってのどが渇いていたこともありおいしかった!



可愛らしい店内
店内では茶葉の他にもティーポットや紅茶のカップ、ティーコゼー、そしてインドのチャイグラスなど紅茶関連の雑貨も販売しています。清潔でエアコンのきいた店内でゆっくり選ぶことができます。写真奥のおしゃれなインドマダム、イギリス製の高価なお盆(5000円くらいだったかな?)などを眺めるなど優雅にお買い物を楽しんでいました。

2種類の茶葉をお味見
紅茶に詳しい&興味のあるお友達とだったので、いろいろとお店の方に質問していたら2種類のお茶を試飲させてくれました。試飲しながら茶葉を選べるお店というのはこれまでムンバイには無かったので、貴重なお店ではあります。

喫茶店でもないのに椅子に座って優雅にお茶を飲みながら、店員さんがインドの紅茶のレクチャーまでしてくれました。他にお客さんがいなかったこともあり、30分以上話し込んでいたような…。試飲も普通の紅茶カップにたっぷり2杯分。

これを機にムンバイ紅茶業界が盛り上がって更にいろいろなお店ができるといいのですが。お店の方は大変親切で、紅茶を取り巻く色々な環境についてのんびりとにこやかに教えてくださいました。行きやすい場所でもありますので、もしご興味のある方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

ダージリンやアッサムと同じ国にあるとはいえ、ムンバイの紅茶環境はまだまだ厳しいようです。


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2015年5月14日木曜日

インド食材クッキング : ビーツ(ビートルート)を活用!

インドで簡単に手に入る食材の一つにビーツ(beet root)があります。
ジャガイモと並んでゴロゴロ売っています。正直、見た目はそんなにおいしそうじゃないかも…。
勇気を出して手を伸ばす必要があります(笑)。

ビーツは日本ではあまり多く出回っていない野菜ですが、欧米などでは一般的な野菜です。皮ごと塩と酢を入れたお湯で茹でると中まで鮮やかな赤紫になります。

ロシア料理のボルシチの赤い色はビーツ由来なのだとか。
(私、恥ずかしながらボルシチの色はトマトの色だとずっと思い込んでいました。確かに、寒いロシアでトマトを大量に使ったスープを常食できたらかなり贅沢なことですよね…)

とっても栄養豊富な野菜だそうで、鉄分やカリウム、マグネシウムやビタミンA,C、食物繊維など、女性に嬉しい栄養素がたくさん入っているそうです。
赤身のお肉や魚など鉄分が豊富に含まれる食材が手に入りにくいインドなので、貧血で薬用鉄剤を処方されたこともある私には貴重な野菜。

茹でたてのビーツはトウモロコシのような甘味があります。お酢とお塩で茹でて皮をむいたものをサラダの具にしたり、マリネにしたり、スープにしたりして食べるのが一般的です。

ミニトマトとパプリカの間のピンクがビーツのサラダです。


今回はビーツと卵のサラダを作ってみました。


ビーツを茹でて好きな大きさに切り、
みじん切りの玉ねぎ、固ゆで卵、オリーブオイル、ワインビネガー、塩で和えるだけ。半日~1日冷蔵庫に置いておくと味がなじんでおいしくなるそうです。


そのほかにも、ジャガイモやカリフラワーと合わせてポタージュにするときれいなピンク色のかわいらしいスープになります♡


どちらも、すべての材料がインドで簡単に手に入る、ありがたーいレシピです。

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2015年5月12日火曜日

トタプリマンゴー&ライチ



マンゴー真っ盛りの酷暑期ムンバイ。マーケットの果物コーナーはマンゴー一色です。

ムンバイのあるマハラシュトラ州はマンゴーの王様、アルフォンソマンゴーの名産地なので我が家はこの2年アルフォンソ一直線でしたが、今日はちょっと浮気をしてみました。


トタプリマンゴー Mango Totapuri.

1枚目の写真のアルフォンソより色が赤みを帯びており、形が勾玉状なのがわかりますでしょうか。
アルフォンソは卵型です。

切ってみるとこんな感じ。
アルフォンソの量が多い?冷凍するのです!
下のねっとりとしたオレンジ色がアルフォンソ、上の白っぽい黄色がトタプリ。

切っている最中はまるで固めの柿をむいているようで、あれ、失敗したかな、と思っていたのですが、食べてみるとこれはこれで美味しい。
甘味のほかに酸味があってさっぱりとしているので、アルフォンソの濃厚さが苦手な方にもおすすめです。

値段はアルフォンソが12個400~600ルピーに対してこのトタプリが1キロ(3個)200ルピー。
実は大きくて甘味はありましたが、うーん、ぼられたかな…?
ぼんやり買い物をした私が悪いのですが。


隣のお店にはライチが出ていました。
緑の葉っぱに囲まれた赤い実がライチです。
出始めとあって1キロ400ルピーと信じられないお値段!
味見させてもらったのですがとても美味しかったです。

ライチに関しては昨年、原因不明の脳症の原因かと疑われていました。とても美味しいのでパクパク食べてしまいますが、食べ過ぎは良くない、かも。
フレッシュライチはこれからモンスーン期まで、わずかな期間のお楽しみです。


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そういうえばこの間ゴルフのキャディーについてくれた方は、仕事の合間にゴルフ場に生えたマンゴーの実を採集していました。豊かな国です。

2015年5月11日月曜日

キッチングッズを買いにクロフォードマーケットへ

ムンバイ復帰第一戦は、(一部で?)話題のメイソンジャーサラダを作るため、ガラス瓶を探しに行ってきました。

なんでも手に入るというクロフォードマーケット、の隣の商店街、Shaikh Memon Street。

一応、車道のようです。
入口の目印は左のAtoZの青い大きな看板です。

この通りに入ると、おもちゃ屋さん兼キッチングッズ屋さんがずらーっと並んでいます。
パラソルの下にもキッチングッズの露店がたくさん。

お店の中はこんな感じ。
目的のジャーは帽子なしの店員さんのすぐ後ろ。所狭しと並んだ商品の山のなかで、あれでもない、これでもないと出してもらいます。
インド製品がいいと言っているのに(輸入品は輸送コストに加え関税がかかって割高)、台湾製、中国製といろいろ出してくれるのは私の顔が東アジア人の顔だからなのでしょうか。
どれもふたのしまりや金具の質がいまいちで、結局トルコ製の瓶を選びました。

ほんとはこんなオサレなのが良かったけど…
テリーヌジャーという名前だそうです。

これになりました。蓋がまともに閉まったのがこれだけでした…(笑)

わざわざ輸送費をかけて輸入するならもうちょっといいものを買ってきてくれ、とも思いますが、蓋の閉まるガラスの瓶がほしいという希望は少なくとも満たしているのでまぁ良しとしよう。
肩があるのでジャーサラダにするのはいいけれど食べるために取り出すのが大変だな(汗)。

ちなみにお値段は150ルピー(300円)でした。100均の企業努力は本当に凄いです。

同時にチャイグラスも探していたのですが、そちらはChakra Streetというところにあると何軒か尋ねたお店の方々が口々におっしゃるので、チャイグラス&バスケットは今後の課題に取っておきたいと思います。

おまけ。すぐ隣は生地マーケット。こちらは屋根ありです。


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2015年5月10日日曜日

リフレッシュ!

Happy Mother's Day!

インドの連休と日本のGWに合わせてフライング(インド式)夏休み。
フランスとスペインへ旅行に行っておりました。

20年来の夢であったラスコーの壁画、10年来の夢であったバスク地方に加えて、シャトー・ムートン・ロートシルトという一生口にできないであろう超超超高級ワイナリーの見学までできて大変に充実した旅行になりました。久しぶりの運転も楽しかった!
先史時代の壁画(それもレプリカ)なんて大して興味も無いであろうに、私の我儘に付き合ってくれた旦那様に感謝です。

まるで霧の中にいるようにすら見えるムンバイの大気汚染と暑さのせいか、不調気味だった喉や胃腸の調子も改善。青い空のもと、きれいな空気を楽しめました。空気がきれいってすごいことだ!!!
心も体もとってもリフレッシュできました☆

深夜にムンバイ宅に戻ってまず最初の心配&確認事項は、家の電気がつくかどうか。
当たり前のようですが以前、数日家を空けた際にマンション内の我が家だけ停電が発生、在住外国人の食生活の生命線である冷凍庫が全滅したことがあったので気は抜けません。

ありがたいことに冷凍庫は無事でしたが、不在の間にメンテナンスに出してまさに今日戻ったばかりの車のフロントガラスに大きなヒビが入っており、早速この愛すべきカオス都市ムンバイに「熱く」出迎えてもらったのでした。


明日から普通のムンバイ情報に戻ります!


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2015年5月1日金曜日

幼稚園訪問

普段から大変お世話になっている日本とインドの架け橋のような方に、マハラシュトラ州No.1幼稚園への訪問をお誘いいただき、6人で年度末の特別プログラムを行って参りました。

場所は南ムンバイのMarin Driveという高級住宅街。
主要オフィス街Nariman Pointはすぐ隣のエリアです。東京で言ったら半蔵門?(と言うと日本の方々に、東京はもっときれい!と怒られそうですが…笑)

マンションの日本式二階をワンフロア、幼稚園に改装しています。。
日本の幼稚園や保育園のように壁はカラフルに塗り分けられ、室内用ジャングルジムや滑り台、子どもサイズのピアノなどたくさんのおもちゃが整然と並べられていました。

真ん中の大きなホールを囲むように緩やかに独立した部屋が4つほど。それぞれのコーナーでそれぞれのアクティビティが行われています。

日本人の私たちにお声がかかったのは折り紙と日本の遊び歌を教えるため。
まずは10人弱ずつの組に分かれて折り紙をおります。

3〜4歳くらいの折り紙初体験の子供達なのでもちろん真っ直ぐ折ることは難しかったですが、一枚の紙が立体になる経験に盛り上がっていました。

積極的な子、控えめな子、飲み込みの早い子、ゆっくり染み込んで行くタイプ、色々でしたがどの子も共通して自分の作品を見て見て、とアピールしてくるのは子供だからなのかしら。
集団生活のなかでも臆することなく自己主張が出来るのは、両親のみならず乳母や世話係など多くの大人から常に注目されているインド富裕層の子どもの特徴のような気もします。

一通り折り紙をやったあとは、違うクラスで歌を。「幸せなら手を叩こう」はこちらでも大変人気のある歌で、英語でやったり日本語でやったり、マラカスやベルを鳴らしたりとこちらも賑やかに楽しく過ごしました。

この幼稚園は英語で運営されていますが子供たちは家に帰れば親の一族の言葉、シッターさんの言葉など英語以外に複数の言語を話します。きっと今は英語を話しているとかグジャラート語を話しているとか意識せずに使い分けているんだろうな。今だに母語である日本語以外は肩に力が入ってしまう私としてはこの環境がとても羨ましく感じました。

学校を運営しているのは財閥系の企業で、教育ビジネスの今後にかなり期待を寄せているとのことでした。幼稚園の他、小中学校や寄宿学校など、既に複数の学校を運営しています。南ムンバイにはさらに需要があるということはわかりながらも用地の確保が大変困難であるところが障害になっているというお話をディレクターからは伺いました。

大変貴重な経験をさせていただきました!

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