2015年4月17日金曜日

卒業給食

現在講師として通っている学校は5月頭から6月中旬までが学年末兼夏休みになります。
ムンバイの一番暑いシーズンに合わせてお休みで、彼らが学校に戻ってくる頃にはモンスーンが始まって涼しくなります。

最終学年の10年生が4月いっぱいで卒業していくので、彼らの卒業お祝い給食に招待していただきました。

全校生徒と彼らをサポートしている人々が学校の食堂でドーサとイドリーの南インド料理の給食(たぶん普段よりご馳走)をいただきました。

この後ラッサム、プラオ、デザートにジャレビーが。どれも手作り。お給仕の方がお代わりを持って回ってくれます。


卒業して行く生徒たちからのスピーチがあって不覚にもウルウルしてしまいました。
5〜6歳で全く教育もされていない頃からこの子達のことを見続けている先生方の気持ちは計り知れません。

サボらずに教職取れば良かったかなぁ…。

夏休みの5〜6月は自由時間が圧倒的に多いので、何か新しいことを始めたいなー。
基本的にお勉強嫌い(だから教職も…)なのですが今目の前にあるのはお勉強系…。
がんばるチャンスかな!?


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ちなみに今日同席した先生の一人は教員一族にお生まれとのこと。
さすがインド。やはりというべきか。

2015年4月16日木曜日

デリ風!?お家ご飯

お友達が遊びに来てくれたのでお家で女子ランチ!

デリのプレートランチ風で女子を意識したのですが、夜に家族に出した時にはがっつりモリモリのいつもの我が家の晩ご飯になってしまっていました(笑)。
モリモリの夜バージョン


帆立だけはズルをしていますが、それ以外はインドで手に入る食材で作れます。

このプレートの中のインド食材お勧めレシピはデリー人参で作るキャロットラペ。
と書くと気取って見えますが日本語で言えばすりおろした人参、grated carrotという程度の気軽なサラダです。

日本のデリやデパ地下のサラダ屋さんでは、サラダおろしですりおろした人参をワインビネガーとオリーブオイルと適当なハーブで和えただけのこのサラダがものすごく高い値段で売っていたりして驚愕します。サラダにすると1週間くらい保つので常備菜として重宝します。


甘みがあっておいしいデリー人参ともそろそろさようならの季節です。
ムンバイは酷暑期、そしてモンスーンへと、野菜が手に入らない季節へと着々と向かっています。


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2015年4月15日水曜日

おしゃれ隠れ家レストランGallops

久しぶりに外食♡

場所は隠れ家レストランGallops.

Mahalaxmi Race Courseの駐車場、そこからさらに競馬場の中まで車を進めたところというトリッキーな場所にあります。
とある会の下見という口実でついに訪問することができました!

これが入口。ずーーーっと、クラブのレストランかと思ってました…

素敵ふうにライトアップされたアプローチ

そしてエントランス!どーん。
軽井沢か蓼科か上高地の古き良き高原ホテルのような。

メニューの装丁は馬具をイメージ

外国ではシーザーサラダで海老が選べるのですね。ぷりぷりで美味しかった。

目の前は広々とした競馬場ビュー

食事メニューはインド料理と洋食とどちらも選べます。今回は下見ということもありマサラパパドだけインド側からお願いしたのですが、ムンバイ1の美味しさかも!

洋食もどれもインド味が少なくてとても美味しかったです。メインはチキンとマトンを頼みましたが、クリームが濃すぎることもなく、謎のスパイスを添加することもなく、きちんと洋食でおいしかったです。

昼から夜まで通しで営業していることも使い勝手が良さそうで高ポイント。
写真に撮ったレストランコーナーに加えておしゃれなバーサイドもあって、お客さんたちは思い思いに使い分けているようでした。

ウェイターさんたちも有能そうで、こちらが頼まないでもいろいろ持ってきてくれるのですがちょっとタイミングが悪いのはインドならではということで♡

例えばフライドポテトを半分食べ終えてからケチャップを持ってきてくれたり(頼んではいない)、
骨付きのお肉を普通のナイフで半分食べ終えてからお肉用のナイフを持ってきてくれたり(頼んではいないけれども最初にセッティングしてくれるともっと良かった)、
お肉を3/4食べ終えてから付け合わせのサワークリームを持ってきてくれたり(頼んではいない上につけてみたら全く合わない笑)。

でも頼んでいないのにいろいろしてくれるのは少なくともムンバイのウェイターさんたちのなかではかなりハイレベル。

ムンバイでは稀な、記念日レストランとしても使える素敵レベル。よかったです!






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2015年4月14日火曜日

粉もの強化月間 : ローカルパン屋さん City Bakery

現在コメ不足な我が家。
お米大好きな我々ですが、粉もの強化月間中です。

外国人御用達のThe Baker's Dozenのパンを薄切り冷凍してちびちびと食べているのですが、一方で「秘密のパン屋さん」のロールパンがふわふわで美味しく、さらに激安(5ルピー)であるのに気づいてからローカルパン屋さんも改めて見直そうとしています。

ということで今回はCity Bakeryへ。
ものすごく目立つ看板。

Worliというエリアにあるのですが、交通の要所、かつ、ものすごく目立つ場所に立っています。
今回はお友達に教えていただいた、パイ(お店の方によるとペイストリー生地)を購入しました。

1954年から続くベーカリーだそうで、現在もオーナーファミリーがお店に立って会計をしているところは南ムンバイの超どローカルパン屋さん、Yazdani Bakeryとよく似ています。
メニューの幅はとても広く、食パンなどの食事パン、ペイストリー、クッキーなどの焼き菓子、クリームのついたケーキ、サンドイッチなどなどなど。

前回は午後3時ごろ、この日は朝9時半ころに行ったのですが、どちらの時間帯も人がひっきりなしにやってきていました。食事パンをお持ち帰りする人、その場でPavという小さくてふわふわのパンで作ったおやつサンドイッチを食べる人など様々。

なんと朝5時から夜11時まで営業しているそうです…インドのパン屋さんてすごい。




店内の様子。かなりの大型店です。
ペイストリーの生地は500gで100ルピーとお高めなのですが、そのほかのパンは1つ5ルピー程度とやはり良心的なお値段です。

次回は表面がカリカリ、中がふわふわで、ハンバーガーのパンくらいのサイズで飛ぶように売れていたBrun Paoに挑戦したいな!

City Bakery(Zomatoにリンク)


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2015年4月13日月曜日

メイドさん探し

我が家のメイドさんは今月末で勤務を終えます。

時間構わず来るお届けものや手紙(再配達システムは崩壊)、しょっちゅう壊れる家の何かと英語が一言も通じない各種業者、そして窓を開けなくても大量に侵入してくるホコリ・虫・鳥の羽など、インドの家の家事負担は比較的大きめなのでメイドさんが居ないと私の家事能力では切り盛りする自信が持てません。

代わりのメイドさんを探してくれるとのことだったのですが、数日前におもむろに近寄ってきて(普段はあまり会話のない私たち)、代わりの人は見つからなかったので自分で探してください、と言われました。

これまでは人に紹介された方にお願いしてきたので探し方がわからない…(笑)
なんて恵まれたインドライフだったのでしょう。

ということで初めてのメイドさん探しを手探りで始めて見ました。まずは不動産屋さん、身近なお友達にどなたか仕事を探されている方がいたらうちのことを思い出していただけるようお願いし始めました。
(このブログをお読みのお友達がいらしたら、ぜひご紹介をお願いします!)

時間を守ってくれてものを盗らない人であれば多少スキルが無くても目をつむるスタンスなので、我が家の現メイドさんの仕事は不思議なことがいっぱい。
それも含めて楽しんでいるのですが、何だかこれから波乱の予感…。

またこちらで経過をご報告したいと思います。いい人が見つかりますように!

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2015年4月11日土曜日

ストライキ

お友達に誘ってもらい、久しぶりにいつものゴルフ場に打ちっ放しに行ったら、「キャディはいません。ご協力ください」の張り紙が。

暑~い日中、ほかには誰も人がいない時間だったので、キャディをおいていないのかなぁと思ったら、キャディさんたちのストライキだそう。
これまで150ルピーだったキャディフィーを200ルピーに上げるよう交渉しているそうです。

インフレ率を考えると何とも大胆な要求です。確か数年前は100ルピーがキャディフィーであったと聞いたことがあるような。これだけお給料上がったら人生楽しいだろうな。

ちなみにこちらのゴルフ場のキャディは、特にラインを読んだり距離を測ったりすることもなく単純にゴルフバッグをもって9ホール回ってくれるだけです。1時間半で200ルピーってかなり割のいいお仕事。

インドで初めて出会ったストライキは何とも素朴なものでした。

 4/10に始まったようで、ゴルフ場の人曰くいつ終わるかわからないとのこと。
次回ラウンドする時にどうなっているか、見に行くのが楽しみです。


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2015年4月10日金曜日

デリー勤務を命ず

最近出版された「デリー勤務を命ず 辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方」を読ませていただきました。
著者はインドでリサーチ会社を経営していらっしゃる方だそうです。

別に私自身には辞令も出ていないし、ビジネスもしていないし、デリーに住んでいるわけでもありませんが、それでも、共感できることも学びも多かったです。

大事なところは本書をお読みいただいたほうがよく分かると思うのですが、日々住宅などの欠陥、手抜き、雑な仕上がりに驚かされ、苛まれている身としては、インドのメンタリティを理解する上で重要だと著者が言われる「ジュガール」という考え方が興味深く感じました。

一言では言えないのですが、あるもので満足しよう、間に合わせようという考え方だそうです。よく解釈すれば限られた資源を多くの人々で分け合わなければいけないインドに不可欠の考え方ですが、悪いほうに働くと、その場凌ぎの仕事をしてしまう。
いつかはボロが出るのにどうしてその場凌ぎの仕事ができるのか、これまで不思議で仕方がなかったのですが、この国にとっては重要な考え方でもあるということを学びました。

「歩き方」と副題にあるようにさらさらーっと読める本書ですが、内容はインドの慣習やそれをさせるメンタリティなど深い洞察に満ちています。むやみにインド進出をすすめるわけでもないのですが優しく決断を促すスタンスでその距離感が読んでいて心地よかったです。

インド進出を考えるにあたって、インドで仕事をするにあたって、バックパッカー向けの本とは違った視点で(日本で流通しているインド本はバックパッカー旅行本がほとんどで来る前の情報収集に困りました…)読めるインド本だと思います。
読めて良かったです。

題名      デリー勤務を命ず   辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方
著者      繁田奈歩
出版社  日経BPコンサルティング
発行日  2015/3/16



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