2015年4月11日土曜日

ストライキ

お友達に誘ってもらい、久しぶりにいつものゴルフ場に打ちっ放しに行ったら、「キャディはいません。ご協力ください」の張り紙が。

暑~い日中、ほかには誰も人がいない時間だったので、キャディをおいていないのかなぁと思ったら、キャディさんたちのストライキだそう。
これまで150ルピーだったキャディフィーを200ルピーに上げるよう交渉しているそうです。

インフレ率を考えると何とも大胆な要求です。確か数年前は100ルピーがキャディフィーであったと聞いたことがあるような。これだけお給料上がったら人生楽しいだろうな。

ちなみにこちらのゴルフ場のキャディは、特にラインを読んだり距離を測ったりすることもなく単純にゴルフバッグをもって9ホール回ってくれるだけです。1時間半で200ルピーってかなり割のいいお仕事。

インドで初めて出会ったストライキは何とも素朴なものでした。

 4/10に始まったようで、ゴルフ場の人曰くいつ終わるかわからないとのこと。
次回ラウンドする時にどうなっているか、見に行くのが楽しみです。


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2015年4月10日金曜日

デリー勤務を命ず

最近出版された「デリー勤務を命ず 辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方」を読ませていただきました。
著者はインドでリサーチ会社を経営していらっしゃる方だそうです。

別に私自身には辞令も出ていないし、ビジネスもしていないし、デリーに住んでいるわけでもありませんが、それでも、共感できることも学びも多かったです。

大事なところは本書をお読みいただいたほうがよく分かると思うのですが、日々住宅などの欠陥、手抜き、雑な仕上がりに驚かされ、苛まれている身としては、インドのメンタリティを理解する上で重要だと著者が言われる「ジュガール」という考え方が興味深く感じました。

一言では言えないのですが、あるもので満足しよう、間に合わせようという考え方だそうです。よく解釈すれば限られた資源を多くの人々で分け合わなければいけないインドに不可欠の考え方ですが、悪いほうに働くと、その場凌ぎの仕事をしてしまう。
いつかはボロが出るのにどうしてその場凌ぎの仕事ができるのか、これまで不思議で仕方がなかったのですが、この国にとっては重要な考え方でもあるということを学びました。

「歩き方」と副題にあるようにさらさらーっと読める本書ですが、内容はインドの慣習やそれをさせるメンタリティなど深い洞察に満ちています。むやみにインド進出をすすめるわけでもないのですが優しく決断を促すスタンスでその距離感が読んでいて心地よかったです。

インド進出を考えるにあたって、インドで仕事をするにあたって、バックパッカー向けの本とは違った視点で(日本で流通しているインド本はバックパッカー旅行本がほとんどで来る前の情報収集に困りました…)読めるインド本だと思います。
読めて良かったです。

題名      デリー勤務を命ず   辞令が出たら読むビジネス版インドの歩き方
著者      繁田奈歩
出版社  日経BPコンサルティング
発行日  2015/3/16



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2015年4月9日木曜日

マンゴーシーズン到来


昨日記事にしたCafe Ridgeの隣の果物屋さん。走りのアルフォンソマンゴーが出ていました。

手前に積み重なった赤い段ボールがマンゴーです。
まだシーズンの始まりとあって箱でしか売ってくれず、1ダース1000ルピーでした。
去年は規制農薬の関係でヨーロッパ方面への輸出ができなかったためか、最盛期は1ダース300ルピーまで下がったけれど今年はどうかな?

町なかの空き店舗にマンゴー直売所が山ほどできるのもこの季節の風物詩です。

まだまだお高かったので今回はぶどうとパイナップルを買って退散。
美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますが、マンゴーは漆科の植物。
食べ過ぎるとかゆくなるので要注意です。



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2015年4月8日水曜日

お肉屋さんCafe Ridgeとインド材料の和風珍味

一時帰国や買い出しでインドを出ると鶏肉のことを考えただけでぞっとするようになってしまいましたが、インドにいると鶏肉でも買いに行こうかなーと思うのは不思議です。

今日はふと思いたって南ムンバイのお肉屋さん、Cafe Ridgeに行ってきました。Malabar Hill Clubの隣にある商店街(というほど立派なものでもありませんが)の一角にあります。最近南ムンバイのお友達の多くもBandraのJoseph'sにお肉をはるばる買いに行くそうで、カフェリッジトークができる人が少ないのがちょっと寂しい。

ジョセフと比べてどちらが良いということも私はなく、そのとき行く方角に便利なほうで買っています。

基本的に予約が必要なカフェリッジですが、ふらっと行ってもその場にあったら売ってくれるので、お客様の予定がないときは「今日は何が買えるかな~」というちょっとしたゲーム感覚で立ち寄っています。

今日も特に電話もせずに行って、骨付き鶏もも肉と砂肝、鶏レバーを買ってみました。
インドの砂肝と鶏レバーは美味しいとお友達に教わったので、早速試してみました。

骨付き鶏もも肉は骨ごと茹で鶏に。スープは昆布出汁と合わせてお鍋にしました。なんて贅沢なお出汁!
レバーは玉ねぎとしょうがで照り煮。まとめて作って小分け冷凍しました。
砂肝はお友達レシピで茹でて薄切り、大根おろしねぎごま油ポン酢(お箸がとまらない~☆)

レバー、砂肝は臭みも無く、柔らかくてとっても美味しかったです。値段が手頃なのも嬉しいポイント。貴重な情報を教えてくれたお友達に感謝です。

食べ過ぎは良くないけど、今後はコンフィとかアヒージョ、パテなんかにも挑戦してみたいです。フランスのカフェ飯の定番、砂肝のサラダもいいな〜。


Cafe Ridge
10, Ridge RoadMalabar Hill,Mumbai400006, Maharashtra
(22)23626576


美味しいおつまみがインド材料だけで作れて大満足!



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ここで生き抜く方法は大抵お友達に教えてもらってきたインド生活。
人の温かさが身に染みる今日この頃です。

2015年4月7日火曜日

インド・コンタクトレンズ事情

近視のためコンタクトレンズを利用しています。インド引っ越し当初、コンタクトレンズを大量に持ち込むべきかどうかかなり悩んでネットでの情報収集に時間を費やしました。

結局はっきりとしたことはわからず、とりあえず次の一時帰国までの必要な分を持ってきたのでした。

結論としてはムンバイの眼鏡店では日本と同じもの(私はJohnson & Johnsonのワンデーアキュビューモイストを使用しています)が手に入ります。同じメーカー、同じ商品名で、日本でもインドでもどちらもアイルランド製の全く同じ製品です。

度が強いので数値の大きいもの(9.0)を使っていますが問題無く手に入ります。

日本では1箱1500円程で購入していました。
ムンバイでは1箱1600ルピー(3200円ほど)で売ってくれます。


日本で購入すると使用期限が数年先、
ムンバイで購入すると使用期限が数か月先。

インドで輸入品を使うことの負担がはっきりと目に見えた瞬間でした。


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2015年4月6日月曜日

インド在住 おすすめ無印良品グッズ

2014年9月の報道によると無印良品がインド進出を計画しており2015年度中にもデリーかムンバイに店舗を出すとか。
無印がんばれ~。今でもインド外に出るとちょこちょこと無印グッズを買いそろえているので、出店を熱望します。身近に利害関係者はいませんが、無印良品出店応援!?(笑)のために、勝手にラブコール。インド在住者として買って本当に良かったと毎回思う無印グッズを3つほど紹介したいと思います。


① パスポートケース 
パスポートのほか搭乗券、鍵、カードなどのホルダーがあり、さらにファスナーのついた内ポケットがあります。外国人登録証がA4のコピー用紙で、飛行機の搭乗の際に提示を求められるので一緒に持ち歩く必要があります。ペラペラの紙を破かず無くさずパスポートと一緒に携帯するのに大変便利です。キーホルダーやペンホルダーがついているのも何気に◎。細かいところまで気が利いて、1年半ヘビーユーズしていますがどこもほつれてこない高品質の頼れるヤツです。仕様が変わったのか200円ほど値上がりしたようです。
画像は無印良品サイトよりお借りしました。

② たためる仕分けケース
不思議なことに何かと旅行も多い日々です。衣類をまとめるのはビニール袋で充分と思っていましたが、これを使い始めてから考えが変わりました。空気を抜いたりする手間も無く中身も半分だけ見えて形もしっかりとしているので、カバンの中がスッキリ収まります。ホテルに着いたらこのケースごとタンスに入れられて便利。これを使うようになってから荷造りが圧倒的に早くなった!私が買った数年前は5〜600円だったような記憶があるのですが、今回チェックしていたら素材が変わって1000円超えの高級品になってしまったようです(涙)。
こちらも無印良品サイトよりお借りしました。

③ インドの麻や綿のシャツ
 逆輸入になってしまうのですが…輸出クオリティのインド綿やインドリネンをしっかりとした縫製で日本人に合う色合いやデザインにしてくれるのでついつい買ってしまいます。値段もインドでシャツを買うのとあまり変わらない…。暑くて日差しの強いインドで涼しい7分袖や長袖をヘビーユーズしています。
(アイロンをメイドさんにお願いできるのも心強いポイント笑)


全て無理無く決断できる絶妙な値段であり、同じ品質、同じ値段のものはインドでは手に入らない。「低価格なら低品質、高価格でも高品質とは限らない」のがインドでのお買い物。これまで当たり前と思っていたことが実はものすごい努力の上に成り立っていたということを思い知らされています。

予定通りにいったら奇跡!?のインドですが、イギリス経験者も多いのでMUJIの知名度も富裕層を中心に比較的高いと言えるでしょう。高品質、他にはないデザインの文具は結構な人気商品のようで、無印良品のお店はまだないのに持っている方をたまに見かけます。

無印良品さま、ムンバイへの出店を心待ちにしています!!!


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2015年4月4日土曜日

やば!鍵が無い !

どろどろに疲れて帰宅したある日。玄関の鍵を開けて家に入って翌朝。

玄関の鍵が見当たらないことに気がつきました。

真っ青になってあちこち探し回っても見つからず、さらに探しても出てこない。
お酒を飲んでいたわけでもなく、自分の鍵を使って鍵を開けた記憶はあるので絶対に家のなかにはあるはず。なのに出てこない。

こういう日に限って車は使えなくて、もう一本の鍵を持っている夫は終日移動で捕まえられない。けれども私は音楽の授業があるので必ず外出しなければいけない。

仕方が無いから授業が終わる夕方から、夫の仕事が終わる10時くらいまで覚悟を決めて近所のモールで待っているしかないかと思ったそのとき。

(ムンバイなので気をつけていれば大丈夫だとは思いますが、夜9時をすぎてからのインド、ドライバーなしでの女性の一人歩きは覚悟がいるのです。日本では飲みに行って終電で帰宅なんて余裕だったのに。)

まさか鍵穴に刺しっぱなしなんてことないよね、と指摘され、まさかと思いながら念のため見に行ったら、ありました。玄関の鍵穴に。

やってしまいました。おでこの眼鏡を探し回るような痛恨のミス…。
こういうところは結構しっかりしている人間だと自分のことを思っていたので、過労?加齢?もしくは自己分析ミス?と結構落ち込んだのでした。

ところでこの日の朝、玄関ドアの汚れをたまたま目があったビルのメンテナンススタッフに綺麗にしてもらっていました。また、メイドさんも玄関から入ってもらいました。
鍵、取ろうと思えば取れるのに。市井の真面目に働く人々は結構正直なのです(※注)。


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(※注)悪い人も沢山いるので、特に観光地に行かれる方、油断は禁物です。残念ながら睡眠薬強盗も引き続き流行っているとのことですのでご注意ください。