日本の中華も日本人の味覚に合わせて本場とは違う味になっているそうですが、インドにおける中華料理も独特です。
彼らが言うところの「グレービー」をたっぷりとチャーハンや焼きそばにかけて食べるのです。結果的にいつもあんかけチャーハン、あんかけ焼きそば状態。
「グレービー」と言われるとローストビーフなどにかける肉汁を煮詰めたソースを想像するのですが別に肉汁が入っているわけでもなく、ただの片栗粉でとろみをつけたソースです。ベジタリアン料理でも「グレービー」。写真では一番下の茶色い液体のようなものがメインコースの鳥肉豆豉ソースです。具が見えないくらいのグレービー。
この出前レストランにおいてはグレービーがあるとメインコース、グレービーなしのドライ料理(写真だと右上の海老炒め)が前菜という扱いになるそうです。
写真はお友達にお勧めしてもらった中華の出前。お勧めコメントは「インド中華だからね。」
どういう意味かというと、どうしても作れないけど家族にご飯を食べさせなければいけない、インド料理の気分でもないし、かといってお腹は壊したくないし2時間待つのはしんどいわ、と言うときのお助けレストランという意味です。美味しくないけどお腹は壊さない、比較的早く持ってきてくれる、英語が通じる、謎のインド料理風にしない(既にインド中華だけど)、ここまでのレベルなら許容しなければというこの感覚、数週間インドで過ごされるとわかっていただけると思うのですが、表現が難しい…
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