2015年4月8日水曜日

お肉屋さんCafe Ridgeとインド材料の和風珍味

一時帰国や買い出しでインドを出ると鶏肉のことを考えただけでぞっとするようになってしまいましたが、インドにいると鶏肉でも買いに行こうかなーと思うのは不思議です。

今日はふと思いたって南ムンバイのお肉屋さん、Cafe Ridgeに行ってきました。Malabar Hill Clubの隣にある商店街(というほど立派なものでもありませんが)の一角にあります。最近南ムンバイのお友達の多くもBandraのJoseph'sにお肉をはるばる買いに行くそうで、カフェリッジトークができる人が少ないのがちょっと寂しい。

ジョセフと比べてどちらが良いということも私はなく、そのとき行く方角に便利なほうで買っています。

基本的に予約が必要なカフェリッジですが、ふらっと行ってもその場にあったら売ってくれるので、お客様の予定がないときは「今日は何が買えるかな~」というちょっとしたゲーム感覚で立ち寄っています。

今日も特に電話もせずに行って、骨付き鶏もも肉と砂肝、鶏レバーを買ってみました。
インドの砂肝と鶏レバーは美味しいとお友達に教わったので、早速試してみました。

骨付き鶏もも肉は骨ごと茹で鶏に。スープは昆布出汁と合わせてお鍋にしました。なんて贅沢なお出汁!
レバーは玉ねぎとしょうがで照り煮。まとめて作って小分け冷凍しました。
砂肝はお友達レシピで茹でて薄切り、大根おろしねぎごま油ポン酢(お箸がとまらない~☆)

レバー、砂肝は臭みも無く、柔らかくてとっても美味しかったです。値段が手頃なのも嬉しいポイント。貴重な情報を教えてくれたお友達に感謝です。

食べ過ぎは良くないけど、今後はコンフィとかアヒージョ、パテなんかにも挑戦してみたいです。フランスのカフェ飯の定番、砂肝のサラダもいいな〜。


Cafe Ridge
10, Ridge RoadMalabar Hill,Mumbai400006, Maharashtra
(22)23626576


美味しいおつまみがインド材料だけで作れて大満足!



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ここで生き抜く方法は大抵お友達に教えてもらってきたインド生活。
人の温かさが身に染みる今日この頃です。

2015年4月7日火曜日

インド・コンタクトレンズ事情

近視のためコンタクトレンズを利用しています。インド引っ越し当初、コンタクトレンズを大量に持ち込むべきかどうかかなり悩んでネットでの情報収集に時間を費やしました。

結局はっきりとしたことはわからず、とりあえず次の一時帰国までの必要な分を持ってきたのでした。

結論としてはムンバイの眼鏡店では日本と同じもの(私はJohnson & Johnsonのワンデーアキュビューモイストを使用しています)が手に入ります。同じメーカー、同じ商品名で、日本でもインドでもどちらもアイルランド製の全く同じ製品です。

度が強いので数値の大きいもの(9.0)を使っていますが問題無く手に入ります。

日本では1箱1500円程で購入していました。
ムンバイでは1箱1600ルピー(3200円ほど)で売ってくれます。


日本で購入すると使用期限が数年先、
ムンバイで購入すると使用期限が数か月先。

インドで輸入品を使うことの負担がはっきりと目に見えた瞬間でした。


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2015年4月6日月曜日

インド在住 おすすめ無印良品グッズ

2014年9月の報道によると無印良品がインド進出を計画しており2015年度中にもデリーかムンバイに店舗を出すとか。
無印がんばれ~。今でもインド外に出るとちょこちょこと無印グッズを買いそろえているので、出店を熱望します。身近に利害関係者はいませんが、無印良品出店応援!?(笑)のために、勝手にラブコール。インド在住者として買って本当に良かったと毎回思う無印グッズを3つほど紹介したいと思います。


① パスポートケース 
パスポートのほか搭乗券、鍵、カードなどのホルダーがあり、さらにファスナーのついた内ポケットがあります。外国人登録証がA4のコピー用紙で、飛行機の搭乗の際に提示を求められるので一緒に持ち歩く必要があります。ペラペラの紙を破かず無くさずパスポートと一緒に携帯するのに大変便利です。キーホルダーやペンホルダーがついているのも何気に◎。細かいところまで気が利いて、1年半ヘビーユーズしていますがどこもほつれてこない高品質の頼れるヤツです。仕様が変わったのか200円ほど値上がりしたようです。
画像は無印良品サイトよりお借りしました。

② たためる仕分けケース
不思議なことに何かと旅行も多い日々です。衣類をまとめるのはビニール袋で充分と思っていましたが、これを使い始めてから考えが変わりました。空気を抜いたりする手間も無く中身も半分だけ見えて形もしっかりとしているので、カバンの中がスッキリ収まります。ホテルに着いたらこのケースごとタンスに入れられて便利。これを使うようになってから荷造りが圧倒的に早くなった!私が買った数年前は5〜600円だったような記憶があるのですが、今回チェックしていたら素材が変わって1000円超えの高級品になってしまったようです(涙)。
こちらも無印良品サイトよりお借りしました。

③ インドの麻や綿のシャツ
 逆輸入になってしまうのですが…輸出クオリティのインド綿やインドリネンをしっかりとした縫製で日本人に合う色合いやデザインにしてくれるのでついつい買ってしまいます。値段もインドでシャツを買うのとあまり変わらない…。暑くて日差しの強いインドで涼しい7分袖や長袖をヘビーユーズしています。
(アイロンをメイドさんにお願いできるのも心強いポイント笑)


全て無理無く決断できる絶妙な値段であり、同じ品質、同じ値段のものはインドでは手に入らない。「低価格なら低品質、高価格でも高品質とは限らない」のがインドでのお買い物。これまで当たり前と思っていたことが実はものすごい努力の上に成り立っていたということを思い知らされています。

予定通りにいったら奇跡!?のインドですが、イギリス経験者も多いのでMUJIの知名度も富裕層を中心に比較的高いと言えるでしょう。高品質、他にはないデザインの文具は結構な人気商品のようで、無印良品のお店はまだないのに持っている方をたまに見かけます。

無印良品さま、ムンバイへの出店を心待ちにしています!!!


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2015年4月4日土曜日

やば!鍵が無い !

どろどろに疲れて帰宅したある日。玄関の鍵を開けて家に入って翌朝。

玄関の鍵が見当たらないことに気がつきました。

真っ青になってあちこち探し回っても見つからず、さらに探しても出てこない。
お酒を飲んでいたわけでもなく、自分の鍵を使って鍵を開けた記憶はあるので絶対に家のなかにはあるはず。なのに出てこない。

こういう日に限って車は使えなくて、もう一本の鍵を持っている夫は終日移動で捕まえられない。けれども私は音楽の授業があるので必ず外出しなければいけない。

仕方が無いから授業が終わる夕方から、夫の仕事が終わる10時くらいまで覚悟を決めて近所のモールで待っているしかないかと思ったそのとき。

(ムンバイなので気をつけていれば大丈夫だとは思いますが、夜9時をすぎてからのインド、ドライバーなしでの女性の一人歩きは覚悟がいるのです。日本では飲みに行って終電で帰宅なんて余裕だったのに。)

まさか鍵穴に刺しっぱなしなんてことないよね、と指摘され、まさかと思いながら念のため見に行ったら、ありました。玄関の鍵穴に。

やってしまいました。おでこの眼鏡を探し回るような痛恨のミス…。
こういうところは結構しっかりしている人間だと自分のことを思っていたので、過労?加齢?もしくは自己分析ミス?と結構落ち込んだのでした。

ところでこの日の朝、玄関ドアの汚れをたまたま目があったビルのメンテナンススタッフに綺麗にしてもらっていました。また、メイドさんも玄関から入ってもらいました。
鍵、取ろうと思えば取れるのに。市井の真面目に働く人々は結構正直なのです(※注)。


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(※注)悪い人も沢山いるので、特に観光地に行かれる方、油断は禁物です。残念ながら睡眠薬強盗も引き続き流行っているとのことですのでご注意ください。

2015年4月3日金曜日

テッパンお出かけスポットCafe Zoeと最近のちょっとした悩み

朝から夜遅くまでやっていて、それなりに清潔で、メニューに辛くないものがあって、お手洗いにトイレットペーパーがあるところ。

ムンバイで探すのは簡単ではありません。

Cafe Zoeはその条件を満たす貴重なお店。

朝食時間からランチ、ディナーまで通しで営業。夜はライブも行われたりします。
ノンベジメニューもあり、お酒も出る。
女性同士のお茶会、ランチ会にも、夜の飲み会にも使える我が家近辺の定番アドレスです。
こういう何かと安心なお店は我が家から30分圏内にここだけなので、お友達との遭遇率も高い。予定してなかったのにバタッと会えるのってなんだか嬉しいですよね。


こういったお店、不思議なことに我が家近辺は工場跡地にできることが多く、表通りからは絶対にわからないところに入っています。別にテーマパーク化された工場跡地でもなく、周りは普通にオフィスとかショウルームとかがあるところ。誰かに紹介されないと行けない場所で、やはり私も最初はお友達に連れてきてもらいました。



最近隣にクッキー屋さんSweetish House Mafiaがオープンしました。1枚60Rsと高価ですが、アメリカンスタイルの重量感のあるクッキーが買えます。

Cafe Zoe

Sweetish House Mafia


定番店、誰と行ってもまぁ安心なのでとってもお世話になっているのですが、一方でここしかないので訪問頻度も上がってしまいます。
ということで新しくオープンしたお店や非定番店に行くことにも積極的です。当たりもあれば、外れもあり。ところが、これまで一緒に色々な新店開拓仲間が次々とムンバイを去ってしまっているのでさみしい限り。

高い割にまずかったり、無意味に辛かったり油っぽすぎたり、水回りが心もとなかったりと色々な落とし穴があるインドの外食。そういうのが嫌いな方を無理矢理巻き込むわけには行かないのが悩ましいところです。
新しいお店に果敢にチャレンジしてくれる心優しいお友達をいつも募集中です。
(ちなみに私は新店開拓でお腹を壊したことは一度もありません☆)

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2015年4月2日木曜日

街頭インタビューを受ける : インドのスシ

ある日お友達と南ムンバイの有名なCD/DVD屋さんRythm Houseから出てきたらいきなり街頭インタビューを受けました。

Sushi&More(テイクアウト寿司大手。あんまり日本人には合わない)のかっぱ巻もどきを差し出され、一つ食べて感想を言ってくれ、とのこと。

そもそもSushi&Moreのお寿司があまり得意では無い上に誰かが既に使って持ち手までべったりとお醤油のついた割り箸ごと差し出され、さすがに食べられませんでした。

食べなくても良いからインドの寿司文化についてなにかコメントが欲しいとのこと。嫌な素振りを見せたってもちろんお構い無しのインド人インタビュアーたち、グイグイ迫ってこられてお迎えが来るまで捕まってしまいました。

世界の食のトレンドに漏れずインド富裕層の間でも一応お寿司は流行っています。インド人のホームパーティーに行くと前菜として巻き寿司が出てきたりすることもあるくらい。和食大好き、外食のオプションとして日本食は有力とおっしゃるインド人はもっと多い。富裕層に限っていうとほとんどの人が私が日本人だと知ると「私スシ大好き」と言ってくれるのです。

ただやはりここはインド。材料の入手がまず大変な困難を伴う上に、個人の食の制限も色々で、なかなか日本と全く同じようにはいきません。まずお米が違う、お酢が違う、水が違う、インドで売っている海苔は輸入もののため異常に高価(輸入品は関税のためかぎょっとするほど高いのです。米酢が約5000円で売られているのを見たこともあります…)で粗悪なものばかり、そもそもインド人(に限らず海藻を常食しない人種はそうかもしれませんが)はあまり黒い海苔が好きでは無く裏巻きが主流。

もちろん生で食べられるお魚の入手は非常に困難です。ほぼ不可能。輸入の刺身類がわずかにありますが異常なまでに高価でサラリーマンには手が届きません。さらに管理する側の意識の低さから解凍と再冷凍を繰り返されている可能性が高い。もっと言うとスシシェフのなかには日本流の「寿司」を食べたことのない人も数多くいます。

「和食を出す」というレストランは極めてわずかな例外を除いて大概高級アジアンフュージョンレストランなのですが、そういうところに行くと、巻き寿司が大抵主流です。しかもメニューは聞いただけでは内容の想像できない「スパイシードラゴンロール」的なものが並んでいるのです。

「材料の入手が困難な中で大変努力されていると思います、味覚の好みも違います、日本では寿司職人が一人前になるのに10年かかります、インドのスシの今後に期待します」などと辛口コメントを残し、食い下がるインタビュアーにさようならをしてきたわけですが、考えてみれば貴重な機会でありました。

どこで放送されるのかは知りませんが、日本人としてインド人がインド流にスシを解釈して受け入れてくれることに感謝します、くらい言っておけば良かったな…。すこし後悔の残る突撃インタビュー体験でした。


今日はマハーヴィール ジャヤンティで祝日ですね。ジャイナ教の聖人のお誕生日という祝日だそうです。明日の聖金曜日と合わせて4連休という方も多いことでしょう。どうぞ良い連休をお過ごしください。


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スパイシー=唐辛子(+マヨ)
ドラゴン=海老フライ
がムンバイ近辺?のスシ用語のようです。

2015年4月1日水曜日

ダージリンへの旅 ホテル

ダージリンへの旅、最後は今回宿泊したホテルについて。

今回はエクスペディア経由でMayfairというホテルに宿泊しました。

高原リゾートをイメージしているのでしょう。1900年代初頭の優雅な建物を利用して作られたホテルなのですが、お庭の随所にリアルでカラフルなニワトリやカエル、小人などのお人形が…。写真に撮っておけばよかったかな。あまり見たくなくて隠すようにして写真を撮ってしまいました。

料金は夕食、朝食込で、夜はのんびりできてこれはこれでよかったです。外部サイトのほうがHPより安いかも。お料理はインド料理が中心で、毎日2-3種類ずつ中華料理がありました。インド料理、優しい味で美味しかったです。

暖かいシャワーが使える(お湯タンクの容量の関係で湯船に浸かるほどにはお湯は出ません)こと、清潔なシーツの下で眠れることがありがたかったです。ホテルスタッフのホスピタリティも十分感じることができました。

良くなかったのは、あえていえば部屋が少々狭かった(HPでは40平方フィートと記載がありますがそれよりは狭かったかなー。セミダブルのベッドを一台置いたらいっぱい、というサイズでした。)ことと、泊まった建物が1900年代初頭の木造建築だったので隣や上の部屋の足音が響くことでしょうか。早朝アクティビティがあるので朝4時に出かける人の足音で起きたのはちょっと辛かったかな。

まぁインドらしい色々な細かい引っかかりポイントに目をつむることができれば(私はもはや余り気になりません。なので見落としていることもあるかも笑)楽しく過ごせたホテルでした。町の中心へは徒歩5分ほどでした。


今回のホテル編でダージリンへの旅はおしまいです。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

上手く隠しましたがリアルで色鮮やかな鶏や蛙の置物がわんさか。

コロニアル調の素敵なロビー棟

ウェルカムティ。テーブルのお花はツツジのような花でした。

夜景です。意外と綺麗。




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