2015年11月19日木曜日

ディワリ休暇〜フライトキャンセル!

ディワリ休暇はパリで過ごしました。

10年ぶりのパリ!と旅行を決めてフライトの予約を取ったときからずっと楽しみにしていたのですが、前夜にルフトハンザ(エールフランスはパリ直行便があるのですがセコくスターアライアンスのマイルを貯めることを選択してしまったのです)から欠航の連絡が…。

えぇーーー!!!

フライトキャンセルのメールだけポンと送ってきて、変更等はサービスセンターへ、ということでドイツの電話番号が載っているのですが、意を決して高い国際電話をかけてもかけても繋がらないばかりか「ただいま混雑しておりますのでしばらく経ってからお掛け直しください」と自動音声で応答された後に向こうから自動で切られるのです。お金かかるからどうせ切るなら自動音声で応答しないでほしい…(怒)。

インドの電話番号は出てこないし、そもそもインドのビジネスアワーが終わってからメールが来ているし、フリーダイヤルも無いし、本当に不親切なメールです。
ドイツのビジネスアワーに合わせて夜10時まで格闘しても埒があかず、荷物だけはいつでも出られる状態にして翌朝改めてどこにあるのかもわからないルフトハンザの事務所に出向くことにし、眠れぬ夜を過ごしたのでした。

翌早朝、夫はオフィスへ。電話連絡を担当。出勤しない私はルフトハンザのオフィスへ。ネット上にはムンバイで3つ住所が出てくるので1軒ずつ回ることにしました。2軒は南ムンバイ、1軒は遠く離れた空港内なので、まずは30分ほどかけて比較的近い南を2軒当たって潰した上で空港に向かう予定でした。

1軒目の住所が既に移転済みと分かった時点で電話担当の夫から連絡があり、日本のルフトハンザコールセンターが対応、他社便に振り替えてくれたとのこと。日本で発券したわけでもないのに丁寧に対応してくださって深く感謝し、一安心しました。

そのまま1日を過ごしたのち、夜9時頃に空港に行ったのですが、そこで再び問題が持ち上がったのでした。


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2015年11月18日水曜日

インド材料でお家ご飯 カオマンガイ

今日も全部インド材料でのお家ご飯です。




シンガポールチキンライス(海南鶏飯)?カオマンガイ???

違いがいまいちよくわかっていませんが、それっぽいものを目指してみました。

鶏肉、お米、生姜、にんにく、ねぎ、きゅうり、塩。
材料はとってもシンプルです。お米もインド米でもOK。

遅く起きた休日、思い立ってお昼ご飯に作ってみたのでした。

タレ①はおろし生姜+砂糖+塩+レモン+胡麻油、タレ②は刻み葱+ナンプラー+オイスターソース。家にあるものだけで適当に作ったのですが、それっぽい味になりました。
パクチーはリラックスモードのなか買いに出るのが面倒で省略w。

残ったスープも塩や醤油で味を整えて、刻みねぎをたっぷり。
らっきょうとあさつきが合体したような野菜、Spring Onionを「ねぎ」として活用しています。

材料は簡単に入手できるのに、インド外食ではなぜかお目にかからないチキンライス。
タイやシンガポール、たまには日本に帰った時に楽しんでいましたが、これからはインドでも再現できそう!


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2015年11月16日月曜日

パリでのディワリ休暇

爆竹、花火、スピーカーを屋外に最低8個は積み重ねたボリウッドDJ Musicの爆音で力いっぱい祝うヒンドゥの新年、ディワリ。
ただでさえ深刻な大気汚染は更に悪化、時間構わず24時間鳴り響く爆音と爆発音でこの連休はとても休めないので、外国人は国外脱出することが多いです。

我が家は今年のディワリ休暇を利用してパリに行きました。
目的は美味しい空気を吸って公園でのんびり過ごし、町中を散歩をし、上質のアートに触れて、美味しいものを食べる。

どれもインドではできないことです。

ところが今年のディワリはルフトハンザのストによるフライトキャンセル(本当に不親切かつ不手際ばかりだったルフトハンザ、結果他社と比べてしまって出来ればもう乗りたくない…)に始まり、パリの連続同時多発テロに終わりました。

我々の滞在したエリアはまさにそのテロの中心。
滞在したアパートホテルは多くの被害者が出た劇場ル・バタクランと同じ通りで距離はたったの600メートル、凄惨な銃撃のあったレストランまでは徒歩15分。アパートの裏通りでも銃撃が行われました。

土曜日の夜に予約していたオペラは公演中止になったけれど、美味しい空気を吸い、公園でのんびり過ごし、綺麗な景色の中を散歩して、美味しいものをたくさん食べました。美術館にも行けました。

何と書いていいのかまだ整理がついていませんが、一般人への無差別攻撃は本当に怒りを覚えます。

幸いにもテロのあった夜はアパートで食事をしていて(新鮮なエビに貝に野菜、美味しいパンに本物のバター!)、今夜はサイレンが多く鳴るねー、と話していたら事件のことを知りました。
フランスでテレビが自宅待機を呼び掛けているのを初めて聞きました。
(日本だと台風の時とかに聞きますが、フランスではかなり個人の判断に委ねられているような気がします。)

現地にいたことにより日本やその他外国のメディア経由で得る情報よりも早く、多くの情報を得ることができたので、翌日の行動に生かすこともできましたし、テロの31時間後には予定通り出国しました。
出国に際して行列もトラブルも有りませんでした。

行ったことを後悔していないし、やりたいこともやり切って満足しました。が、日本やインドの家族や友人たちには大きな心配をかけてしまいました。
いつもはムンバイ人との交流を旅先ですることは無いのに、今回はそうせずにはいられず、同時期にムンバイからパリに来ていた知人たちとも情報交換しました。

テロの翌朝大勢を見極めて外出し、ピリピリしながらも日常生活を努めて続けようとするパリ人の理性を体感しました。
翌日夜の報道では感情をむき出しにして報道する国営放送に苛立ちもしました。

今回の行為は本当に卑劣で、被害にあわれてしまった方々、その家族、友人には心からお祈りしたいと思います。
一方でパリだけではない、大きく報道されないだけで世界中で無差別攻撃は行われているということも数日たって語られるようになりました。
Pray for Parisの想いからFacebookのプロフィール写真をフランスの色に塗りましたが、そのことへの考えが浅かったと思い直して元に戻しました。

今回の悪意に満ちた攻撃は本当に悲しいものでした。
パリの平和と、世界の平和のために今は祈りたいと思います。


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アツアツをふうふう



日本はそろそろ、こんなものが美味しい時期でしょうか。

夏の一時帰国で食べた名古屋の山本屋本店の味噌煮込みうどん。
お代わり自由の白菜やキュウリのお漬物をつまみながら待っているとグツグツ煮えたぎったところが運ばれてくるので、土鍋のふたをお皿代わりにして硬めのうどんをすすると、これこれ!っという感じになる私には愛知県人の血が流れています。
白味噌・麦味噌文化で育った夫も喜んで食べていたのでユニバーサル?な味のようです。

山本屋本店と山本屋総本家があって、どちらも支店が何店舗もある人気のお店のようなのですが、親族は絶対に山本屋本店にしか行きません。行動範囲にあって便利なのは総本家だったりするのに、そのこだわりはすごい。なので私も連れて行ってもらうのはいつも「本店」のほう。
比べてみたい気もしますが、インドからの一時帰国の限られた日数では失敗はできないので(笑)引っ越しが決まるまでは冒険できなさそうです。

山本屋本店では生麺のお持ち帰り用煮込みうどんを販売しています。
お土産でインドに持ち帰ったらまさに名古屋の懐かしい味になりました。
あの味は生麺でないと再現できないんだと思う。赤味噌の濃さとうどんの硬さが完璧でした☆

次回はお店に行けるかな?
お持ち帰り用は帰国の際には買っておいてもらえるようお願いしておこうー♩

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2015年11月15日日曜日

クルフィそろい踏み

とってもアクティブで尊敬するお友達に誘っていただいて、チョウパティビーチの有名なクルフィ屋さんに行ってきました。

5人それぞれ違うフレーバーを頼み、みんなで味比べ。

ミルク、ピスタチオ、季節限定カスタードアップル、カシューナッツ&イチジク、そしてパーン!
パーンとはインド料理の食後に出てくる緑の葉っぱです。消化にいいということで、女性でも好む人は多いですが日本人にはかなり異文化。
大変失礼ながら、私には石鹸の味に思えてしまいます…。
パーンのクルフィはそれでも意外とイケました(笑)。

大人数だからこそ色々試せて、冒険もできて良かった!
個人的にはミルクとカシューナッツ&イチジクが好みでした。
一人前が100g、フレーバーによっても値段は違いますが平均して50ルピーくらいのささやかかつ大きな楽しみでした。
誘ってくれた企画力のあるマダム達に感謝です。


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2015年11月14日土曜日

インド材料でお家ご飯 チキン南蛮



ボリュームたっぷりチキン南蛮の晩ご飯。

醤油と味醂以外は全部インド材料で出来ました。

お料理上手なお友達に教えていただいたとっても美味しいしっとりおからサラダ、マーケットで見かけたインド産アスパラの白和えが副菜。

今日のお味噌汁の実は最近良いものが出回るようになった大根葉にお豆腐です。

メニューの3/4にお豆腐関連が登場していて、お豆腐屋さんがあることの有り難みをしみじみと感じています。

しかし、大食いの我が家でもさすがにこの量は多かった!

ごちそうさまでした。

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2015年11月13日金曜日

史跡級の現役パン屋さん


南ムンバイの名物ベーカリーといえば、Yazdani Bakery。オフィスが立ち並ぶフォート地区にある、100年以上前の古い建物に入っているパン屋さんです。
このお店のたたずまいに好みが分かれるところかとは思いますが、私はここのレーズンパンがお気に入り。
なんとこの味のある建物、100年前は日系銀行だったとか。時の移り変わりを感じます。
昔はこんなパン屋さんがたくさんあったということですが、現在では観光ガイドブックにも載るくらい南ムンバイ唯一の存在になってしまいました。

いつ行っても出会えなかった名物アップルパイ焼き上がり時間を先輩マダムに教えて頂いたので、焼き上がりの3:30に合わせて行ってみました。

まずは中の喫茶コーナーでお茶。
2人だったので、あつあつのチャイと、こちらも名物のバター付きパンBun Maskaを半分こします。
どちらも美味しいー!

ふわふわのレーズンパンを半分に切って、有塩バターをたっぷり。カロリーのことはこの日だけは考えてはいけません。
お付き合い頂いたマダムによるとバターはAmul社のものだったそうです。さすがマダム、良く見てる!

店内はこんな感じ。
左側奥、職人さんが立っているその奥が厨房になっており、焼き立てパンがどんどん出来上がってくるのが見えます。
お茶を飲む前に取り置きしてもらったアップルパイ、あっという間に売れていって、私達が座っていたほんの30分くらいの間に残り2つくらいになっていました!

シナモンが効いたリンゴとレーズン、そしてスポンジ生地がぎゅっと詰まった懐かしい味でした。

1個2ルピーの焼き立てのPav、私のお目当てBun(10ルピー。レーズンが入っていてふわふわで美味しいのです!)、そしてアップルパイ(これは80ルピーだったかな?)を買って、ほくほく大満足でお店を後にしたのでした。

インドにいるとどうしてもふわふわ日本風のパンに飢えるので、ふわふわパンが買えるお店はムンバイではとても貴重です。

今でも薪オーブンでパンを焼いているそうで、素朴で素直な美味しいパンがいつでも楽しめます。喫茶コーナーもひっきりなしにお客さんが訪れ、相席も当たり前。
お店の人は一人だけ英語が通じるのですが、注文に困ると聞いていた隣席のお客さんたちが大概通訳してくれます。普通のインド人はみんなちょっとおせっかいでとても優しいのです。

持ち帰ったパンはふわふわなうちに1つずつラップで包んで冷凍して、パンな気分の朝温めて焼き立て気分を楽しみます。

ある朝、夫がこのふわふわレーズンパン(とはいえレーズンはあまり多くない)にドライカレーを入れることを主張しました。
それは、当地名物ストリートスナックのPav Bhaji(wikipediaにリンク)では…
最も身近な存在がいつの間にかムンバイ上級者の仲間入りを果たしたことを図らずも確認してしまった朝でした。

私はまだそこまでの気分になれないのでしばらくはおとなしく、そのままのパンの味を楽しみたいと思います。


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