2015年4月27日月曜日

ジェロックス


本や楽譜を丸々コピーするのって日本ではあまり考えられない、というかNGですよね。
100ページ越えのコピーなんてコンビニのコピー機なんかを使って自分で延々とやるくらいならその本を買った方が綺麗で早い。

著作権者の方には大変申し訳の無いことですが、ここでは割と簡単にできちゃいます。

写真のカウンター上、左の本、3000ルピー(約6000円)。
右が丸々コピーしたもの、製本して表裏にビニールの表紙をつけて180ルピー(約360円)。

市内では少なくと1ブロックに1軒は文房具屋さんがあって、XEROX屋さん(コピー屋さん)も兼ねていて、コピーして欲しい箇所を指定するとお店の方が綺麗にやってくれます。
この日は出かけるときに近所のコピー屋さんに本を預けて、帰りに受け取ってきました。
1枚1ルピーくらいが標準です。

データのプリントアウトやラミネート加工などもできるので、上手く使えば便利なインドの文具&コピー屋さんなのでした。


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とはいえ自宅にプリンター兼コピー機があるのでIDカードなど重要情報はコピー屋さんには頼まないようにしています…。

2015年4月25日土曜日

洗濯物のニオイと洗濯洗剤研究

恥ずかしながら洗濯物のニオイが気になっていました。

Tシャツなどをふつうに着ている分には大丈夫なのですが、顔を洗ったときに使うタオル、つい匂いを嗅いでしまうのですが、梅雨時に部屋干しした時と同じ、何とも言えないいや~なニオイ。雑菌が繁殖している気がする~!

外干しにすればもちろんニオイは軽減されるのですが、外は外で埃がすごくて、毎日窓から見える景色がまるで霧の中にいるよう。更に我が家のベランダに毎日やってきては糞や羽やいろいろとお土産をくれる鳩とカラスのために、ここのところはずっと室内干しです。

最初はSurf excelというインドの洗剤を使っていました。その後、Arielのほうが洗浄力が強いという話を聞いて変更。どちらも粉洗剤で、2Kg入りで400ルピー(800円)。インドでは高級品だと思います。

柔軟剤はComfortしかないのでComfortのピンク→緑→水色と変更。結局水色に落ち着いています。こちらも1本200ルピーと結構高額。

部屋干しする部屋は常時シーリングファンをつけっぱなしにするようにしてみました。風が対流したほうがジメジメしないかなぁというささやかな願いです。

1年目に来てくれていたメイドさんは粉洗剤を大量に使う方で、ものすごい勢いでなくなっていっていましたが、匂いはここまで気になりませんでした。

2年目に来てくれたメイドさんは大変な倹約家で洗剤がまったく減りません。ニオイが気になるからもっと使っていただくようお願いしているのですが、どうしてもそこが直らないままでした。

本当はインドにあるもので暮らしていきたかったのですが、幸運にも日本の洗剤が手に入ったので水自体が日本より汚いであろうインドの水×日本の洗剤でも実験してみることにしました。

倹約家の彼女に日本の洗濯洗剤アタック(液体洗剤)を使っていただくようお願いしたところ一発でニオイが消えるようになりました。柔軟剤がインドのものだと石油臭いニオイが残りますが、雑菌繁殖という感じではなく、日本の洗剤の威力を実感。

使いかけのComfortがなくなったので日本のレノアを柔軟剤として使ってもらったところ、石油臭さも気にならなくなりました。

こうなればついで、とワイドハイターEx(色物用漂白剤)を洗剤と同時に投入してもらったところ、ついにタオルから、微かに柔軟剤のいい香りが!

限りある日本の洗剤の威力を思い知ってしまい、喜ぶべきか悲しむべきか悩ましいところです。

とりあえず効果があるとわかった日本の洗剤。
ジメジメモンスーン期まで大切に取っておこうと思います…。


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2015年4月24日金曜日

それはどういう意味ですか

これはインド生活に限ったことではないかもしれません。

会話の中で言葉や文脈が理解できなかったら「それはどういう意味ですか」と聞くことへの躊躇を無くすよう努力したいと思うようになりました。

これまでは、何の話をしているのかよくわからなくても聞き流してその場をやり過ごしてきました。会話の流れを止めるのが申し訳ないと思っていたからです。

でも最近、どうしてもその会話を理解する必要があることが何回かあり、ごめんなさい、これってどういう意味ですか、と会話を止めてしまうことが続いたのです。幸いにも人に恵まれて、どの場面でもそれぞれ違う人だったのですが、不快な雰囲気も見せずに優しく教えてくださいました。

人を信じて、虚勢をはらずに教えを乞う。例えそれが活発に交わされている会話や会議の間であっても怖気づかない。

肝に命じていきたいです。


今回はポエムっぽくなってしまいました。次回から普通のインド情報に戻ります!


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心がつよくなってきた気がするのはインドのおかげ、それとも加齢のせい…?

2015年4月23日木曜日

ガスボンベ

今だにギョッとすることなのですが、我が家の調理エネルギー源はガス台の真下に置かれたガスボンベです。しかもボロボロの。
ボンベのことをここではシリンダーというそう。

ある駐在員の規定では家の中にガスシリンダーがある物件には住んではいけないということで、入居を決める時点で調理の熱源をガスから電気に変えてもらったというご家庭もありました(なんてきめ細やかな規定!)が、幸か不幸か我々にはもちろんそのような規定はなく、この2年間ガスボンベの真上に熱源を置くという恐ろしい状況で食事を作り続けています。
真下に今にもガス漏れしそうなボロボロのガスボンベがあることはあんまり考えないようにしています。

美しくない画像を失礼します。せめて小さめに表示…


数ヶ月に一度、このボンベ(ここではシリンダーというそうですが)が空になって火が点かなくなることがあります。ガスのボンベは自力で交換しなくてはなりません。

毎回タイミング悪く来客の直前なんかにガスがきれてくれるので、「今日はガスが無いから外食ね♡」なんてこともできず大慌てでガスシリンダーを発注し、早く早く〜(汗)と必死で催促する羽目になります。
届くのに数日かかる上に指定された日にはもちろん届かないので毎回冷や汗…。


人口爆発のムンバイではこのガスシリンダーの需給がひっ迫しているらしく、かなりの売り手市場なんだとか。価格もこの2年で55%上昇、来印当初は900ルピーだったものが今では1400ルピーになりました。

こんなボロボロのシリンダーですが、このビジネスを一手に請け負っているファミリーは大変豊かで、昔からの南ムンバイの高級住宅街の広大なお庭付きの歴史的建造物である一軒家にお住まいです。豊かな方はとことん豊かなムンバイなのでお金持ちはたくさんいますが、一軒家に住めてお家のなかに自分のファミリー専用のお寺を持っているご家族にはなかなか出会えません。すごい。




ところで今住んでいる場所は大規模な集合住宅なのですが、先日管理組合からお手紙が来ました。ガスのパイプラインを引くことを決めましたので、お宅にパイプラインを引きたいようであれば同意のサインをお願いします、という内容でした。

何事も異常なまでにゆるやかに進んでいくこの国のこと、我々がこのマンションに住んでいられる間にパイプライン工事が始まるとはとても思えませんが、工事が始まったらおそらく年単位でそこここが掘り返され、コンクリートを削るドリルの音が響き渡ることでしょう。ガスパイプのある便利な家に住みたいような、その最中にはここには居たくないような、複雑な気持ちになりました。


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2015年4月22日水曜日

インドのバナナ

実は、インドにきて一番はじめに感動したことはバナナの美味しさでした。

千疋屋で売っているような1本200円の高級バナナと同じ味がするのです。
それが6本で20ルピー(約40円)。国産野菜や果物が安いインドでもバナナはやはり安い食べ物らしく、レストランやホテルなどではあまり出てきません。

路上ではスナックがわりなのでしょうか、バナナ屋さんの前に立ってバナナを数本パクパクっと食べて行く人をよく見かけます。
皮はそのまま路上にポイッ。そういうことをしているから街が綺麗にならないんだけどなー…。まぁ、彼らには関係のないことでしょう。

一般的なバナナ屋さん。お隣はスナック屋さんです。

インドのバナナには種があります。日本のバナナは種がないのではじめは中央の黒い点々に驚きました。何かの本で本来バナナにも種はあるが日本に入ってくるバナナは品種改良のため種がないと読んだことを思い出して嬉しくなりました。

バナナの濃厚さももちろんありますが、ジューシーで爽やかな香りで、バナナって果物なんだなぁと実感できる味。
街中の至る所にバナナ屋台がありますのでいつでもどこでもとても買いやすい、インドのバナナです。


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2015年4月21日火曜日

ご近所の会

私たちが住んでいるエリアは、南のオフィス街とBKCとのほぼ中間のなかなか便利な場所に位置しているのですが、昔の工場跡を大きなオフィスビルやマンションに再開発している最中で、地域としては大変にローカルなエリアです。

お友達同士の集まりや飲み会は南のオフィス街かBKC西側のBandraバンドラという外国人が多く集まるおしゃれなエリアで開かれることが多く、自宅のあるエリアに人が集まるということはあまり多くありません。

ところがある方が提唱してくださって、このエリアに関係のある方々の集いというものが開かれることになりました。もちろん開催場所はご近所。会を重ねているそうですが、今回初めて参加させていただきました。

様々なお仕事をされている方々が20人近く一堂に会し、僅かなご近所のレストランに集って飲み会をする。
マイナーエリア住人として普段はちょっぴりさみしく感じている心がほんのり暖まる、とても素敵な会でした。

最初に提唱してくださった方がいらっしゃらなければ確実に始まらなかったと思います。ありがたいことです。P住人(厳密にいうと我が家はその隣町ですが)がこれからも増えるといいな☆



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2015年4月20日月曜日

おしゃれ隠れ家レストランの悲報

先日ご紹介したばかりのおしゃれ隠れ家レストランGallops

大満足で翌週の会の予約をして帰ってきたら、その会の前日、夫の携帯に電話がかかってきました。内容は「昨日からレストランは営業していません、明日も営業できません。よって予約はキャンセルいたします」というもの。
突然の知らせに驚いて理由を尋ねると「Personal Reason」との答え。
パーソナルリーズン、て理由にならないでしょう…レストランはPersonじゃないし(苦笑)。

インドでは既に予約が入っていても後からのお客さんが高い金額を提示して予約を奪ってしまうことがたびたびあるそうで、近くを走っていたので私がGallopsの状況を確かめに向かいました。

レストランの入り口で警備員に止められて、「営業していませんよ、入らないでください」と。

事情を説明して、営業はいつから止まったのか、その理由は、いつになったら営業再開するのか尋ねると、2日前から営業停止、再開時期は不明。明日再開するかもしれないから明朝電話してみてね。と。理由はやはり「パーソナルリーズン」(笑)。

よくよく話を聞いてみると営業停止の処分を受けた様子。
今回営業停止になった理由はわかりませんが、競馬場の敷地は政府保有地なので、そのような土地に建っている物件はリース契約が切れたなどの理由で営業停止になることが珍しくないそうです。

急きょ別な会場を探したのですが、すでに前日なので主要なレストランはほとんどが予約でいっぱい…辛うじてすこし遠いところの1件だけが予約が取れ、ほっと胸をなでおろしたのでした。

もちろんその翌日も営業していなかったGallops。今~モンスーンが始まる6月中・下旬まで、緩やかに夏休み気分の漂うムンバイなので、ついでに夏休みを取って、モンスーンが始まったころにでも営業再開するのでは、というのが私の勝手な予測ですが、どうなるかな。


いろいろ厳しいインド生活ですが、こういうことがあるので毎日飽きません!


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